おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

インフル休園!

2009年11月30日 08時15分08秒 | 日記
先週25日(水)から、勤務する幼稚園ではインフルエンザの感染者が爆発的に増えてしまい、園全体を閉鎖する事態になった。これまで3名の感染者がいたのだが、散発的であった。他所の休校、学級閉鎖の情報を耳にしながらも、無事に園の運営を続けてきたのだが連休明け(どこかで感染したのだろう)感染者がどっと出た。計8名。2学級(年中・年長)の閉鎖をすることになったので、感染拡大を予防するために園を閉鎖休園することにした。4日間、自宅待機になったので、外出することなく自宅にいた。
長い教師生活でこんな事態になったことはない様に思う。旧来型のインフルの時だって、学級閉鎖したことは稀少。学校閉鎖なんてなかった。感染の強さを示しているのだろうあっという間に、この事態だ。はじめ物々しい格好をした検疫官が空港を跋扈していたことを懐かしく思う。マスクとか、うがい、手洗いの習慣付けになったのは残した数少ないプラス遺産。「感染差別』で嫌な目にあった人も随分多いと思う。基礎疾患を持っているために、すでに予防注射を終えているけど、これから2次3次と続いていくのではないかと不安になる。
世の中が、健康志向で環境保全に国が全力を上げ、防疫の徹底、清潔を重んじ、どこに行っても無菌室にいるでようで、昔はもっと汚かったけどあんまりこんな感染症で学校が閉鎖されるなんていうことは聞いたことなかった。但し、ヨーロッパのぺスト、スペイン風邪の流行なんてアンビリーバブルな流行もあった。スペイン風邪(鳥インフルエンザではと考えられている)では世界人口12億人のうち半数の6億人が感染し、世界全体で4000~5000万人!!という使者が出たといわれる。その時、日本で39万人が死んでいるので、現在の医学、保健制度の発達、健康思想の普及等、バンデミックとはいえ、スペイン風邪に比べるとまだスケールは小さい。
さて、今日子ども達の状況はどうだろうか?2回目の閉鎖を避けたいと思うけど、地域社会との関連があるので、なんとも言えない。今日は久しぶりに子ども達といっぱい遊びたいものだ。

家庭菜園=園芸って難しいなあ

2009年11月24日 08時56分45秒 | 日記
去年から畑を借りて野菜作りをしている。街中より標高が高い分、気温が低い。今朝しっかり霜が降りていた。250坪ほどの土地だが、夏は雑草との戦いで毎日が明け暮れる。冬は幸い、草が生えないのでその分手間が省けるのだが、寒さで成長がゆっくりなので、畑仕事があまりない。現在、畑の舞台でスポットを浴びているのは、白菜、大根2種類、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、里芋、秋ジャガ、春菊、レタス、ニンジン、にんにく、玉葱、ホウレンソウ。
問題は、白菜と大根だ。白菜はよく生長しているのだが、よく鍋をするので早目ではあるが採り入れると白菜の芯の部分が一部黒くなっているのだ。これを取り除いて食べているのだが、鄙の里に訪ねてくれる客やご近所さんに差し上げるのにどうも気が引けるのだ。無農薬なので、虫食いなのか、病気にかかったか、インフルエンザでもあるまいに・・・それと大根、以前ブログの写真に掲載したことあるけれど、大根の先っちょが二股、三股に分かれ、まるで人間の足みたいに見えるものもある。
原因をいろんな人に聞いているけど、伸びていく際に石に当たって成長が阻害されて、曲がってしまった、肥料不足、病気・・・
誰か詳しい方教えて下さい。

忍び寄るインフルの足音

2009年11月20日 08時28分59秒 | 日記
わが幼稚園にも新型インフルエンザ感染者が相次いで出てきた。年中と年長組に一人ずつ、計2名の感染で登園停止。兄弟姉妹の感染1名、本人の発熱1名。職員の子どもや孫にも感染が出ているので、学級閉鎖、園全体の休園措置も近いのではないかと案じている。
昨日は私も新型インフルの予防注射を受けた。かかりつけの病院が基礎疾患があるということで,優先的に措置してくれたのだろう。狭心症、通風など『物持ち』なので,こんな時は選ばれたものというエリート意識で胸を張っている・・・?
注射を打って帰って、酒も飲まずに食事して就寝。7時過ぎには眠っていた。3時半一度目が覚めたので、起きて本を読んだが30分ほどして寒くなったので、また床に入って眠った。昨晩は10時間の睡眠、よく眠れるもんだ!

