Southride(サウスライド)

マウンテンバイクとダックス125

サウスライド

2015年5月 SDA王滝42km レポート(結果)

2015年05月24日 | 王滝


ゴールデンウィークに続き、再び王滝村にやってきました。

2015年5月SDA王滝42kmです。

前日に受付を完了し、晩ご飯は王滝食堂でいのぶた丼をいただき、

ゴルフ場に隣接したおんたけゴルフ&リゾートホテルに宿泊です。

ホテルは昭和かつバブルの雰囲気を醸し出した、少し古いけど40歳代にはたまらなく懐かしい、いい感じでした。

マージャンルームや卓球台もありました。広い温泉で足を伸ばして移動の疲れを取ります。

部屋も快適。Mさんも気に入って、我々の常宿になるかも。


翌日は朝4時起きして、5時に松原スポーツ公園入りします。

5時20分頃に11km離れた滝越地区へ移動を開始。

自然湖で写真をパチリ。

 

滝越地区には6時頃に到着しました。雨の可能性もありましたが、天気は持ちそうです。

いつものスタート地点。

ずらりと並んだバイク達。並べた場所は80番目くらいでした。

簡易トイレは3台。42kmの参加者は松原スポーツ公園で並ぶよりも、早めにスタート地点に来て

こちらで用を済ますのがスムーズかもです。

 

そして、朝7時にスタート。

まず8kmほど舗装路の登りを進みます。脚の調子は悪くありません。

50番手くらいまで上がって、前を追います。いつもの通りバンバン抜かれるかと思いきや、

それほど抜かれないんで、調子は悪くないのかも。

それでも単独て走っていると前のパックにジワジワと離され始めました。

後ろからやってきた3人パックに乗せてもらい、前を追います。

マウンテンバイクとはいえ、集団になるとスピードの上がりが違うんですね。驚きました。

やがて三浦ダムの手前で右に折れ、いよいよダートの登りに突入です。

調子が悪い時はこの段階で心がポッキリ折れてしまうんですが、そこそこ登れるので頑張って進みます。

とはいえ、最近の練習不足で全く自信が無いので、自己暗示でなんとかします。

「今日はめっちゃ調子ええんちゃうのー」とか、「走りが軽いわー」とか 、「ライン取り最高!」など、

事実とは(だいぶ)違うことを脳内でつぶやきながら、地獄の登りに対抗します。

この段階でかなりやられているのは間違いありません。

それでも何とか最初の登りをやり過ごし、最初の下りに入ります。

ここで思わぬ事が。

なんと下りの調子が良いんです。10人以上ををバンバン抜かすことが出来ました。

こんなのフルサスで参加した時以来です。なんせ最近は下りで抜かされるばかりだったもので・・・。

フロントタイヤ幅を2.2にし、空気圧を1.6BARに下げたのが良いのか、それともゴールデンウィークの

王滝80kmで4周回も下りの練習ができたおかげなのか。

しかも王滝80kmの時はリバウンドが最遅で、リジッド並み?のフロントサスの暴れ方だったので、

滑り出しの感覚が鍛えられたのか、とにかくガンガンいけます。楽しい。

なんだか雰囲気的に(ワタクシ的には)かなり上位(20番台くらい?)に食い込んできている様です。

一旦スタート地点に戻り、再び舗装路を登り始めます。

そして、案の定、抜いた人みんなに抜かれちゃいました。orz...

ワタクシ、苦手なものがありまして、というか、皆さんと比べて苦手ということなんですが、

それが、舗装路の登りなんです。

悲しいくらいのスピード差で抜かれてしまいます。心が折れはじめました。

それでも何とか踏ん張って、2回目のピークを越えてチェックポイントへ。

チェックポイントでは休憩しないでそのまま先へ進みます。

その時、御嶽山が姿を現しました。

水蒸気を上げ続けるその姿。噴火の被害に遭われた方には心から哀悼の意を表します。

ただ、その雄大な姿を見上げるたびに、信仰の対象になるのも分かります。

ここからは選手の間隔も開きはじめたのか、それほど抜かれなくなりました。

ちょっと抜かれて、ほんのちょっと抜き返すといったところです。

やがて少し下ったら、やって来ました「あの」水路越えからの厳しい登りです。

直前でワタクシを抜いていった4人パックが「うわぁ~」と言って押し始めました。

ここら辺から20kmの皆さんも増えてきます。

苦しいのをこらえて、こらえて、歩くような速度で登ります。押している選手を縫うようにジワジワと抜かしていきます。

20km出場の女の子が、ワタクシの姿を見て、「すごーい」と言ってくれます。

すごくないんです。限界ヘロヘロなんですワタクシ本当は。

でもありがとう、心から嬉しゅうございます。

元気が出たので最後のピークに向かいグイグイ踏んでいきます。

5月の42kmは最後の下りの様に見せかけて、もうチョイ登らすということを2回ほど繰り返すという

いやらしいコースなので、騙されないように進みます。

80km周回で記憶しておいた下りの始まりにやって来ました。

楽したい気持ちを追いやって、アウターでガンガン踏みます。

遠くに見えていた選手があっという間に近づいてきます。

さっき抜かされたたくさんの選手の皆さんの横を、声をかけながら抜かせてもらいます。

ワタクシの前にはわりと選手が固まっていた様で、最後の下りだけで10人は追い越す事が出来ました。

42kmレースの謎の50km地点で、前方200m程先に選手が一人見えました。

必死に頑張って踏みまくったんですが、残念ながら僅差で追いつかずゴール。

 

 

時間は3時間10分をちょっと過ぎたあたり。2時間台に入りたかったですが、これが実力です。

順位はなんとか30番台後半でした。

ゴールするまでは50~60位くらいの感覚でしたが、思ってたよりいい順位でした。

とにかくコケなかったし、苦手だった下りが克服できたのは良かったです。そのかわり登りの弱さが(相変わらず)課題です・・・。

心も何回か折れましたし・・・。

Mさんも無事ゴール。前回よりだいぶ順位を上げていました。さすがです。

スーパーフライもお疲れ様です。

水溜りがたくさんあったので、クランク周りは砂でじゃりじゃりです。

会場に戻り、完走証をもらいます。

会場で焼き鳥丼といなりずしを買って、Mさんと芝生で食べます。おいしい。

お土産は「ほうば巻き」と、「野沢菜」。

早めに出発したおかげで、渋滞も小仏トンネルで4kmと、比較的短く、圏央道もスムーズで5時には帰宅できました。

嫁さんからは、「練習してない割りにはやるな。」と、褒められてるのか、けなされてるのか分からないお言葉を頂きました。

選手の皆さんお疲れ様でした。

王滝村の皆様、主催のパワースポーツさん、またお世話になりますので。よろしくお願い致します。

 

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