おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

現代社会は「数値」で判断し、動く

2013年02月28日 07時32分59秒 | 日記
田舎暮らしにも相反する考え方があることに驚いた

外輪山の中腹に住む私達の居住地の近所で「防犯と交通安全上で街灯の設置を村に申請しよう」という話になった。

これは全く知らないところで話が持ち上がり、一番年上の方が中心になって動き住人に呼びかけてある日集会を持った。

集会の催される「公民」館が引っ越して3年、初めて入るという事実にも驚く。新たな住民になった者にとって「公民」館はお呼びではないのだ!

形ばかり区長が話しに加わった。

街灯についての話だが、村が設置したとしても電気代は利用者が払うということが前提でしかも柱は既設の電柱を利用する。

長老(ごめんなさい、年は70位で少しだけ年長というだけー)が挨拶された。

夜狭い道が真っ暗で去年だけでも水路に落ちたり、道路脇に転げて脚を複雑骨折した人が出ている。危険性があるので街灯を設置したと思うがご意見を伺いたいと口火を切られた。

皆全員一致で話は纏まるものと高を括っていたら「どっこい!」そうはならなかった

まず最初に意見を出されたものは「反対だ!」というもの。

私達は田舎に移り住んで夜は人工的な灯りがなく、月や星空をながめ自然を実感したいと思っていた。街灯を付けると台無しになる夫婦で強い口調で語られ、意外にも同調する意見が2,3続いた。

これではおかしなことになると意を決し発言する。

日常生活に対する価値観は一つではなく、私はまず安全で安心した生活を求めます。どんなことが起きるか判らないこの時代、移り住んだ住人の子供が生活する上で防犯上の最低限度の街灯設置は必要だと思いますー
そう煌々たる光を発する街灯は必要ではなく「昭和のうすぼんやりした灯り」でいいんではないでしょうか・・・

この意見には同調者もあったのだが、賛成反対まっ二つ割れ、第2回目からの集まりには反対者は挙って出ないという。

地域のコミュニケーションが分裂するというのは一番避けるべきことなのだが。

人間の集団ってこういう風に分裂するのが必然なのだろうか?

もし災害が起こった時、コミニュケーションがないところに「助け合い」が生まれるだろうか

「いつか陽の当たる場所で」はなかなかいいぞ!!

2013年02月27日 07時40分31秒 | 日記
「いつか陽の当たる場所で」を見始めた。

まだ前々作あたりからだから数回しか見ていないのだが、面白くなった。

前科のある女性が出所後に娑婆で艱難にめげずに生きていくという物語だが、上戸、飯島の二人の主役が実に巧い。さり気なく、気取らなく、嫌らしくなく、ワザとらしくなくすーっと普通に演技していて伝えたいものがすーっとはいってくる感じ。

昨夜は二人の「前科」が職場や地域で明かれてしまい大きな壁に突き当たるところ。飯島の父前田吟が事故で亡くなる場面。

まいったあんな優しい父親っているのだろうかー

寡黙なのだが死の床で語る。
「どんなことがあっても、おれはお前の親であるし、いつも見守っている」

そして息を引き取る直前に「お前の父親であったことありがとう」という。

父親として罪を負った娘に地域では非難が集中し、差別され罵られていたのに、娘に恨み言を言わない親。

前科を知った職場は飯島を首にしてしまうのだが、この父がいるいやいた娘は心に立ち直る基点がある。父はいないが意識の底に「帰る故郷」があるのだからきっともう一度立ち上がるのではー

そして上戸という同じ境遇の娘=妹分がそばにいるのだから心強い筈。励ましあいながらきっとこれからも困難に立ち向かっていくだろう

応援するよ、僕はずっと

上戸彩はいいなあー

村政選挙狂想曲

2013年02月25日 09時32分37秒 | 日記
小さな村の「大きな」選挙が終わった。

今回は住民票を移して初めての選挙でしかも村長と村議会議員の同時選挙だった。

地元立候補者、知人が押している候補者など期間中にはチラシがたくさん入ってきただけでなく、直接知人が本人を連れてくるという事態にもなっていた・・・

村長も村議会議員も住んでいるこの地域には殆ど脚を踏み入れないのに、選挙になったらお願いに来る。問題は議員の日常活動でどんなことを主張し、体を張って頑張ってきたのかという事実。

選挙カーで名前ばかりをが鳴り立てる「狂騒」がこの期間ずーっと続いていた。

対立候補の誹謗中傷合戦もあり、私の所属してる「男の料理」教室まで村長候補が押しかけた。マイッタなこりゃ

生活者は生きていく上での利害関係と土地の縁故、繫がり、そしてだれが村長になるかは村のトップだから会社の運営や営業に絡んでくる。今回も庁舎の建設という30億円の費用が下りるかどうかは当然その利権に連なる人々にとって大事だろう。

