寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

役員の内緒話(続)

2010年05月25日 08時11分09秒 | 日記
カップスター♪食べたその日から味のとりこに~とりこになりました~♪ 私が深夜夜食に食べるカップスターは以前こんなコマーシャルソングで一世を風靡しました(笑)
そのせいかコンビニでつい手に取る可愛い奴(商品)です。
カップラーメンの王道を行く日清のカップヌードルと比べても味に遜色はありません。値段は安いし、味はやや醤油ベースが利いていて中々の美味です(笑)
皆さん是非どうぞ…さて本題ですが、役員さんイコールおじいさん(笑)ですから内緒話も大きな声でやっています。だから内緒じゃあありません。…がやっぱり人の子ですね(笑) 普通上司の悪口を肴に一杯やるサラリーマンと変わりませんよ(笑) ただ相手が部下だと言うだけです。
鬼塚専務と根本常務が同席しました私のクルマはさながら幹部の罵倒雑言の座となりました。
直部下は平取りですが、主に又部下(二段階下)以下に集中砲火となりました(笑)
本部長と言えば社内じゃあ泣く子も黙る方が多いのですが、ここの二人に掛かってはそれも台無しですね、 『あの芳野(本部長)なんか飲み屋でカード忘れて上田に金借りてんだよ(笑)』
『馬鹿ですね(笑)』『組合員じゃあ無いから首にしたら~』
『あいつ首にしたら他の奴も首だよ』
『そりゃあ大変だ~』
『仕方ないから使ってやるか(笑)』 『ほかに適当な奴もいませんし~』『ワッハハッハ』しかし社内の噂じゃあライバルとされているお二人がこんな形で意気投合されるとは驚きでした。
万事こんな調子で話す声の大きい事(笑) 重役の皆さんストレス解消もいいけど、ほどほどにね!
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役員の内緒話♪

2010年05月24日 10時19分22秒 | 日記
春風薫る季節になりましたね♪
こんな季節の喉を潤す飲料水と言えばヤッパ、コーラでしょうね(笑)コカカーラ♪いろいろうわさもありましたがあの喉越しの美味さは他の炭酸飲料水では太刀打ちできないでしょうね。夏場コーラに限ります~(笑)…うちの会社も決算・株主総会も無事に終わり役員会がある七月に向けて最終調整の段階です。
何せ今年の役員会は社長交替が予定されていますから、他の役員さんの一新もあるようです。
つまりトップが変われば新しい社長がやりやすい体制に替えるのですね。
今の社長は御年七十才です。役員さんはみんな年下なのは当たり前ですが、新しい社長は五十七才なのです。こうなると役員さんもにわかに焦り始めますね。
今の副社長・専務・常務クラスは皆さん年上だからです。
今期はないにしても来期の構想から外される恐れがあるからです。
社長の任期は四年ですが、役員の任期は一年です。 (商法で役員の任期改正)
そう言う事もあってか仰天人事が発表される時期でもあります。
また地方工場の視察の時期でもありました。
例によって鬼塚専務が関西を訪れました。一通り視察を終えて夜の懇親会となりました。 確か昨年はこの場で不埒な発言をした社員が鬼塚専務の逆鱗に触れて左遷されましたが、はて今年は…
私は何ごともなく散会となるように祈っておりました(笑)
確かに昨年度は業績も回復していましたから、会議もスッーと進行したそうです。
会場(つまり飲み屋)からの帰り道でした。鬼塚専務の横には根本常務が同席されておられました。呉越同舟♪って奴ですね(笑) それがお互い大人の二人ですから意外と紳士的でしたね(笑) しかし出て来る話は支離滅裂!他の部長クラスや平役員なんかボロクソでしたね(笑)
読者の皆さんにはいやぁ汚い言葉で失礼しますが、実際ほんとにそうなのであります(笑)
まず口火を切ったのが根本常務でした。
『今度高辻君(役員)が昇進したのは良かったね!』
『そうだね、もう役亭だもんな』
『平取りで終るのとはえらい違いだから…』
『その分他の奴が上がらないとおかしいのに…』
『そうですよねぇ臼井(本部長)が上がると思ったけどね!』
『そうなんだよ、あいつ本社の査定も良いはずなんだけどなぁ…』

本部長クラスは役員の査定もありますが本社も査定しております。つまり役員の身びいきだけじゃあ通りませんよ。としている訳です。
その本社の査定が良い臼井本部長が役員に入らないのがおかしい、と鬼塚専務はおっしゃるのです。
根本常務が頷きながら『臼井は女グセが悪いんじゃあないの(笑)』
『そうだあいつあんな顔しながら趣味悪いからなぁ』 『ゲテモノ好きだからあいつ(笑)』 『女房の顔みたいよなぁ~』
『専務私一度見ましたけど確かものすごく年上であいつのオフクロさんかと思いましたよ(笑)』
『そりゃあ大変だ(笑)円山(本部長)だって嫁さんブスだったよ(笑)』
『あのクラス(本部長)はみんな趣味悪いですね~』
『だからうちは意外と将来明るいよ~』
『ワッハッハッハ』
『ワッハッハッハ』
こんな具合です…
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銀座の恋人(完)

