おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

連城三紀彦って誕生日が同じで一つ違いだって・・・

2012年08月31日 06時53分49秒 | 日記
読書量が少し落ちている。

ひとつの原因は夏場で風呂を沸かして入らなくなったこと。

シャワーで通している。だから湯に浸かってゆっくり本を読む時間がなくなっている。

今「夏休みの自由課題」で選んだ研究論文「天宮祝(てんぎゅうのはふり)と補陀楽浄土、そして現代」が提出直前で、字数合わせ(50枚)校正中。

これに時間を使った。地元の教委から「村史」、隣接の町の「町史」、関係論文集など何度も足を運んで頭を下げて借り出し、ノートを取りながら読んでいった。なにしろちゃんとした公営図書館がないのだから、無理を言って頼むしかない。

毎日見ている阿蘇五岳。この山には修験道の行場があった。山上に彼らが住んでいた坊庵があった。そしてそれらは明治維新で消えた

素朴な山岳宗教が政治の荒波に揉まれ、弾圧されついには山上から麓(黒川)に移され、そこも近代の夜明けと共に消えていった。

日本の近代は明と暗の両側面から見ないと本質を見逃すことになる。

宗教政策では神道国教化のためにそれ以外の宗教については弾圧している。神仏分離も廃仏毀釈も修験道にとっては行く手を阻まれ、まさに禁教令も同じだった。そして神道でさえ天皇制と結びつけた国家神道に変質させ、戦争へと突っ走ってしまったのだ。

秘密のベールに包まれ神秘の装いで見えにくい修験道を知るために、この春から英彦山にも登ったし、麓坊中で唯一残った坊=寺である天台宗西巌殿寺にも何度も足を運んだ。そして修行の一端を知るために「火渡り」の行と「湯立て」の行にも参加した。

書いた内容はいずれー

さて、最近読んだ本で面白かったのは、連城三紀彦の「飾り火」が良かった。この手の作品はあまり好きではなかったけれど、読み始めると段々体が金縛りにあったみたいに抜け出られなくなった。時々、女の恐さに「ぞーっ」と鳥肌立つ感じがあった。浮気とそこから生まれる夫婦の相克と家族の絆。抜け道のない絶望の中から小さな小さな「光」を求めてそれぞれ別の道を選んで旅立っていく。これが希望といえるのかどうか分からないがー。

この人の作品って始めて読んだと思う。何しろすぐ忘れるようになってしまった・・・

プロフィールを読むと1949年1月11日生まれという。誕生日が一緒で一つ上の作家。やっぱ直木賞作家だそうだ。実に細かい男女の心理描写に長けている。

男女の恋愛をテーマにしているのだが、ストーリーにはサスペンス性があって、思わぬ「裏」が潜んでいた。

現在は村上春樹の「羊をめぐる冒険(上・下)」と再読で阿満利麿の「日本人はなぜ無宗教なのか」を読んでいる。




歌って何?

2012年08月30日 07時34分55秒 | 日記
こっそり歌の大会に申し込んでいた。

今までとは違って、これは範囲が九州全域を対象にしているので規模が大きいし、レベルも当然高い。

テープを送ってまずは一次審査、これで応募者を50人に絞り込んで準決勝、そして決勝大会へと進んでいく。

もうひと月ほど前にテープに歌を吹き込んで送ったのだが、その返事が来ない。テープといっても今ではCDとかDVDとかもう違う世界に進んでしまっている。私の「テープ」はあくまでカセットテープ

ところが、そのカセットテープもう売っていないのだ。探して探して探し回った挙句やっとある量販店で見つけた。

それにカラオケを使い、吹き込んだものを送っていた。

昨日、その返事=結果が来た。2次予選進出だという。応募者は400人だったという。プロの審査員4人の感想がそれぞれ書き込まれている。

手放しで褒めてくれているものが二人。あと二人は歌の中での細かい指導が入っている。歌の出だしが四分音符になっていないので、よく楽譜を見るようにーすなわち、歌の楽譜に忠実にという指摘。