結局、批判者の候補者が僅かの差で落ちた。どこかで聞いたことがあるようなないような・・・

村議会議員の場合もっと身近でいろんな繫がりが出て来るので、判断に困った。

アッチ立てればコッチ立たず

選挙はクリーンであって欲しい。田舎の村に平和と小さな発展=村民のささやかな幸福を保障するような政治をやって願っている

今日の新聞。政党支持率で民主党は維新に抜かれ、6%と書かれていた。民主党は「民主」の意味をも一度自分自身で問い直す作業に入らなければならない。

吉幾三、心疾患か・・・

2013年02月24日 09時12分55秒 | 日記

今日のネットを見ると吉幾三が心疾患で手術するということが書かれている

去年の今頃、吉幾三の「酔歌」でのど自慢でグランプリを取らせてもらった。思いがけなく40インチのテレビまで副賞でもらっちゃった。

吉 さ ま さ ま なのだ。

やっぱり「酔歌」という歌はいい

他に歌を探すけど自分にあった歌が見つからない。ばってん荒川の「帰らんちゃよか」はいいけど、どうしても途中で涙で詰まってしまうのでいかん・・・

吉が60歳だという。3つ下になるが、なにしろ同じような体型をしている。

見ていて「来るな」と密かに思っていた。

そしてやっぱり来た

心臓疾患で手術。胸や背中が痛いのは冠動脈梗塞の症状だろう。ひどければバイパス、軽ければステントかな?

酒の歌が多いのは本人が酒が好きだからー東北人だし、日本酒だろうな・・・



問題はお互いに健啖家であることだろう。酒を飲む時に美味い物を肴に飲む。

今だったら鍋が最高。昨夜は初めてハタハタを買って来て鍋して食べたが、小さな魚だが実にさっぱりしていて美味かった

他人のことをとやかく言えない。私も先週心臓の検査をして冠動脈の1本が血栓50%くらいの箇所があるというので3月1日造影剤を注入してのCT検査となった。

タバコはしないのだが、酒と食うことが大好きで、太っている。これじゃ心臓に過重な負担をかけていることは頭で理解しているのだが、意志薄弱のアンポンタン、食事制限ということができない。174cmに現在82kg

そういえば西田敏行もそうだな。心筋梗塞で手術していっとき痩せていたがまた元に戻っている。

この年代、戦後生まれで一時期は日本全体が戦後からの復興期で食料が不足して食うもの貧しかった

給食も経験したことないし、飯も麦飯で弁当の蓋を開けると麦が表面に浮き上がっていて黒ずんでいるのが恥ずかしく蓋で隠しながら皆食べていた。

こういう世代だ、食える時に食いたいと思うのだ。(まさに自己弁解だね

さあこれから畑に下りて汗をながそうっとー
卒業生が女将をしている旅館で食べた夕食。



いよいよ春作物の準備に入る

2013年02月23日 07時37分18秒 | 日記
住んでいる村では環境保護のための政策として生ゴミを自分で処理して堆肥を作ることを奨励するためにEM菌(分解促進)コンポストの購入代金のうち5000円までの補助をしている。

これを利用して先日コンポストの130Lを買った。序にホームセンターでゴミを入れる大きな蓋つきの容器を買った。これは米ぬかと油粕、EM菌を混ぜてボカシを作るためー

これを昨日畑に設置して、一箇所に集めていた切り取った白菜の葉や抜いた株、キャベツの葉、葱の外側の葉っぱなどをコンポストに入れ、米ぬかとEM菌を振りまいた。これで暫く経ったらいい腐葉土ができるはず。畑の土に優しい肥料。

現在は何も植えていない畑は村の有機肥料「牛若丸」(牛糞堆肥ー完全熱処理し特別の処理で匂いがまったくしないもの)を大量に振り、土壌の活性化をしているところ。

注文していた珍しい品種の4種も昨日手に入った。まだまだ寒いので種まきまで時間がかかるけど気持ちの準備はできている。

まず植える予定の作物はジャガイモ

3月の中旬には植えようと思っているが種芋はまだ購入していない。そろそろ買わないといいのが手に入らなくなる。

早く買うと保存に困るのだ。ただ食品庫や駐車場に置いておくと凍ってしまいすぐ腐ってしまう。頃合というものがあるのだ。

今年は去年よりもいい作物を作りたいこれは大きなモチベーションになる。