真夜中、乃南アサの『夜離れ(YOGARE)』を読んだ。短編集だが、うまく女の性(さが)を描いていて、「ふーんそんなものかー{/m_0049/」と思った。帯にこんな表現がある。
追えば逃げる。待てば忘れられる。だからなおさら、花散るまえに、あなたの視線に溺れたい・・・・・・(・が6つ!!)
「髪」という作品と最後の「夜離れ」が特に印象的だった。髪はくせ毛でコンプレックスを持っている女がストレートパーマを掛けて革命的な変身を遂げて、周囲からちやほやされて有頂天になっていく。ところが職場で目立たないおとなしい同僚がストパを掛けて同じく変身する。今まで自分に集まっていた男達の視線がいつの間にかその女に奪われているのを気づく。インフェリオリティーコンプレックスから逆にお姫様気分に浸っていたその時、世界が一変する。有頂天から奈落へ。
「夜離れ」は「よがれ」と読むということを知っただけでも収穫だった。女子大生が就職難の時代、ちょっとの間冒険心もあって夜の世界に入っていく。そして次第にその異次元の「世界」に身も心も染まっていく。男に騙され、ふと自分の「過ち」に気づいた女、姿かたちを素人娘に戻り、昼の世界にカムバック。ところが、再び夜の世界に舞い戻っていく。
女は普通の生活を夢見ていた。平凡な営業マンの男と同棲を始める。しかし待ちに待ったプロポーズは1年も過ぎてもなくて、その挙句、男は女を裏切り、事もあろうに「銀座の夜の女」と結婚するという。夜の蝶としての華麗な生活を捨て、平凡な女を演じ、結婚を夢見たが捨てたはずのその世界の女に男を奪われていくという逆転のストーリー。
何がその女の本質=性根なのか、女って本質的にこんな部分をどこかに持っているのだろうか。そうなるとこの女、この後、どんな人生が始まっていくのだろう。
乃南は49歳という。早稲田の社会学部を中退しているという。若い年齢を想像していたが、49なら長編でその後の女の展開を読みたいと思う。

誰か腕のいい眼科医知らない?!!

2009年11月19日 13時39分05秒 | 日記
月1の定期診察を受けてきた。去年の4月、防腐剤塗料で中毒にかかり、「急性氾発性膿胞性中毒疹」という皮膚病急性疾患で大学病院に緊急入院した。名前を聞くと「何だこりゃ!」と思われるようなへんてこな病名だが、全身の発疹、高熱、頭痛、充血・・・。熱が40度を超え、5日間は高熱にうなされた。赤く腫れ上がった全身の皮膚は暫くするとゴム手袋を脱ぐように剥けていった。

熱も治まって11日で退院したが、後遺症として左目にぶどう膜炎という厄介な炎症が残ってしまった。もう1年になる。症状は左が霞むこと。眼球の中にある炎症の所為で常に霧がかかって見える。左では視力が取れない。治療はステロイド点眼しかなく、これも消極的な療法で直すのではなく、悪くならないようにと今日言われてしまった。素人考えだが、単純な炎症をどうして取り除くことができないのか、近代医学が発達しているとはよく聞くが、この分野研究が随分遅れているのではないか!!ステロイドを毎日4回点眼していることが原因で副作用として白内障が発症しているとのこと。白内障の治療として手術すればぶどう膜炎の炎症が悪化するからできないという。

これで医科学といえるのか!!!どこかに眼科の名医がいて、ぶどう膜炎を治してくれる医者はいないのか?目が片方しか見えないと前後の距離感がつかめず、不便でしょうがない。

ICHIHASIの屈折

2009年11月18日 08時43分14秒 | 日記
派手な逮捕劇で拘留されているあの整形男が獄中で拒食・黙秘を続けている。1週間絶食というのは非日常空間に置かれているとはいえ凄い意思を感じる。
私の体を思うと、1週間絶食したら恐らく7,8キロ体重が減るだろう。そしたら、西田敏行から唐沢寿明に変身するのだが・・・なんて密かに思っている。
最新の情報では栄養剤の注射をされたというが、点滴だろうかー?これは不可解。抗議の意味の食事拒絶であれば、点滴を受けることも拒否するところだろうにー、注射なら甘んじて受けるのか、経口摂取と栄養剤の注射とどう違うのだろう。自殺願望なのか、だったら捕まるまでの見苦しい悪足掻きする訳ないと思うのだが・・・殺されたリンゼイさんのこと考えてみろ、畜生にも悖る奴め。世の中舐めんなよ!!
両親医者の家庭に生まれ育った、男の過去(生育歴)に何があるのか、或いはないのか。その後の人生で(千葉大学園芸学部での生活含め)深層心理に何が刻み込まれたのかー。親との接触を拒絶しているとのこと。家庭になにかが潜んでいることは想像できる。
野沢尚の小説を2作同時に読み上げた。『深紅』(講談社)、『眠れぬ夜を抱いて』(幻冬舎)。野沢は脚本家で小説も書いているらしい。文体が会話が多く、歯切れ良くて小気味いい。プロットが奇想天外で、読んでいて少年時代の読書の如くワクワクする。2作ともドラマ化されているのもよくわかる。「暇つぶし」には最高。『深紅』を読んでいて、どこか似ているぞと思ったら、2000年12月31日に世田谷で一家4人の惨殺事件が起きていたのを思い出した。ICHIHASIは逮捕されたが、この事件は解決されていない。ほとんど報道もされなくなった。人を4人も殺しているのにのうのうと逃げ続け、生き延びているのだ。島根のバラバラ殺人事件もそうだが犯罪でも強盗・死体解体・放火殺人という極悪非道な悪行を犯して、平気で市民生活を送っている者がいるような世の中、どこか狂っている。