私は楽譜は見ない。手元に楽譜はないし、原曲に捉われたくない。自分の感性で歌を作っていきたいと思っている。

しかし、こういう歌謡選手権大会では楽譜に忠実でなければならないのが鉄則なのだろう。

よく考えてみると、確かに作曲者からすると勝手に作り変えて歌うことに対しては感情を悪くするだろう。

ものまねではいけないという意識が強すぎた。しかし、譜面に忠実でも自分の歌を追求することはできるのだと反省した。

さてさて、楽譜はどうして手に入れることができるだろう・・・

吉幾三「酔歌」の楽譜探さなくちゃあ

村の秋祭りにも出場させてもらうことにしたのだが、「あんたも好きね」って言う大合唱が聞こえてきそう

痩せるなら食わなけりゃいいんだ

2012年08月29日 06時58分43秒 | 日記
いよいよダイエットすると公言したけれど、しんどい

昨日も学童の仕事に出る前に朝から村のプールで一泳ぎー

前にも書いたけど、村のプール利用は村内居住であればただ

そして利用者が少ないのだ。いいことか悪いことか分からないけど、利用する分にゃあ人が少ない方がいい。街でも市営のプール使っていたけど、1コースに何人も入って同時に泳ぐと混雑して(それぞれスピードが違うので調子狂う)いけない

昨日なんて誰もいない監視員がいるだけで、プールの中誰も泳いでいない・・・

コースロープを引いた4、5、6コースが長く泳ぐ人・歩く人用なので、いつもの4コースを独占

今夏一番最初に泳いだ時には、体が慣れてなくて700mで止めたけれど、2度目からは1000~1200mと距離を延ばしている。

この前、NHKに出ていた寺川綾が喋っていたけど、いつも練習で泳ぐ距離は4万5000mびっくりだ

裸になると腹が出ているので格好が悪いし、心臓にはフランドールテープという心臓の血流を促す薄い絆創膏みたいなものを貼っているので人が多いと恥ずかしいけれど、なにしろ誰もいない独壇場。フリチンでもいいかも・・・

泳ぐ時には先ず500mを連続する。25mだから10往復。昨日は調子良かったので600mを連続で泳いだ。

困るのは「はて?今何メートル目だっけ???」と数えていたはずなのに分からなくなること。ボケの症候かしらん

だから余分に1往復することになる。

この後ウォーキングを200m。一休みして、300mを2本。

最後にクールダウンのために100mを歩く。

約50分の運動だが、体はがっくり

学童の仕事が12時45分に入らねばならないので、家に帰って飯を食う時間がない。妻に作ってもらった弁当をプールの駐車場で食べるのだ。弁当にはケチャップソースたっぷりのオムライスと自分で作った野菜のサラダ。これがまた美味い

泳がない時には、50~60分のウォーキングプラスジョッグを入れているので、かなり運動量になっている。

期待して昨日体重計に乗った。ところが・・・   ・・・・・・だめ!!font>
1kg174cmの身長にこの体重だ。身長も本当は年のせいでちじんでいるのだが、往年の身長を今も譲らない

仕事終えて帰ると腹がグーグー 鳴っている。つい冷蔵庫を漁ってしまう。

夕食では缶ビール1本時2本、それから焼酎お湯割りを2杯。米飯は食べないのだが、つまみがないと飲めない派だからよく食べる。

食べる量さえ抑えることができるなら、体重は半分くらいに減るのだろうが

でもどうせいつか「その日」がやって来る時、体は衰弱して食を受け付けなくなるし、飲めなくなるのだし、飲みたい食べたいって健康のシルシじゃねえ


ガハッハッ・・・


ヒデキを応援する!

2012年08月27日 06時53分27秒 | 日記
今年は長い時間24時間テレビを見た。

二宮のドラマももっとも華やかな青年期に事故で下半身不随になってしまう先年の苦悩を、それはいわば古典的な題材でもあるのだが、今風に仕立てて二宮に主役を演じさせた。「車イスで僕は空を飛ぶ」という題名だった。

このドラマには上戸綾、薬師丸ひろ子、福君が出ていて、皆好演した。病院で出会った福君は死病をもっている。いよいよ式が近付いて、彼は死に場所を我が家に求めて帰っていく。寂しげに車に乗り込んで去っていく福君、それを柱の影からじっと見つめているニーノ。>何故か二宮は無言の寂しげな表情がよく合う


演出でリアリティーを追求するのなら、テーマの「空に飛ぶ」場面。車イスで断崖絶壁に進んでじっと海を見つめる場面。観光客が自殺を疑ってぞろぞろ車イスの二宮を追ってついて来る。それが7,80人いる。その観光客との関わり。断崖絶壁がゴツゴツした岩肌で、健常者だって歩くに苦労するような場所、まず車イスで一人では進めない。

二宮が事故で入院した時、放蕩を続ける母親の薬師丸が下半身不随になった重い苦悩を背負った患者からお金を無心する場面。入院はリハビリまで長期に続いていく。貧乏のドン底生活をしている青年に治療費を払うことができるのだろうか?

