おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

広島の教育はどうなっている?

2016年03月11日 18時31分18秒 | 社会

 

教員時代、広島は生徒との関わり=実践が先進県で知られており、一度は視察に赴いたこともある。

先日、とんでもない進路指導で生徒が私立受験ができず、そのショックで自殺してしまうという事件が

報道された。

中一の時に「万引き」をやったとする資料、これがとんでもない間違いでパソコンへの記載ミスでこの子

はやっていなかったのに「触法行為」を行ったというミスで本人の「夢」が消し去られたのだ。

この校長の言葉がどうも奇麗事で、この中学では本当に生徒のことを考える教育がなされていなかった

ことを如実に物語っている。

ニュースでも新聞でも書いていないことだが、私はこう思う。

進路指導や、生徒指導はあくまで生徒が将来幸せになるように教育は生徒に手を差し伸べること。

中一でやったもし仮に「過去」が事実であったとしても、その後の生徒への指導が懇切丁寧なものであった

ならば、生徒はしっかり反省し、更生しているはず。一度の失敗で生徒=子供の将来の選択の幅が狭めら

れるというのは納得がいかない。

事務的ミス以前の教育そのものの原則ファンダメンタルが狂っているのではないかと思うのだ。

なんだか世間の冷たさと狂いを感じて行き場の無い怒りに苦しんでいる。

 


桂春蝶の落語

2016年03月06日 17時52分36秒 | 日記

昨秋の垂玉温泉の秋色

 

初めて落語を聞いて楽しんだ。

たまたまチラシに入っていたスポーツ施設の催し事で、落語が何と無料で聞けるというので、すぐ電話で申し込んだ。

今日がその日だった。阿蘇のアゼリア21という温泉プールが自慢の施設で、行われた。

定員60名、小さな会場で落語家は「ただというから2枚目か3枚目だろう」と思っていたら、桂春蝶といって後で調べると

関西ではかなり名の知れた噺家だった。

何しろ最初のつかみから客の心をしっかり握った。

途中でハプニングもあった。

何と一部の客が騒ぎ始めたと思ったら、何と天井からヤモリが落ちてきたのだった。

春蝶はこれも慌てず騒がずネタにしてわらいにしてしまった。

落語も決して手を抜かず古典をしっかりやってくれ、面白かった!!

全国で800人の落語家がいるということだったが、数少ない芸能者、しっかりその道を磨き、守護してもらいたい。

春蝶さんをネットで調べるとちゃーんと阿蘇講演会のこと、「ヤモリ事件」が彼のブログに掲載されていた。

 読書

今週の読書。風間真知雄「耳袋秘帖 深川芸者殺人事件」、早乙女貢「剣鬼 葵紋之介」、宮部みゆき 「初ものがたり」

、藤沢周平「秘太刀馬の骨」、村上元三「真田十勇士」。

この中では宮部の作品がよかった。今真田丸をやっているので、「十勇士」を読んでみたが完全フィクションで実に楽しく

読むことができた。子ども時代の佐助やら霧隠才蔵、三好清海入道、さらには根津甚八、弁慶などがいて「懐かしいなあ」

と感じた。

 


事実は小説よりも奇なり

2016年03月01日 17時31分09秒 | 日記

 

「真田丸」をどう思いますか?

脚本が三谷幸喜というから期待して見ているのだが、どうも面白くないし、三谷らしい斬新さ・奇抜さがない。

主人公信繁=幸村役の堺雅人が嫌!これは巧い下手ではなくそのヒトトナリニついての拒否感情。

厳しい場面でもどうもこの男のイヤラシイ笑みを思い浮かべてしまう。

脇は流石!と思う。草刈、高嶋、寺島、近藤・・・

しかし、内野の家康の演出がいかん!!こんなところで三谷らしさを出すのか?

ところで、このドラマを見ていて思うのだが、「事実は小説よりも奇なり」がまさしく事の真理を言い当てている。

この時代の戦国大名の渡世の不条理さ、一筋縄でいかぬ難しさを痛感するし、歴史の面白さに触れる。

書棚から真田関係の書籍を探り出して次に読む候補にした。

ところで「イッテQ」、あまりに品の無さに全然見ないのだが、「真田丸」が8:45に終わるのでそれからチラッと

チャンネルを合わせるとトンデモナイ場面に出くわした。あの芸人だかなんだかわからない女伊藤何某、上半

身真っ裸でカメラの前に現れた。もちろんボカシテいたが、リアルで色気ではなくて「汚さ」そう醜悪そのもので

本人どんな気持でカメラに写っているのか?この番組大島など日本の恥を世界に晒していると思う。止めてくれ!!