おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

山の宗教の不思議

2012年05月31日 07時44分04秒 | 日記
昨夕から雨が今、降り出した。夜中はかなりの量降ったみたいだ。

7時前に畑に下りて様子を見るとこれから伸びていく筈の夏作物の小さな芽茎が雨に打たれ地面の撥ね返りで泥で汚れている。

これを洗い落としてやらないと腐ったり、病気になる原因。

長く好天が続いていたので雨はありがたいけど、リスクもある。

さて、先日の日曜日は歩こう会の月例会。

地元の地理、歴史、風土に詳しいJ さんに依頼して案内してもらった。

みんな当然のこと歩くつもりで軽装でウォーキングシューズを穿いてきている。しかし、Jさんは南外輪山の中腹にある巨岩の磐屋にある「観音様」に案内するという。

何と道を外れて山の中に入っていった。

やっと通れる様な山道をどんどん登っていった。途中、なんて言ったっけ細い3本の木で組んだ橋を渡る場面があった。

下はかなり急な断崖。落ちるとヤバイことになる。





慎重に慎重に、足元がグラグラしつつも何とか渡り終える。そして目の前に現れたものが、・・・







石を見ると嘉永と読める。ペリー来航の幕末だ。

大きな石や磐屋は古くから信仰の場所であった。日本人は山に大いなる霊威を認め、山に入り、頂上や巨岩のある場所に修行の場を求め、験力を育み鍛え、神意を探る。阿蘇では噴火口が御神霊池として崇められ、そこに11面観音を見たという。

私たちの前にひっそりと佇んでいた観音様は「馬頭観音」であった。この下は牛の放牧地になっている。阿蘇の赤牛は有名だがここで昔から牧夫は家畜の安全や多産などを祈ったのだろう。


Ⅱライフも忙しい!

2012年05月28日 09時30分10秒 | 日記
定年してまる2年過ぎた。

どうなることかと不安でもあったが、現在は村にある趣味・娯楽の組織「クラブ南阿蘇」での活動や仕事=地域に対する社会貢献のつもりで始めた仕事「学童保育」も大きな改革を主導的にやってよっと軌道に乗った。週に3日地元の小学校に通っている。

そして、家庭菜園での作物栽培も次第次第成功率が向上してきた。畑の世話も結構忙しい。

去年までどうしても大きく育てられなかったタマネギだがさっき3畝だけ、掘ってみた。

これが大人の拳上の大きさに育っていて、感激した。これまでは一口サイズの「ミニタマネギ」だったけれど、もう店に出しても引けはとらない。

土曜日は某テレビ局主催の「南阿蘇村さわやかウォーク大会」の10キロの部に出場。2時間歩いてじっくり汗を掻いた。

昨日は村の中の催し、村内5軒による「オープンガーデン」を見て回った。

これはほとんどブルジョワのお金を湯水のように使った僻み根性でいうと「見せびらかし」。敷地1000坪。豪華な家に外車。無料で庭を見せてくれ茶菓子からコーヒー、ジュースなどサービスまでついていい思いをさせてもらった。「イングリッシュガーデン」は経済力がないとできない。低所得庶民は猫の額ほどの小さな庭で慎ましやかにガーデニングを楽しむのだ。

昨日はその後、お隣のHさんの車で奥阿蘇を小旅行。これがものすごく楽しかった。「祖母山」の麓まで行ったのだがいつかこの山も登山できたらいいなと話し合った。

今夕は週1のウォーキング。あーあ忙しいったら・・・





80キロ台の体重がやっと切れたどーっ!!

2012年05月24日 11時58分17秒 | 日記
この冬に寒さゆえ脂肪を厚く取り込んでいたので体重がなんと83.5kgまで上昇

何とかしなくちゃあと思いつつ、酒は減らないしそのツマミに食品庫からピーナッツなどの乾き物をこっそり妻に隠して食べていた。昼はラーメンにご飯というデブの食事パターン。そして1時間の昼寝。

冬の間は畑作業はすることがないかあっても軽いもの。汗は掻かない。

ダイエットを本気で取り組んだ訳ではないが、急に気候が暖かくなって来て畑の草取りや畝作などすることが増え、汗を一杯掻くようになった。

昨日、久しぶりに温泉に行き、本を3冊持ってはいる。

今河合隼雄の対談集、瀬戸内寂聴と玄侑宗久の対談、そして神道の概説書。

温め目のお湯にゆっくり浸かり、帰って昼寝をして夕方農作業。そして家の風呂。その時計った体重が78.9kgだったのだ。



4kg減ったことになる。お風呂で汗を掻いているのでその分差っぴかないといけないが「ヒデキじゃないマサオ感激

174cmの身長だが75kg位になれば最高なのだがー

念願のタマネギ好調

2012年05月22日 07時30分36秒 | 日記


去年の夏の成果。



スイカが生ったのだからこれは自慢。

さて4年目の自家菜園。まだどうしても苦手にしている作物がある。ニンニクとタマネギ。すでにニンニクが生育の様子から今回も大玉になるのを諦めて収穫してしまった。赤ちゃんの拳くらい。残念

