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サウスライド

自転車通勤はじめました

2011年11月04日 | MTB


自転車通勤をはじめました。

冷し中華はじめました的ではありますが、

効率良くトレーニングするには、と考えた結果、3秒くらいで思い付いたのが

自転車通勤。

トレーニングに自転車通勤を、なんてよくある選択ですが、

ちょっと迷う理由がありまして、それが、

自宅から会社まで片道40kmという点。



往復なら当然80kmとなるわけで、果たして日々の習慣になり得るのかが、

躊躇する理由でして。



朝4:30のアラームで目覚め、会社に向けて出発します。

通勤用チャリはMTBとは別のを用意しました。

「自転車通勤は確実性が最重要」との諸先輩方の言葉を肝に銘じ、

時間&距離管理用にサイクルメーターも装着。

 

日の出は5時台後半。まだ暗いです。

なるべく無理しないで漕いで、会社まで2時間10分でした。

ただこれはサイクルメーターの時間なので、

実際には2時間半以上はかかってます。

帰りも大体同じ位時間がかかりました。

さすがに疲れました。

 

翌日も4:30起き。

前日の帰りが遅く、睡眠時間が短めだったので、

すこし躊躇したものの、出発。

やっぱり2時間10分かかりました。

ただ、仕事をしてても今ひとつピリッとしない。疲れが残ってる様です。

夕方になってようやく頭と体が動く様になってきました。

 

帰路の出発は午後8時。帰宅時間は相当遅くなりそうです。

会社から10kmを過ぎたあたりで後輪がパンク。

修理キットも携帯ポンプも持ってなかったので、近くの駅に止めて電車で帰る事に。

王滝からずっとパンクの神様が付いてきている様です。

ところが駅へ向かう道すがら、ふと、明かりの点いている自転車屋さんを発見。

修理を依頼したが、いままでに経験したことが無い位ものすごく丁寧に

断られてしまいました。(笑)

まあ、21時でしたし。 営業時間はとっくに過ぎてましたから、しょうがないです。

近くの駅に着いて、一時利用の自転車置き場に駐輪して帰宅しました。

 

翌日、車で救出に向かいました。

パンクの反省もちゃんとしまして、

携帯ポンプ、換えのチューブ、工具を携帯する事にしました。

そして何より自転車の改造をしなければ現場でパンク修理ができません。

なぜなら通勤用自転車はママチャリなのです。

とにかく、いろんな部品がいちいちめんどくさいんです。(後述)

6速ギヤ付きなので、かなり走りますが、格好はよろしくありません。

ただし、ずっと駐輪してても心配じゃないのが一番のメリットです。

よく働いてくれる、なかなかかわいいやつです。

 

ママチャリは当然カゴ付き、ライト付きです。

そしてホイールにクイックリリースなんてものはありません。

ナット止めです。

後輪はドラムブレーキ。

パンクしたのは後輪なんですが、このドラムブレーキが曲者で、

リアホイールを外すにはドラムブレーキを外さなければならないという始末。

どうやらママチャリはホイールを外さずにパッチを当てて修理するのが

普通らしいです。

ところが今回、何だか分かりませんが、パンクしたチューブのいたるところから

空気が洩れているじゃありませんか。

これは品質の問題ですね。

いずれにせよチューブを交換するにはホイールを外さなければならなくなりました。

では、さっそく。

1)リアのアクスルナットを緩めて外す。

2)リアアクスルにかませてある泥よけを支えるステーを外す

3)ドラムブレーキを外す

4)ホイールを後ろに引き抜こうとするが、泥よけが邪魔して抜けない
 (MTBは下に抜けるが、このママチャリは後ろに抜く様になっている)

5)泥よけを外そうとするが、今度はリアのカギ(固定された輪っかのやつ)を外さないと
  泥よけが外せない。

6)リアのカギを外す

7)泥よけを外す

8)リアホイールがやっと外れる

・・・つ、疲れた。

 

自転車部屋には部品が散乱。

これじゃ帰り道にパンクしても修理なんてできません。

よって改造決定という事になった訳です。

 

まず、前後の泥よけは外しましょう。

リアのドラムブレーキも取っ払います。

代わりに折り畳み自転車に付いているダイアコンペのキャリパーブレーキに交換です。

取り付けは丁度良い位置に泥よけのステーがあるので、ここにドリルで穴を開けて、

キャリパーブレーキを固定します。

ママチャリをママチャリたらしめている前カゴも外します。

ダイナモライトはLED電池式に交換。

ダイナモライトの取り付けステーはサイクルメーターのセンサー装着場所とします。

これで、ホイールをすぐに外せる様になりました。

既に、ハンドルはアルミのフラットバーに交換済ですし、

グリップはGIANTのロックグリップに変更。右側はグリップシフトに合わせてカット。

シートは折り畳みチャリのスポーツタイプを移植済です。

シートポストもアルミの400mmのロングに換えて、めっちゃ高くしてますんで、

ママチャリの雰囲気では無くなってきました。謎バイクです。

これで、ジャンル不明の通勤快速チャリンコの完成です。

しかも、ほぼ家に転がっていたものの再利用。

ローコストばんざい。

 

ママチャリも外すもの外して、ポジションを合わせたら、

そんじょそこらのクロスバイクにスピードでは引けをとりません。

ロードには徐々に離されていきますが。

 

結局、一か月間で5回ほど自転車通勤しました。

外出や会議などで遅くなることが多かったので仕方ないですが、

当初の計画より回数がちょっと少ないです。

ただ、やっぱり片道40kmは、

遠いですたい。

朝ねむい。

 

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