
最近ニュースで話題になっている准看護師の女性殺人事件。
同級生だった女が突然現れて、再会を果たした。しかしその後、その女が准看護師を殺害し中国に高飛びしているという。
死体はどこに?大阪から宅急便で人形と偽って運ばせ、東京のレンタルルームに置いていたという。
外国に逃げているので自首したらしいけれどすんなりと中国が身柄を引き渡すとは考えられない。日系ブラジル人というからブラジルが出てくるだろうしー
極悪非道な罪業を犯した者、動機とか詳しく取り調べる必要があろうし、知りたい。
昨夜、NHKでドキュメンタリーで「レンタルルーム」を古館で「レンタルフレンド」を特集していた。
前者は無人格、後者は生身の人間をレンタルするという商売。
ナンデモ在りの時代とはいえ、何万とか何千円とかの賃料!!を払って一時的な友達になるという。66歳の男性は妻を失って寂しさの余りにレンタルで女性と鎌倉にデートに行った。
このサービスは性的なものは除外されるという。
会社はいろんな要請に応じて厚い年齢層の女性を集めている。
大もうけをしているらしいが、現代という社会の一断面を的確に現している。
NHKではある高齢者の婆さん、レンタルルームに自分の子どものおもちゃとか写真とか思い出の品をいっぱい詰め込んで時々懐旧の思いに耽るのだと言う。何だか寂しいもんだなあ・・・
都会の住宅事情の由縁なのだろうが、考えてみるとそこには自分の狭い住まいに入りきらない無人格のモノが溢れているのだが、マンション、公営団地などは同じハコモノ。そこに入っているのが人格を持った人間というだけの違い。
大阪で殺された女性もマンション暮らし。隣は何をするふる人ぞ?徹のドア一枚と薄い壁を隔てて生活は覗けないので何をしているのか全く判らない。そして殺人がー
近代化は工業化、機械化、情報化、都市化という諸相を持っているのだがその行き着くところがここなのか?