2010年05月23日 10時34分46秒 | 日記
片山課長はビールを配りながら、ここだけの話しを始めました。 *何がここだけだよ、長原部長は思いました。片山のここだけ、はみんな知ってる話だよな(笑)
まっいいか!どうせ東京駅までの暇つぶしだしな…
『部長どうぞ!』 長原部長にビールを勧めながら片山課長もグビリと飲みました。
その仕草がまるで講談師が始めに喉を湿らす様に見えたので長原はクスリと笑ってしまいました。
片山課長は意に介せずピーナッツをパクリと囓るや、 『最近宮崎役員がまた女を替えたんですよ。』
と切り出した。
宮崎役員と言えば長原部長が所属している事業部のトップです。
ただし業界きっての遊び人ですから長原部長はそんなに驚きませんでした。
『…』まだ社内の状況に疎い江本だけはキョトンとしていました。
長原部長は『またか』なんて顔でしたが…(笑)
片山課長はそんな長原部長を無視して江本の方を向いて喋り始めました… 『銀座に京ってクラブがあるんだけど部長知ってますか?』
いきなり振られて長原部長はビールを吹きました。
京と言えば小雪の店の名前だからです。
『知らないなぁ~』悟られないようハンカチで顔を拭いながら長原部長は言いました。
…でしょうね♪そんな顔で片山課長は話を続けました。 『その京に確か小雪て名前の子がいてその子が役員にぞっこんなんですよ(笑)』
『……』
『役員も参っちゃって逃げていたんだけどいろいろプレゼント攻勢に会ってとうとう掴まったらしいよ(笑)』
『あ~役員みたいにモテたいねぇ~』片山課長は羨ましそうにそう言いました。
『小雪て幾つですか?』興味津津の江本が訊きました。『そうだなぁ見た感じ24、5かなあ』
『…』
『小雪が…』長原部長は知らなかったのでした。 銀座の京は宮崎役員の馴染みだったのでした。
そこの小雪と宮崎役員が同棲している、片山課長の話は続きます。
長原部長はただ呆然としているだけで小雪の顔や姿が頭の中をグルグル駆け回っていました。
『役員がプレゼントしたんですか』 江本はなんも知らないから無邪気に聞いて来ます。
『違うよ。女の子がプレゼントしたんだよ』
『それもさぁ。結構高価な物だよ』 『バックとかですか?』
『あぁバックもあったしライターもあったよ』
『片山課長は見たんですか』
『あぁ役員に見せてもらったよ』
『バックは今でも役員が使っているけどライターは誰かに上げちゃったらしいよ』
『へぇ~役員は気前がいいですね(笑)』
江本が感心しながらビールを飲みました。
『あっ!』長原部長は思わず叫びました。
『片山君、カルチェだろう!』
必死な顔に片山課長は引きましたね(笑)
そしてマジマジと長原部長の顔を眺めていると胸倉を掴まんばかりの勢いで、 『ゴールドのカルチェだろ!』と叩き込んで来ます(笑)
呆気にとられた片山課長は身を捩る様にしながら、、『ピンポーン♪』 とおどけケラケラと笑い出しました。
長原部長は身体中の力が抜け落ちてしまいました(笑) その様子を見ていた江本は何がなんだか分からないままにいましたが、 片山課長はピンときていました。
『このおっちゃん柄にもなく…』
抜け殻同然の長原部長を冷淡な目で眺めていました。その時アナウンスが新横浜を通過したことを告げました。車窓から見える空はどんより曇り空…窓ガラスに雨粒がぽつぽつしてきました。
『今夜の東京は雨だね』
片山課長は冷ややかに言いました。 座に重い空気が漂ってきました。
『でも明日は晴れでしたよ』
江本が明るく返すと、
長原部長は頷いて『泣いたカラスがもう笑った』そんな言葉があったなぁ…
窓に目を向けるとちょうど有楽町駅のネオンが鈍く光っていました。
『明日は晴か…』もう一度呟くと
三人は降りる支度を始めました。
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銀座の恋人(四)

