こちらに出ていますが、昨日の「御前会議」(危機対策本部員会議)で5月11日開始予定の前期授業をすべて遠隔授業で実施することが決まりました。ただし講義のライブ配信は、それを全ての科目で同時に行うと大学の回線がパンクする可能性があるとの理由で禁止。(最近は禁止ばっかしです。)そのため講義資料を予めOneDriveに上げておくといった必要があり、その準備を早めにしておけという指令が既に出されていたので心構えはしていましたが、まさか前期終了まで続くとは! 全15回のうち5回流れることになりましたが(その分はレポートなどで対応)、それでも10回分の準備が必要です。
何はともあれ、今週はずっと初回の準備に忙殺されました。私は紙媒体の資料を配付し板書で進めるというスタイルでやってきたので、パワーポイントは珍しい植物の写真を見せる時など、限られた場合にしか使っていませんでした。(書きながら話す方がリズムが出るし、パワポは一度作ってしまえばラクながら、学生がそれを書き写すことに没頭して、それこそ「話半分」になりかねないと危惧していたこともあります。)そのやり方を基本的に変えないつもりだったので、まずは配付資料をスキャンしてPDF化。次にそれをスライドショーにして私が適宜コメントしながらビデオ収録。あとはアップロードした資料とビデオを閲覧してもらうだけ。そんなに難しくはないだろうと考えていました。が、やってみたら失敗の連続。
1回目の収録では絶対落としてはいけない「まとめ」のスライドをうっかり消してしまっていたことに気付いて中断。2回目は終了後に確認したところ最初の30分しか録画できていないことが判って愕然。(記録容量にかかわらず連続録画可能時間があることを初めて知りました。コンパクトデジタルカメラでも一緒のようです。)それよりも驚いたのは、例年90分で話す内容が1時間ちょっとで終わってしまったこと。それだけ板書とそれを学生が写すために時間をかけていたということです。まあ早く終わっても怒られることはないでしょうけど、進行が速すぎて、あるいは詰め込みになって理解度が下がってしまってはいけません。ゆっくり話すだけでなく、内容も少し見直しが必要のようです。
まあ講義科目は苦労はしても何とかなるでしょうが(注)、問題は実験・実習科目。学生に大学に来させないでどうやって実施しろと? それでも何とかしろということなので考えますが、薄っぺらなものになるのは避けられません。(注:ただし毎回外部から (大阪や兵庫、岐阜など県外からも) 講師を呼んで話してもらうはずだった講義科目も先方に無理を言えないのが頭の痛いところ。最初の2回は私が自分の経験を話すことに急遽変更し、こちらの準備にも追われることになりました。)
それよりも圧倒的に困ったことになったのが卒業研究。「御前会議」では「遠隔授業の期間(5月11日〜7月28日)は文献収集などできることに取り組んでもらうしかなく、事態が落ち着けば夏休みを利用することも可能」といった意見が出ていたようですが・・・・・水田や畑で行う作物の栽培試験には当然ながら時期というものがあります。(8月に田植えして何になる?)そうなるとテーマを変えるしかないということにもなりかねませんが、その場合、私には手持ちのカードにろくなものがない。(イネやダイズの代わりに冬作の麦類に変えれば済むという問題では全然ないです。)いやー参った参った。当分の間、悩みは尽きそうにありません。
おまけ
Microsoft PowerPointにはナレーションを録音する機能もあるため(ただし最長1時間)、自室でスライドショーを再生しながら音声を入れて(スライドの切り替えのタイミングとともに)保存し、そのファイルを公開することも可能です。しかしながら、私がパワポのファイルをそのまま上げる気がないのは、Macで作成したプレゼンテーションをWINDOWSユーザが見ると文字化けしたりアニメーションが正しく動作しないという経験を何度もしているからです。(それゆえアニメーションは絶対使用しません。)なので少々面倒でも講義室でビデオ収録することにした次第です。
何はともあれ、今週はずっと初回の準備に忙殺されました。私は紙媒体の資料を配付し板書で進めるというスタイルでやってきたので、パワーポイントは珍しい植物の写真を見せる時など、限られた場合にしか使っていませんでした。(書きながら話す方がリズムが出るし、パワポは一度作ってしまえばラクながら、学生がそれを書き写すことに没頭して、それこそ「話半分」になりかねないと危惧していたこともあります。)そのやり方を基本的に変えないつもりだったので、まずは配付資料をスキャンしてPDF化。次にそれをスライドショーにして私が適宜コメントしながらビデオ収録。あとはアップロードした資料とビデオを閲覧してもらうだけ。そんなに難しくはないだろうと考えていました。が、やってみたら失敗の連続。
1回目の収録では絶対落としてはいけない「まとめ」のスライドをうっかり消してしまっていたことに気付いて中断。2回目は終了後に確認したところ最初の30分しか録画できていないことが判って愕然。(記録容量にかかわらず連続録画可能時間があることを初めて知りました。コンパクトデジタルカメラでも一緒のようです。)それよりも驚いたのは、例年90分で話す内容が1時間ちょっとで終わってしまったこと。それだけ板書とそれを学生が写すために時間をかけていたということです。まあ早く終わっても怒られることはないでしょうけど、進行が速すぎて、あるいは詰め込みになって理解度が下がってしまってはいけません。ゆっくり話すだけでなく、内容も少し見直しが必要のようです。
まあ講義科目は苦労はしても何とかなるでしょうが(注)、問題は実験・実習科目。学生に大学に来させないでどうやって実施しろと? それでも何とかしろということなので考えますが、薄っぺらなものになるのは避けられません。(注:ただし毎回外部から (大阪や兵庫、岐阜など県外からも) 講師を呼んで話してもらうはずだった講義科目も先方に無理を言えないのが頭の痛いところ。最初の2回は私が自分の経験を話すことに急遽変更し、こちらの準備にも追われることになりました。)
それよりも圧倒的に困ったことになったのが卒業研究。「御前会議」では「遠隔授業の期間(5月11日〜7月28日)は文献収集などできることに取り組んでもらうしかなく、事態が落ち着けば夏休みを利用することも可能」といった意見が出ていたようですが・・・・・水田や畑で行う作物の栽培試験には当然ながら時期というものがあります。(8月に田植えして何になる?)そうなるとテーマを変えるしかないということにもなりかねませんが、その場合、私には手持ちのカードにろくなものがない。(イネやダイズの代わりに冬作の麦類に変えれば済むという問題では全然ないです。)いやー参った参った。当分の間、悩みは尽きそうにありません。
おまけ
Microsoft PowerPointにはナレーションを録音する機能もあるため(ただし最長1時間)、自室でスライドショーを再生しながら音声を入れて(スライドの切り替えのタイミングとともに)保存し、そのファイルを公開することも可能です。しかしながら、私がパワポのファイルをそのまま上げる気がないのは、Macで作成したプレゼンテーションをWINDOWSユーザが見ると文字化けしたりアニメーションが正しく動作しないという経験を何度もしているからです。(それゆえアニメーションは絶対使用しません。)なので少々面倒でも講義室でビデオ収録することにした次第です。