大嵐(おおぞれ)駅前からの続き。
のどかな大嵐駅から夏焼トンネル方面を望む。
目の前の道は旧飯田線です。
そろそろガソリンがやばくなってきたので、夏焼トンネルに行くかちょっと悩む。
たかだか往復2kmで悩むほどヤバイわけで。
だってここまでガソリンスタンド全然ないんだものこれが。
夏焼トンネル内部。来た方向を振り返って撮影。
・・・地元の子供達に、お化けトンネルって言われてる(らしい)理由もうなずける。
お化け出なくても怖いでしょう。
このトンネルの先には夏焼集落があって、今でも生活道路として使用されてます。
でも、これを歩いて学校通うとか、ちょっと想像できない。
冬の夕方とか、真っ暗になったらもう入る勇気は無い。
夏焼トンネルを抜けた先の丁字路を左折すると、今は廃道となっている大嵐佐久間線があります。
廃道の世界では有名な道らしい。
ここから佐久間ダムまで、昔は道が続いていたという。
見える範囲は路面が伺えるものの、バイクでは無理なことは分かっているので、行きません。
でも、隙間は十分にあったりします。
さて、行き止まりまで来たから、今日の所はこれくらいで帰りましょう。
・・・ところでこの四駆は何だろう。
登山か山仕事かそれとも釣りでしょうか?
ここにも車が止まってる。全部で4~5台はあったような。
なんだろう、この車たちは。
ちなみに、この先の細い道を進むと夏焼集落があります。
あと、増水した時はここらへんが水に浸かってしまうらしいので注意です。
大嵐駅へ帰ってきた。
さて、ここからずっと南下して、東名高速に乗らなければ。
ところが、ガソリンスタンドが全然ないんです。
こりゃマジで佐久間ダムまで持たなくなってきた。ヤバイなあ。
富山村の集落に差し掛かった時、ガソリンスタンドの中に人影を発見!
ホントに田舎のガソリンスタンド然としたところで、何とかガスを補給。
どうやらホントは休みだったらしい。
おじさんは所用でたまたま寄ってたみたい。
その時通りがかったのでガスを入れてもらえた様です。
ガスを入れ終わったら、ガソリンスタンドのおじさんは帰って行ってしまいました。
その後、本当に佐久間ダムを過ぎてしばらく行くまで、ガソリンスタンドが無かったので、
奇跡的に助かったみたいです。
ところが、さらにピンチ。
通行止め。
マジでめっちゃ大まわりせなイカンのか~。
これは無理そうな雰囲気・・・。
でも良く見ると、「本日通れます」とのプレートが!
めっちゃラッキー。
佐久間ダム沿いをどんどん南下します。
そのとき、木々の隙間から何かが見えました。
おおー!
旧飯田線のトンネルが顔を出してます。
手前側ズーム!
向こう側もズーム!
なかなか趣がある風景です。
さらにどんどん南下すると、またまた気になる物が見えました。
上の画像の丁度真ん中にガードレールと車が見えた様な気がしました。
一瞬考えたが、ちょっとまって。
大嵐駅からだいぶ南下してきている訳だから、対岸はもう廃道のはず。
ズーム!
???
車とさらにボートも。 あれはバス釣りに使うアルミボート・・・。
ということは、対岸の廃道につながる現役の道があるということか?
いや、ネットの情報ではそんな道は存在しないという情報だったはず。
頭にはてなマークが浮かんだまま、佐久間ダムに到着しました。
でもやっぱり通行止め。
ゲートを入っても、がけ崩れがあるから車は進めないはず。
あの車は何だったんだろう・・・。
もしかしてガケ崩れで閉じ込められてしまったんだろうか?
その後、よーく画像を調べてて判明しました。
真ん中の車の向こうにうっすらと見える穴。
そうです、これは夏焼トンネル。
あの車は、トンネルそばに停まっていた車です。
要は勘違い。 大嵐駅から相当走ってきたと思っていたけれど、ダム湖の入江は深く、
対岸をクネクネと走り続けて、結局さっきいた場所の反対側に着いただけでした。
分かればなんてことない話でした。
佐久間ダムのダムサイトに到着。
ダムは絶対こっち側が怖い。
岩壁には、実は謎の穴やコンクリの跡がいっぱい。
このうちの一つが現役の展望台のはず。
コンクリ展望台や謎の穴ポコもある。 ズーム!
まずは穴ポコ。とても危険な臭いがします。たどり着ける方法はあるんでしょうか?
展望台(らしき建造物)も、なんだか使われてるのかどうか怪しい。
全体を見ると、どこがどんな役目(だった)のかよく分かりません。
この柵がある展望台も使われてなさそうだし。
なんか橋がありますよ~。
ズーム!
・・・橋の上に巨大な岩が乗ってる様にみえますが・・・。
なんだかでかくて継ぎはぎチックな壁面を持つ佐久間ダムでした。
ではお家に帰りましょう。
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