私が登る山は阿蘇の外輪山の一角。標高も1000m超えるか超えないくらいの初心者用の山ばかり。これ以上の高さの本格的登山は興味ない!font>
登山が流行りだという。
イッテQのイモトアヤコがエベレストの山頂目指して登山をしている。番組としてもNTVとしても「売り」になる企画だが、現在6000mほどの場所で登頂断念という結論に達したことが明らかになった。
大規模な雪崩が発生し、13名?の尊い人命が奪われたことが大きな原因だとかー
こういう危険な事態が生起するということは8848mという世界最高峰の頂に立つということを考えるとはじめからわかっていたことではないだろうか
山頂部にはチャレンジして途中で事故で亡くなったクライマーの死体がゴロゴロ?しているという。それほどの困難さをこの山は持っている。イモトのこの企画の方向性には前途危険な兆しが見えていた。お笑い芸人という登山の素人(何度も有名な山を登っているとはいえ)が世界最高峰に挑戦する。
確かに「大衆受け」はする。視聴率も上がるかもしれない。しかし、もし雪崩、落石、クレバスへの落下・・・事故が起こってしまったらどうするのか?日本では事故の発生と共に責任追及・糾弾の矛先が局や番組プロデューサーに向かっていくのは自明。
今回の雪崩事故で迂闊にも「はっ!!」と責任者が気付いたのかー
ところでエベレストがごみの山だってことをたけしが安住とやっているニュースショーで公言。ちょっと調べるとすぐわかる現実なのだ。
野口健さんがそのゴミの回収作業を続けていると聞く。偉いもんだ
数え切れない位の酸素ボンベ、空き缶、一般ゴミ。それに先に書いた死体。死体とごみを同列に並べるのは不遜なことだが、登山の異常さをいいたいのだ。
山だけの問題ではない。海だってそうだ。今ゴールデンウィーク。街人は海へ山へバーベキューの用意したり様々な美味しいお弁当・食品をもって出かける。そしてその後はー
登山がそのファッションに結びついて女性人気が高まっている。これをブランドファッションに身を包んだ山女達を「山ガール」という。帽子からウェアー、ザック、ソックス、靴・・・モンベル、ノースフェイス、コロンビアなど等。これらブランド品になるとゼーンブの総額は10万円は遥かに超えるだろう。
一方、私の山登りの「道具」は靴は1980円の安物トレッキングシューズ、ウェアーは家にあるもの。杖は自分で山から伐って来た節のいっぱいある竹。ナップザックは甥っ子からの「お下がり」ならぬ「お上がり」物。ソックスも畑用の靴下。でも最近夫婦で専門店から厚手の登山用ソックスを買った。何しろ下山後後遺症の「豆」に悩むものだから。
それもこれも登山の登る意味の根本的問題を投げかけているように思うのだ。「そこに山があるから」ではなくその前に一人の人間としてルール遵守=道徳を学ぶことこそ前提だと考えるし、山登りは人に見せるために登るのではない。
登山が流行りだという。
イッテQのイモトアヤコがエベレストの山頂目指して登山をしている。番組としてもNTVとしても「売り」になる企画だが、現在6000mほどの場所で登頂断念という結論に達したことが明らかになった。
大規模な雪崩が発生し、13名?の尊い人命が奪われたことが大きな原因だとかー
こういう危険な事態が生起するということは8848mという世界最高峰の頂に立つということを考えるとはじめからわかっていたことではないだろうか
山頂部にはチャレンジして途中で事故で亡くなったクライマーの死体がゴロゴロ?しているという。それほどの困難さをこの山は持っている。イモトのこの企画の方向性には前途危険な兆しが見えていた。お笑い芸人という登山の素人(何度も有名な山を登っているとはいえ)が世界最高峰に挑戦する。
確かに「大衆受け」はする。視聴率も上がるかもしれない。しかし、もし雪崩、落石、クレバスへの落下・・・事故が起こってしまったらどうするのか?日本では事故の発生と共に責任追及・糾弾の矛先が局や番組プロデューサーに向かっていくのは自明。
今回の雪崩事故で迂闊にも「はっ!!」と責任者が気付いたのかー
ところでエベレストがごみの山だってことをたけしが安住とやっているニュースショーで公言。ちょっと調べるとすぐわかる現実なのだ。
野口健さんがそのゴミの回収作業を続けていると聞く。偉いもんだ
数え切れない位の酸素ボンベ、空き缶、一般ゴミ。それに先に書いた死体。死体とごみを同列に並べるのは不遜なことだが、登山の異常さをいいたいのだ。
山だけの問題ではない。海だってそうだ。今ゴールデンウィーク。街人は海へ山へバーベキューの用意したり様々な美味しいお弁当・食品をもって出かける。そしてその後はー
登山がそのファッションに結びついて女性人気が高まっている。これをブランドファッションに身を包んだ山女達を「山ガール」という。帽子からウェアー、ザック、ソックス、靴・・・モンベル、ノースフェイス、コロンビアなど等。これらブランド品になるとゼーンブの総額は10万円は遥かに超えるだろう。
一方、私の山登りの「道具」は靴は1980円の安物トレッキングシューズ、ウェアーは家にあるもの。杖は自分で山から伐って来た節のいっぱいある竹。ナップザックは甥っ子からの「お下がり」ならぬ「お上がり」物。ソックスも畑用の靴下。でも最近夫婦で専門店から厚手の登山用ソックスを買った。何しろ下山後後遺症の「豆」に悩むものだから。
それもこれも登山の登る意味の根本的問題を投げかけているように思うのだ。「そこに山があるから」ではなくその前に一人の人間としてルール遵守=道徳を学ぶことこそ前提だと考えるし、山登りは人に見せるために登るのではない。