2010年05月22日 13時52分08秒 | 日記
あの夜長原部長は心地よく酔っ払いました。最初案じた小雪ともすっかり打ち解けてそれはもう楽園の一夜でした。こんなに楽しく過ごしたのはいつ以来だっけ…(笑)
良く飲み良く喋り笑い…その晩はグッスリと眠りました。
朝目覚めていつものように携帯をのぞき込むと早速小雪からメールがきていました♪
『今度は食事に誘って下さい♪』
ここじゃ打てないくらいのデコメが 画面いっぱいにありました。
『大人びた感じだけどまだまだこどもだな(笑)』
…思ったけどやっぱり嬉しくて仕方なかった。
誰もいない単身用マンションで一人ニヤつく長原部長でした。
しかし好事魔多し…と言います様に 楽園の次の日から仕事はトラブル続きでした。クレームが山ほど舞い込んで処理をするのにてんやわんやの日々でした。
その中でも唯一癒されるのが小雪さんからのメールでした。どんなに落ち込んでいても小雪さんのメールを読めば勇気百倍! 落ち込んでいた自分が元気になるのが不思議なくらいでした。
しかし一週間というものはそんな処理に掛りきりでした。
それもようやく目途が立ち最終名古屋の仕事も予想よりも早く片付いたのでした。
新幹線の車中ではクレーム処理も無事終わり部下の二人と軽くビールを飲みながら、雑談に花を咲かせていました。 *今日はもう終わりだし久々に小雪のところにいこうかなぁ♪二時間ほど飲んでどこかめしでも食べに行こうか♪
どこかいいかなぁ寿司屋かラーメン屋か…*初めてのデートでラーメン屋はないよなぁ(笑)『○○○○…!』『○○○○…!』『えっ!』
我に帰ると向いの片山課長がこっちに喋っているのに気がつきました。『部長~どうされたんですか(笑)』小雪のことを考えていて片山の声が聞こえなかったのでした。
『いやすまんな(笑)』苦笑いしながらビールをゴクリと飲み干しました。照れ隠しみたいな仕草に勘のいい片山課長は 、『部長女の子のことでも考えていらっしいましたね(笑)』
『まさか~』長原部長は陽気に打ち消しました。
*しかしこの片山は鋭いな(汗)……片山課長は宮崎役員の覚えが良いのですが、仕事はたいして出来ません。*そのくせ妙に勘だけは冴えている奴だよな(苦笑)
『部長今日はこの後会社に帰るのですか?』もう一人の若手の江本が聞いて来ます。* そう言えばここんところ毎晩午前様だったよなぁ…
『今日で一段落したし東京駅で解散しょうや』
『ハイ!』江本は嬉しい声で返事を返しました。
片山課長も『そうですね明日からまた大変だから…』〔大変なのはお前のとこだろう(苦笑)『まだ俺の助けがいるのかよ』
*課長のくせに自分の事くらい何とかしろよ~
長原部長は言いたかった!
若手なら仕方ないけど…片山、お前課長だろ~
つい口にするところが今日は小雪のところに行く…それだけでワクワクの長原部長は 嫌味な言葉をグッと飲み込んだのでした。そうとも知らず片山課長はビールのお代わりをワゴンサービスから受け取りニコニコしながら『そう言えばここだけの話ですが…』
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銀座の恋人(三)

2010年05月21日 08時51分33秒 | 日記
小雪さんの驚いた顔を見て長原部長は一遍に力が抜けたのです。(笑)
そうだ、銀座の女に惚れたら負け、なんだ(笑)
『これ貰ったんだよ♪』長原部長はいつもの陽気な自分をさらけ出し遊んで帰ろうと思い直しました。
そんな肩の力の抜けた長原部長を見て小雪さんもようやくほっとしました。
たまに居るんですよね(笑)『自分の容姿と相談したら…』なんてお客様が… ここは銀座、変に気を回されてぎこちないお客様がね(笑)
いくら良い格好をしたって料金は変わりませんよ(笑)
『エッヘヘへ♪』『実はね…このライター貰ったんだよ♪』すっかりリラックスした長原部長はライターの一件を話しました。気取らず陽気な態度に好感を持った小雪さんもようやく話しに入って いけました(笑)
話は弾みました。 飲み屋の女の子はどこか線を引いた感じがしたものでしたが、小雪さんは違っていました。そんな雰囲気に長原部長はつい自分の容姿を愚痴っていました。
すると今までにこやかに聞いていた小雪さんが急にマジな顔つきになり 『男は心意気ですよ♪』
小さいけれどはっきりと言いました。言って小雪さんもはっとしました。『私がどうして長原さんの肩を持つのかしら~』
小雪さんは少なからずこの冴えない中年男に魅かれ始めたのでした。
小雪さんは岡山から短大を卒業後上京OLから友達に誘われ転身、銀座で二年目の夜の蝶でした。両親は幼い頃に離婚母方の里で育てられました。父親の顔は覚えておらず、ファザコンの典型的でした。
長原部長と話をするとさすが一流企業の部長らしく誠実な態度と軽いジョークが好きでした。地元の高校は有名な進学校で小雪には足許にも及ばなかったはず。それなのに長原部長は秀才の素振りも見せずにニコニコ笑って冗談を言うばかりで、それが小雪の印象を更に良くしていきました…
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