国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

今年は2月2日(節分)

2021-01-01 | 日記
夕食後に何を観るかLindaに尋ねられました。1年前は「マダム・バタフライ(蝶々夫人)」で迷うことはありませんでしたが、昨日はこれといって観たいものはなし。テレビはさらに何もなし。が、ブルーレイレコーダーにNHK-BS「プレミアムシアター」(12/20放送分)がありました。途中(ベートーヴェンの「第九」と「プロメテウスの創造物」)まで視聴していたので残り(約2時間)を。(ちなみに「くるみ割り人形」(チャイコフスキー) といえば聴くのはもっぱら有名な組曲版。一応2枚組の全曲盤も持ってはいますが滅多に再生しません。)バレエの公演を通しで観たのは昨晩が初めてでしたが、ダンサーのキレッキレの踊りには魅了されました。ストーリーも衣装も演出も興味深いものでしたが・・・・・途中で寝てしまいました。予想通りでした。

23時半にBSジャパンの「ジルベスターコンサート」(オーチャードホールからの生中継)にチャンネルを合わせました。1年前は「威風堂々第1番」(エルガー)でカウントダウンだったと記憶していますが、昨晩はやはり2020年がメモリアルイヤー(生誕250年)だったベートーヴェンの第5交響曲(いわゆる「運命」)の第4楽章でした。

その少し前にこれを食べ始めました。先月リカマンの見切り品コーナーで見つけた時に閃いたので買い、温存していたものです。(ちなみに袋には「枝付きのまま完熟しているので甘さと味の凝縮が違います」という説明文がありましたが、これは納得できます。イネも昔のように手刈り後にはさ掛けしておくと、乾燥中に藁から米粒へデンプンが移行するため収量と食味が向上しますから。)イベリア諸国(スペインとポルトガル)やラテンアメリカでは年末年始にこれを食べる習慣があると知っていたので、それを真似てみることにした次第です。なおLindaから「ボリビアでは生のぶどうを食べる」と突っ込まれましたが、事前調査によるとポルトガルでは干しぶどう、他では生のぶどうとのことだったので、そのように説明。ただし、私は鐘の音に合わせて12粒食べるべきところを「歳の数だけ食べる」と勘違いし、店で見つけた時に「これだけあれば足りるな」(3人分で190粒)と考えたのでした。完全に節分の炒り豆と混同していましたね(苦笑)。さすがに除夜の鐘に合わせて108個食べる訳にもいかないので、おとなしく12粒にしました。

そしてテレビ画面右下の時計の針が全て12を指した時、つまり0時キッカリにスパークリングワインの栓を開けて乾杯。好物の生ハムを肴に嗜みました。

追記

本文で触れたぶどうの数(勘違い)ですが、今日私は一つ増えました。ところで昨日の朝、父が「86になった」と言ったので一瞬ドキッとしましたが、数えでした。満年齢との差は2歳。11月生まれの父と同じく12月生まれのLindaも1年の大半をその状態で過ごすことになりますが、私がそうなるのは元日だけです。どうでもいいことですが。
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三品

2021-01-01 | 日記
あけましておめでとうございます。今年最初の投稿は昨日作った正月用料理の紹介(調理順)です。

最初は大豆とアサリの煮物。我が家の定番といえる料理でマメは大学畑で収穫したものです。琵琶湖産の川海老を使えば郷土料理の「えび豆」ですが、安くないし舌触りが好きじゃないので。(以前も触れていました。)

次が棒鱈の煮付け。

年末に平和堂でたまたま見つけた時、ふと作りたくなって買いました。(それなりの値段だったので、例のクーポンがなかったら素通りしていたでしょう。)

調理の経験がなかったため同封のレシピ通りに作ることにしましたが、水で戻すのに7日、料理開始から完了までも(待ち時間を含め)10時間以上かかりました。初めての割にはうまくできたと思います。なお母が存命中は大晦日にお節料理を作っていましたが、その中では一番好きな料理でした。ちなみにうちのお節は質素そのもので黒豆はあったけど数の子(注)とかクワイなどはなし。(注:たまにもらったものを食べても美味しいとは全然思いませんでしたね。今もそうです。松前漬に入っているのは好きですけど。)きんぴらごぼうとかレンコンとかコンニャクなど田舎料理ばかりで、他に思い出せるのは・・・・


この里芋の煮物。イカも入っていて、これはLindaが作りました。もちろんこの芋も自家製です。
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