国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

お互い様だけど

2020-04-18 | 日記
昨日放送された「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」ラトビア(首都リガ)編は悪いものではありませんでした。というより、初老の夫婦が営む写真館での微笑ましいやり取りは非常に良かった。毎回こんなだったら先週みたいに苦言を並べ立てたりする必要もないんですけどね。

以下は先日私が呆れ返った「キューバって島国だったのか?」発言から思い出したこと。30年ほど前パラグアイに住んでいた頃の昔話ですが、同僚の何人かが周囲から「日本は中国(大陸)のどこらへんにあるのか?」とか「半島のどっちがそうなの?」などと尋ねられるのでウンザリだ、とこぼしていました。私に同様の経験はありませんでしたが、たまに首都へ行くと街中で "chino" あるいは "coreano" と(時に指を指されつつ)言われたことは度々、逆に "japonés" は皆無でした。(ちなみに今世紀に入ってから何度も訪れたナミビアでは専ら「中国人」呼ばわりでした。アフリカには日本人の100倍住んでいるという話ですから無理もないですけど。)もちろんいい気持ちはしませんでしたが、「まあ連中に区別が付くはずがないから仕方ないか」と達観していました。私らだってラテンアメリカやアフリカから来た人達の出身国までは十中八九判らないでしょうし。(ただし勘違いはしても、それを口にするかしないかに国民性の違い、または民度の差というものが現れるとは思っています。)馴染みのない国や地域ほど「一緒くた」にする傾向は誰にでもあるでしょう。なので、うるさいことを言うのは野暮なのかもしれないという気もしてきました。

しかしながら、国・地域あるいは宗教によって「左手を使ってはいけない」「子どもの頭をなでてはいけない」といったタブーがいろいろありまからね。こういうのは重大なトラブルを引き起こしかねず、無知だったからと笑って済まされる話ではない。ヒロシが現地で地雷を踏んでしまい大変な目に遭ったというシーンをこれまで一度も見たことがないことから(隠しているのならケシカランですが)、おそらくはスタッフが事前に「これだけはやっちゃいけない」という最低限の注意事項は伝えているんだろうと想像します。

あの番組も今は海外ロケどころではないと想像しますが、ホームページに「差しあたって3か月は放送される予定…」とありましたので、しばらくはストックの放出で凌げるということでしょう。ならば撮影再開までの期間を有効に活用してほしい。番組の質向上をはかるには絶好の機会といえますから。
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