壊れる前の南阿蘇この山並みの向こう
が西原、益城と続く。
やっと南阿蘇に帰ってくることができました。
どんなに傷ついていてもやっぱり住んでいる村が一番。
人間ってこれほど弱い存在だということを考えさせられたことはない。
自然と人間との関係性。そして病を得て苦しんでいる自分の姿に生物としての存在の儚さを痛感させられる。
科学的先進的医療を売りにする大学病院から一歩帰宅への道を辿っている時、不安だった痛みの急襲はなかった!!
何だろう?病院を一歩外に出て家に近づいてくるにしたがって体が元気になっていく。
景色、空気、匂い・・・体が不思議に反応する。意識の外側のことだ。
いっぱい励ましを受けた。震災と病気、近代科学の医療に支えられながらやはり「病は気から」、素朴な情に励まさ
れエネルギーを得る。
病室で隣り合わせた人と抱き合わんばかりに硬い握手をして別れてきた。同病相憐れむ。
気持ちで負けたらだめだ。明日に希望をもって、生き続けていく。また新たな治療法が始まった。
阿蘇の地形が自然の力(自己修復力)によって少しずつ少しずつ元に戻っていく。
私も併せて体の回復を目指して頑張っていく。決して希望を捨てないぞ!!
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