もう一つがタマネギ。去年の晩秋、今年は地元の種苗屋さんから500株を仕入れた。ここは標高450mの高地、地元で作る苗でないと寒さに耐えられないみたい。

その前の年は熊本市内の産地から仕入れたのだが、苗は太く頑丈そうに見えたものの生育は寒さゆえかイマイチで結局「ミニタマネギ」だった。

それで何とか今年こそと意気込んで元肥という最初の肥料も多めに入れ、自然の草木灰を使ったり、廃物利用で生ゴミを入れたりした。そして追肥もちゃんと行ってきたので、今見ると大人の拳位になっているものもある。来月になるといよいよ収穫だ。楽しみだ。

タマネギって知っていますか?採り立てのものレンジで「チン」するだけで美味しいこと!甘くて何ともいえない食感でビールのつまみに最高なんですよ

もう夏作畑中余すところなく植えたから他にも植えたいものがあっても場所がない。

今年は大豆を植えた。エンドウ豆、スナック豆、グリンピース皆絶好調!!ソラマメは苗で3株買ったけど、花が黒くなって結実しないので心配。

キャベツもネットで虫から保護して大事に育てているのでしっかり巻き始めた。

レタス、ホウレン草、春菊、おかのりはお客にお土産で持たせると喜んでもらえる。

ジャガイモは「きたあかり」一本にした。今や花盛りだ。

芽が出るを今か今かと待っているのが、山芋。すでに茎を支柱に巻き付けているものもあるのだがまだ音沙汰なしも5個。

コンニャクイモ(2年目)は2個だけ1cm位の芽を出した。

里芋は5cm位の短い茎を出しているが小さな可愛い葉っぱをつけている。

ズッキーニは順調に大きくなっている。

気温が今年は低いみたいで虫がつかないのでかえって心配な気がする。蝶々が飛ばないのも変だぞー

畑にミミズが戻ってきたのはあり難いことだ。

次の写真は去年の夏作。



これらは今からだ。

きつかった、楽しかった、感激した阿蘇烏帽子岳山開き

2012年05月21日 16時28分01秒 | 日記
昨日は天候があまり良くなかったけれど、「雨天決行」ということで山登りに出かけた。

すっかり登山が好きになった。

あれからだ。そう阿蘇根子岳登山。急な坂道を一直線に登っていくコースで帰りは当然その逆。足の親指の爪が両方剥がれてしまった。それでもその感動は大きかった。

今回は烏帽子岳。以前一度だけ登った経験はあるのだが、すっかり忘れてしまっている。

8時40分には池の窪駐車場(夜峰山の頂上付近にある)を出発して、草千里へのコースを辿る。一度下って赤牛の放牧場を横手に見ながら、ゆっくり登っていく。

草千里からはいよいよ本格的な急斜面を登っていく。

しんどい上りのご褒美にミヤマキリシマが一面に咲き乱れ疲れを癒してくれた。







二重の峠から大津、熊本市内を臨む。

山開きの参加者が250名もいるので頂上までの上りはズラーっと並んで渋滞状態になることもしばしばー

山上1337m付近は立錐の余地もないほど人で一杯。とくに目立ったのはやはり「山ガール」だった。登山のスタイルにはみんな拘っておしゃれをしている。

風と霧雨が降り、ガスも出て寒く、汗に濡れた肌着を脱いで、新しいものに着替えしっかり防寒して帰りの坂道に向かった。帰りはコースが変わり、急な坂ばかりで途中ザイルが何箇所も張ってあった。

何度も休憩を入れ、飴玉を咥え、おにぎりを1個妻と分け合ってエネルギー補給しながらの登山だった。しっかりストレッチもしたので根子の時のような後遺症は出ていない。

早く五岳全部を登ってしまいたい。

何で登山って感激が深いのだろう。登山は人生そのもののような気がする。下りがあり、上りがあり、息があがったら休息をし、頂上では普段目にすることができない風景に出会う。きついけれどきついことの後に感動がある。そして必ず出会いがある。