ウチの父親も子供たちの勧めで先月からデイサービスを受けることになります。昨年の暮れに入院し、自動車運転免許証も返納。心機一転気分転換となれば良いのですが。
少し数字の話題について触れます。
2019KU-1409 58ミリ
年度末の繁忙期も一旦落ち着きました。これまで東京からの大型物件のみの対応で、細かなフォローを疎かにしていた神奈川エリア再建中の横浜営業所。
ここまで厳しかった数字ですが、東京支店からの物件もありまして、この3月は前年比は売上、利益ともに280%と単月の前年比は全国でも断トツの数字。多少なり今期に挽回することができました。
ウチの長女も今年は中学3年生と受験生。休日も部活がある中、週6日21時半までの塾通いですから相当にハード。しかしそれに引っ張られることもなく、マイペースに過ごす小学4年生の次女。こちらは刺激やプレッシャーとは無縁で一向に響かぬタイプ。何かと慌ただしく、また刺激(プレッシャー)とのんびりが同居する日々です。
ツイッターでも触れましたが今年のKLBバトルは既に海外からの参加者が4名。
お2人のFacebookを拝見、既に系統表も完成し気合十分の様相です。
ビークワレコードも既に幾つかの日本産、外国産種では海外の方が獲得されており、その実力は未知数ながら日本勢も安閑としてはおられませんね。今年新年度はビークワコラボ企画もある2021年KLBバトル。
今月末が締切です。
さて落語でいえば"枕"前置きの本題、"数字"というものはどうしたって窮屈で縛られるもの。数字(サイズ)を目指すこの趣味でもブリードを辞めてしまう要因のひとつにもなる。そう聞いたことがあります。
・実績(サイズ)がなければ離れていく
・数字(サイズ)が出なければ自分に価値がない
確かにこの考えが極端だと実に窮屈。
縛られず自由に。自由の定義は人それぞれですし、置かれた状況、タイミングなどにもよりますが、他人の評価に執着し過ぎず、縛られず自由に挑むよう捉えれば然程苦痛にはなりません。
私がこの趣味を始めた当時の置かれた状況とタイミング。当時40歳を迎え体力には自信があったが、いつまでも体力自慢でがむしゃらに仕事を続け勝負するわけにもいかず。
数字を管理する側になり、日々数字に捉われ反省も検証もなしに次から次へと。そんな忙しいだけの営業スタイル、環境に対し"これで良いのか?"そんな疑問を持っていた頃でした。趣味くらいプロセスを大切にじっくりと挑みたい。多少実績が下がったとしても、また立て直せるだろう、大丈夫。
ウチの2人の娘
人と比べる、他人の評価が気になる
全く他人のことなどお構いなし
執着と無執着
両極端な2人ですが、今後の人生をしっかりと自由に渡り歩いていけるのか。多少実績が下がったとしても、また立て直せるだろう自分なら大丈夫。置かれた状況立場によって違いますが『縛られず自由』その本質を理解し、あまり窮屈にならず歩んで貰いたいものです。
さて今回の本題は2021年ブリード候補
今年は♂種親は2頭に絞り込みました。
19-KU-1508 88ミリは歴代ブリードでは最も完成度が高く、バランスと美しさを両立したと自負。ブリード11年目に心機一転、今後祖となる個体として期待を寄せています。その♂に合わせる♀候補は、今回血の配合にあまり拘らず、アウトライン中心に掛け合わせます。どんな個体が次世代に現れるか、多様性も楽しみたい系統です。
一方の19-KU-609はまだ未完成ながら特出した形状に可能性を感じており、足りない部分を補う、作り込むイメージで挑む系統。
2019KU-405 56ミリ
♂は1頭のみ羽化(85ミリ)と評価が不明な4番系統から選定。ウチではまだ数が少ない胴体がストンと縦に伸びそうなイメージを持つ個体です。
2019KU-808 53ミリ
2019KLBエントリーライン(87.3同腹)
全体的に薄く細身の個体が多く出ている中から選定。お尻がUの字で美形個体。
2019KU-1409 58ミリ
同腹羽化実績は81ミリ、♂平均アベレージは77.9ミリと19年1番ライン同様の外れラインながら、大顎、前胸、バランスと掛け合わせた個体を見てみたい理由で選定。
こちらのお尻はVの字です。
他19-KU-1508 に掛け合わせる予定の補強個体はご覧のとおり、久留米の名だたるブリーダーから豪華布陣を集結させています。同腹成績はさることながら、形状も様々。自ブリのみといった拘りを取っ払い、久留米のみならず、能勢各血統を追いかけるべく2021年度に期待が膨らみます。
2019KU-606 51ミリ
下半身がもうひとつ物足りないながら、次の次を勘案したインブリード。大顎のバランスは6番ラインらしく悪くありません。
2019KU-802 54.3ミリ
やはり未完成な形状ながら、大きくなりそうな雰囲気があるため、やはり血の濃いクロスラインをと選定
2019KU-1205 55ミリ
こちらも12頭中9頭が♀で♂最大83ミリと評価が不明ですが、♀の形状は自ブリでもトップクラス。細身で美形のため選定。
他19-KU-609 に掛け合わせる♀補強個体は先に述べたように♂の形状の足りぬ部分を補填する要素と、未知数可能性を優先。
今年も数字(サイズ)を目標値として挑みますが、数字に縛られず、自己ブリードのみといった縛りにもとらわれず、他人の評価を気にし過ぎることなく、但し刺激を求めやりたいよう楽しむことにします。
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