ふと我が家のブログカテゴリーを見ると「2012年度・オオクワガタ飼育」が少ない・・・
私は決して豪快さはありませんが、プラス思考とバランス感覚が持ち味と自負しており
何故に記述が少ないのか
今期産卵に苦戦し、期待していた数ラインで幼虫が採れなかったから
ただ単に、オフ会ネタが多いからか
いずれにしても「2012年度・オオクワガタ飼育」を今後少しずつ記述していきたいと思います。
今期、所謂久留米は裏年。
前期はアウトラインブリードのみの我が家ですが、今期は考えもあり敢えて
インラインブリードを積極的に実施して検証しています。
その久留米インラインブリードですが、血の濃さによる幼虫の成長推移を比較する前段階の
産卵において、既に血の濃さの影響を感じることになりまして・・・
我が家では、今期マツノギネス久留米2003年♂84.3mmを特別な個体と仮定し
その血の濃さによる検証を今期実施しています。
(種親の祖父祖母からみた843配合率による検証)
ですが残念ながら、2012年ブリードは843ギネスの最も血の濃い配合となるインラインF3
(マツノ843配合率100%)のブリードに失敗 ♂は種無しでした・・・
また今期、2番目に血の濃い組み合わせとなる2012年3番ライン(マツノ843配合率75%)
も数頭しか子孫は残せず・・・
産卵下手もありますが、明らかに血の濃さの影響を感じずにはいません。
これは、マツノインセクトさんはアウトラインブリードのみであることも少なからず影響があるように感じます。
またインラインではありますが、産卵に成功したブリードも当然ながらありまして。
種親が多産であったか? 不全率は少ないか?
今回のブリードにおいて、その情報は非常に重要であることが分かりました。
といいますのも今期、メルリン2010年5番の♂♀は全てのブリードに成功していまして
兄弟個体が多い(♀も多い)
そして両親がいずれもアウトラインからの仔であること。
不全が少なく、またディンプルも少ない美しい個体であった。
メルリン2010年5番ラインを種親に選んだ理由はそこでした。
ただ健康的であるか?と大きく育つか?が正比例するわけでもないところがまた難しいですが・・・
その我が家2012年6番~8番ライン
(メルリン2010年5番♂81mm×同腹・同サイズ♀52mm×3頭(84.5mm同腹)
(マツノ843配合率50%)メルリン・インラインブリードでは成長推移の比較を実施しています。
※同腹同サイズであっても♀のポテンシャルにより羽化サイズに大きな違いが表れるか?
そして我が家2012年9番ライン
(メルリン2010年5番♂81mm(84.5mm同腹)×shima1007.2010年1番♀52.8mm(84.7mm同腹))
(マツノ843配合率50%)のメルリン&shima1007アウトラインブリードによる比較も同時に実施。
※上記のインラインとアウトライン 血の濃さの影響が果たしてどうか?
またギネス直系ではありませんが、マツノインセクトさんから直接購入した
我が家2012年度11番ライン
(マツノインセクト2010年17番♂81.5mm×♀52.5mm・(♂83mm同腹))
マツノインセクト個体同士のインラインブリード
(※マツノインセクトさんはデータがなく843配合量について2012年11番ラインは不明)
そして我が家2012年4番ライン
(shima1007.2010年6番♂81.7mm(85.5mm同腹)×東京オオクワ♀50.8mm)
(マツノ843配合率25%)といったアウトラインでも血の離れた(薄い)配合の組み合せがどうか?
など色々な角度から、何かしらの傾向が見えてくることを願いブリードを実施しています。
成長曲線の緩やかな久留米産なだけに、1本目の体重だけでああだこうだは時期尚早なので
1月末の3本目へ交換がどうかですね。
今のところ、今期の我が家はインラインの6番とアウトラインの9番
(ともに種親♂はメルリン2010年5番)の成績が良いだけに今後の推移が楽しみです
そしてもう一つの首題 追加プレ協賛品!!
いやいや豪華ですね~
抽選方法はまだ決めておりませんが、
12月8日ブログ開設2周年に抽選結果を発表したいと思います。
協賛者様にはあらためまして大変感謝しております。