あの病院にいた心理カウンセラーの男はたしかNHK「坂本龍馬」の高杉晋作をやった俳優だと思うけど、非の打ち所がない美男子で、顔の造作が余りにも整いすぎていて確か脊髄損傷した「スーパーマン」のケント役クリストファー・リーブにそっくりだった。いつスーパーマンに変身するのかなと期待するほど・・・

上戸って美人だね。びっくりするくらい綺麗だった

この映画のキャストを見ていたらなんとあがた森魚が出ていることになっていた。70年代のフォークのスターだった男。「赤色エレジー」という暗い演歌調の歌をよく弾き語りしたもんだ。ところが見ていて彼を見つけることができなかった。

歌手ではなく俳優になっているのか?

二宮と病院で知り合った車イスの青年、リハビリを頑張って社会復帰していくのだが最後はうまくいかず二宮に救いを求める電話をかけてくるのだが、二宮は出ないで切ってしまう。そして、彼は自殺。

この青年役、じつに役を見事に演じていた。動かない体をリハビリで必死にカバーしようとする演技は素晴らしかった。そして同じ演技を二宮もやるのだが、彼ほどうまくはなかったけど頑張った。役者ってすごいね

今回の24時間ではもう一つ、サッカーの話が印象に残っている。女子高校生の県代表になるくらいの実力をもっていて、いつかなでしこジャパンに入りたいと思っていた子が3・11で死んでしまう。

その子の霊を弔うために大好きだった澤選手のいるチームと死んだ彼女が属していたチームが対戦する。最後に澤がゴールを決めた時、澤は一目散にご両親にもとに走って行き抱きつく。参った

やっぱ澤っていいなあ・・・実に大人だな

嵐、MCご苦労さん。よくやったし、情があってこころが伝わった。忘れてた、松潤のブラスバンド指揮もとてもよかった。彼に指揮棒の振り方を教えたベルリンフィルの指揮者あの人も素敵な人だ。好きになった。彼の指揮する曲のCD買おうかな・・・

もうスマップを抜いたかもしれない

拘ること、忘れないけど切り替えること

2012年08月26日 09時03分57秒 | 日記
相変わらず、領土問題が紛糾している。

韓国では初等教育から「独島=ドクトは韓国の固有の領土」と徹底的に教え込んでいる。

日本ではこどもはそんなこと殆ど知らない。

37万キロ平方メートルしかない小さな島国日本。第二次大戦までは侵略で朝鮮半島も台湾もクニの領土としていたけれど、敗戦でそれらすべて失った。暴力的に侵略して奪ったものだから返すのは当たり前のこと。侵略統治時代、土地を奪いその文化を抑圧した(言葉、名前=創氏改名など)のも事実だし、反省しなければならない。しかし、国際機関による敗戦処理により十分に制裁を受けた。

朝鮮戦争では韓国に対して、国連軍のアメリカ、イギリスに協力し直接的・間接的援助をしている。

韓国の独立運動への支援国であったし、その戦争では日本人犠牲者も多く出ている。

そんなことはとっくの昔忘れてしまったし、当たり前のことだと思っているのか???

反日の勢いは止まらないらしい。調子乗ってるんじゃねえよと叫びたい。オリンピックでの金メダルも日本より多かったし、サッカーでも銅メダルを奪われた。

経済もサムスンをはじめ、チョコレートのロッテ、車の現代など、近代産業技術の粋を集めた先端産業部門で今や日本に代わって世界を席捲している。

韓国には10回以上も行った。2,30年前の韓国の田舎の風景は消失し、田圃の中に超高層ビルが建っている。農家は田圃や畑から離れたマンションに住んで近代的な生活を送りながら、農作業に出かけていく。不思議な光景・・・

必ずや日本の現在の悩み=近代化のギャップというゆり戻しがやってくるだろう。

竹島に泳いで渡った、俳優は「当分日本には来れないだろう」という外務副大臣の言葉が注目されている。これが向こうでリアクションを起こしているという。すべて絶縁ということになったら、どうなるのだろう?

どちらにとってもいいことは一つのないと思うのだがー

領土問題に関しては両方に妥協の余地はないのだから、国際司法機関に頼むしかない。これは至極当たり前の発想。これができないということは韓国はまだ「近代国家」としては国際的に認められないということだ。

もともと韓流の歌手やタレントは嫌いだった。でも「チャングム」は面白いと思うし、「イサン」もややチャングムに似過ぎている(俳優もほぼ同じだし・・・)けど面白く拝聴してきた。けれどこの問題以降一切見ていない。

反日の国に売り上げ協力することはない。

あーあヤダヤダ

暗い話は止めて、我が家の畑の現況。
コンニャク芋
第二弾で植えたスイカ。

白茄子。
第二弾のキュウリ。


イチゴ。

第三弾のトウモロコシ。