悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2011年度3本目へ交換・その3(常温)と来期3つの検証テーマ

2012年01月08日 10時46分19秒 | 2011年度・オオクワガタ飼育

 

今日明日と2連休。ゆっくりと休日を満喫しております。

 

前回は色々とアドバイスを頂きありがとうございました。m(_ _)m

 

 

今期飼育から外したラインとはいえ、大型になるほど難しいとされる

「最終羽化ステージ」を経験しておくためにも、常温飼育からワインセラー

飼育管理に変更して、完品羽化を目指すことにします。

 

 ですがこれはあくまでも検証目的。

やはり「産地間ブリード」を基本と考える我が家では、

今後GSP血統の累代は考えておりません。 念のため。 

今年も我が家大型血統は「久留米産地」でいきます 

ぶれぬ姿勢を強調 ここ大事

  

 

 

 

さて、HP上では

既に更新していますが、常温飼育についての3本目

への交換結果を

ここにお伝えしておきます。

 羽化するまでは分かりませんが、我が家の6番はいわゆる

外れラインのようでして♂4頭の最大サイズがこの常温飼育28.7g

(GSP♂34.9gも、風通しが良く日の当たらない玄関常温飼育です。)

1.久留米6番ライン‐616(82.3×50.5)

 6/6:HS800初令投入

→9/3:HS1400へ♂24g

→12/11:HS1400へ♂28.7g 

                                   

.久留米4番ライン‐418(82.0×52.2)

6/6:HS800初令投入

→9/3:HS800へ13.5g   

→12/11:HS800へ♀13.8g  

   

.久留米7番ライン‐719(81.7×52.6)

6/13:HS800初令投入

→9/3:HS800へ♀14g

→12/11:HS800へ♀12.8g

  

サンプルが少ないのですが、ある仮説が思い浮かびました。

 

「菌床ボトル2本目までの6ヶ月~7ヶ月間、30度を越えなければ、

幼虫や、我が家で今年使用した菌床の場合、加水分解にそう

問題や影響がないのでは?むしろ空気循環の良い環境下の方が、

大型幼虫になる確率が上がるのではないか?」

 

 

安定した温度(恒温)のパータン

季節に合わせた微妙な温度管理パターン 

空気循環(酸素濃度)パターン

果たして平均値ではどのパターンがより大型化するのか 

来期我が家では、空気循環の良い「常温軒下飼育パターン」

を大幅に増やしてみます。

 

 

よって今期同様、

ショップレンタルスペース(エアコン恒温管理

ワインセラー&サーモ(季節に合わせた微妙な温度管理)

常温管理(軒下放置管理 空気循環の良い環境下)

以上3つの温度管理による検証を充実させていきます。

 

 

 

となれば当然菌床についても「3つの比較」ですね。

 

 

今期の銚子オオクワガタ倶楽部(ギネス菌床)、TP(特注菌床)

に加え、来期は新たにクレージーフォレスト(自詰めブレンド)

を追加したいと思います。

 

 

というのも、現在ショップレンタルスペース飼育管理は

クレイジーフォレストショップ店内でボトル交換をするわけですが

HSとTPを交換するだけではお店としたら当然面白い筈もなく・・・

 

またクレイジーフォレストさんには菌床詰めのスペシャリスト(達人)

がいます。

よって来期は我が家の「菌床ボトル対決

に協力してもらうことを快諾頂きました。(記述しちゃいましたからね!

 

 

そして「秘密のブレンドと秘密のあるもの」が鍵になりそう・・・

 

特に今期菌床は、菌の違いによる幼虫の成長結果に大きな違いが

あり驚きました。

来期はTPさんの「マル秘」を含む添加剤配合量比較検証もあり

、俄然面白くなります。 

 

 

 

そして大型サイズに最も重要な要因となる血統。

来期も久留米産地の我が家。

 

 

shima1007さんからの♂81.7mm(♂85.5mm同腹)

メルリンさんからの♂81mm(♂84.5mm同腹)

shima1007さんからの♂82.7mm(♂84mm同腹)

 

来期はそれぞれインとアウトの組み合わせによるブリードを予定しています。

 

 

夫婦W大厄を抜け、辰年らしく昇り竜の如く飛躍の年としていきたい

 

 

 

無駄が多いかも知れませんが、温度管理、餌(菌床)、血統を更

それぞれ3つの検証で比較していく。 血の濃さ(配合量)の検証に続き

当ブログ来期のテーマの2つ目の柱となります。

 

 

そして何度もいいますが重要な大型血統。

shimaさんメルリンさんときて、どこか忘れてませんかね?

 

そうです

 

純粋国産久留米産地といえば本家様、

あの血統なしに久留米を語ることは出来ません。

 あっpaxさん、主水さん、kazさん、ポチさん、kmatsさん(首都圏久留米党の皆さん)

HPにもまだ掲載しておりませんョ~ (そんなに大きくありませんからね)

 

我が家は全ての3本目交換を終え一段落しましたので、

今後おいおいブログ上にて来期の種親を紹介していきます

 

  

遠回りで無駄が多くとも、あまりやっていないことを実験的に

比較実践し楽しくやる。

 

そしてそれを検証していく中で傾向を掴み、失敗から学んでいく。 

数年をかけてのんびりと

 

 

今の営業職ですと、スピードと効率重視で無駄は禁物。

常に結果を優先して考える。

そして次々に新たな仕事をこなし、細かく検証する時間もままならない

ままにまた次の仕事。 こうはいきません。・・・

 

 

オオクワブリードの場合、比較して進める中で、傾向が見える失敗なら

むしろ大歓迎。

私にとって、これぞまさにこの趣味を楽しむ醍醐味なんです

 

今年も楽しくマイペースでいきま~す

 

 

 

 

 

コメント (24)
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