2月16日
『コース』近鉄上本町駅=近鉄奈良駅→東大寺・転害門→般若寺→興福院→海龍王寺
→法華寺→平常宮蹟→秋篠寺→近鉄大和西大寺駅
東大寺の西の門・転害門から西へのびる道が、
平城京の南一条大路…法華寺までを佐保路と呼び、
その先は左紀路となって西へのびています。
(9:45)
転害門(国宝)
東大寺の西側に位置し、度々の兵火にも奇跡的に焼け残ったこの門…
ここから佐保路が始まる。
古寺・古墳をめぐる古都散歩に31名が集まりました。
天害門を後に般若寺に向かいます。
(10:00)
般若寺 楼門(国宝)
奈良時代に創建されたと考えられている真言律宗のお寺です。
東大寺の東側から延びる奈良坂と呼ばれる坂を登った場所に位置し、
「コスモス寺」として有名です。
楼門から見た般若寺境内に建つ十三重石塔(国重文)
拝観料500円 境内図だけ見て次へ・・・
(10:14)
奈良少年刑務所
全国7箇所の少年刑務所の一つ
建築年は 1908年 100年以上前の建物です。
ロマネスク調様式の正門
イスラム教のモスクのようにみえます。
とても刑務所には見えませんよね。
正門から見た本館
やはり刑務所 高くて長い塀が続いています。
レンガ造りです。
(10:41)
興福院(こんぶいん)
ツバキとサツキの名所として知られていて
奈良で最も美しい尼寺の一つとされている。
拝観料300円 要電話予約
門前に建てられている石碑に刻まれた文字は、
「不可酒肉五辛入寺門」
「酒肉」は周知のとおり。
「五辛」とは、大蒜(にんにく)・葱(ねぎ)・韮(にら)・浅葱(あさつき)・
辣韮(らっきょう)など辛み・臭みのあるもので、これらも色欲や怒りなど
が起こるもとだからダメなわけです。
(11:10)
狭岡神社
さて、この狭岡神社!なんと呼ぶのでしょうか?
せまおか?きょうおか?実は、「さおか」と読むそうです。
拝観料も要らなく境内を見たかったのですが
皆さん先を急がれますから・・・・
残雪の若草山が手に取るように見えます。
右の方には高円山にある奈良大文字
大文字と言えば京都が有名ですが、
ここ奈良の地にも大文字があります。
この大文字が作られたのは昭和35年と
京都の大文字の歴史に比べれば浅いのです。
東大寺の大仏殿と若草山
《続く》