先週末に誕生日を迎え、一歳年を取ると同時に、記憶に残る活動的な
「転機の年」といった年回りがさらっと過ぎていきました。
あらためて振り返ったときに「ターニングポイント」な年になったのかどうか?
この「備忘録ブログ」という手段は、とっても有効ですね。
いずれにしても、この趣味を通じた「沢山の出会い」は、しっかりと
記憶に残る事になりましたね。
そういえば先日読んだ、井上雄彦 バカボンド35巻
これぞ一流。 冴えわたる画力が凄い。
登場人物の表情がとっても良いんです。
どうやら、バカボンド上の武蔵は、自分の生き方を模索する時期へ突入しており。
「強くなりたいではなく 強くありたい」
対決の構図の漫画なわけですが、井上氏が伝えたい事が凝縮されているような気がします。
しかしこの時期忙しく。
合間にブリード。合間に子供たちの相手。
土曜日は池袋サンシャイン水族館へ
次女美織も大興奮でした
さて前回に続いて孵化報告第2段。
この割出しですが、4ヵ月間に及ぶ産卵ステージ最大の山場
であり、約1年間というブリードの中でも重要でドキドキの瞬間ですよね。
前回紹介した♂種親であるメルリン2011年10番82mmですが、
こちらは大顎の長い、メルリン2009年11番♂に形状が似ています。
ですがこれから紹介するB団ともさんからの種親♂83.2mmは、
胴体が長く、手に乗せた時に重量感があるんですね。
これは、あのメルリンさんブリードルームで拝見した2009年10番に形状が似ている。
やはり形状は♂親に遺伝することが多いのでしょうか?
種親の形状が異なるだけに累代してどうか?
楽しみですね。
7番ライン(83.2mm×53mm) 幼虫17 卵9
B団85.4mm同腹♂と、メルリン2011年10番♀53mm
のアウトライン。
この7番ラインですが、♀のポテンシャルも重視する我が家の
1番と同格のエースラインと捉えております。
この♂♀を入手出来た幸運もあり、やはりどうしても産ませたかった
だけに安堵しています。
8番ライン(83.2mm×52mm) 幼虫13 卵5
B団85.4mm同腹♂と、メルリン2011年1番♀52mm
のアウトライン。
♂♀ともに父親は2009年10番。腹違い兄弟です。
血統背景でいえば、2011年メルリン10番と同格の1番血統。
そしてこの8番ラインは卵が大きいんです。
我が家一昨年2010年5番ラインに似ているような印象です。
数はそれほど採れませんでしたが、こちらもどんな個体が
誕生するのか楽しみです。
9番ライン(83.2mm×55mm) 幼虫8 卵8
B団85.4mm同腹♂と、sima1007.2011年10番85.4mm同腹
によるアウトラインブリード。
♀最大サイズ。
自ブリはともかく産卵リスクがあるので、55mmは補強しませんかね。
それでもなんとか産んでくれました。
こちらは♂♀ともに母親がshima1007.2009年6番ライン。腹違い姉妹。
8番と9番をライバルと位置付け比較していきたいと思います。
10番ライン(83.2mm×52.5mm) 幼虫12 卵14
B団85.4mm同腹♂同士による2013年我が家唯一のインラインブリード
おそらくB団ともさんは、インブリはされないであろうという予測から
あえてやりました
この仔は始め産卵痕があるものの空砲ばかり。
再ペアリングもさせずにいましたが、割出すと産んでくれていたという。
11番ライン(83.2mm×53.2mm) 幼虫4
B団85.4mm同腹♂と、dapさん最大83.2mm同腹
によるアウトラインブリード。
このdapさんからの♀は、FORESTERさんからの累代個体です。
我が家の♂種親とは血が離れており、この組み合せも楽しみですが
少量しか産んでくれていませんので、追加セットを組んでいます。
12番ライン(82mm×52mm) 幼虫12 卵4
B団85.4mm同腹♂と、ゲバゲバ90.2011年最大82.5mm♂
同腹のアウトラインブリード。
このゲバゲバ90さんからの♀ですが、血統背景は
♂種親はメルリン2009年11番、♀種親は2009年2番。
これはメルリン2011年3番と腹違い同士の同じ組み合せですね。
おそらく還元率(変換率?)の良い幼虫から、特大が・・・
楽しみです
この2大エースラインで今のところ222。 ほぼ予定通りです。
我ながらこれだけの組み合せですので、妄想と期待は膨らむばかりですが、
そう簡単ではありません。
ブリードスペースは今年からですので、イマイチ感覚を掴みきれておらず。
また菌床の相性は?
種親の血統背景を揃えるだけで上手くいかないのがオオクワブリード。
「だがそれが オオクワガタ」 ん?どっかで聞いたことあるような
だから面白い
次回は産卵材対決の結果の報告です
今期菌床も後日記述の予定です