雲場池周辺の木々は10月中頃から目に見えて変化し始め、今ではすっかり秋の気配に包まれるようになった。入り口付近に比べて中ほどから奥の方には紅葉の進み具合が早い木々があり、より美しい景色を見ることができる。
紅葉を求めて早朝からやってくる行楽客の姿も多くなったが、その中には近くの結婚式場から写真撮影に訪れるウエディングドレス姿の花嫁も見られる。
入口付近の定点で撮影したパノラマ画像から見ていただく。
10月2日撮影
10月6日撮影
10月10日撮影
10月13日撮影
10月16日撮影
10月19日撮影
10月23日撮影
10月26日撮影
前述の、池の中ほどの様子は次のようであり、10月中旬から紅葉が始まり、今見頃を迎えている。入り口付近はあと1週間もすれば同じように見ごろを迎えると思う。
10月16日撮影
10月25日撮影
紅葉の雲場池は新郎新婦の絶好の撮影ポイントになっているようで、何組みもの新婚カップルが撮影スタッフとともに訪れている。
紅葉の下で新婚カップルの撮影(2023.10.21 撮影)
新婚花嫁の撮影(2023.10.21 撮影)
池には先月姿を見せたカイツブリ、マガモ、コガモ、オナガガモに、オオバン、キンクロハジロ、ヒドリガモが加わった。マガモ♂はこの時期、換羽後の青首の個体とエクリプスの両方を見ることができる。
カイツブリ(2023.10.5 撮影)
カイツブリ(2023.10.6 撮影)
マガモ♀(2023.10.13 撮影)
マガモ♂(2023.10.14 撮影)
コガモ(2023.10.12 撮影)
コガモ(2023.10.2 撮影)
オオバン(2023.10.2 撮影)
オオバン(右端)とキンクロハジロのペア(左♂ 2023.10.7 撮影)
キンクロハジロ♀(2023.10.5 撮影)
キンクロハジロの群(2023.10. 16 撮影)
カルガモ(左端)とキンクロハジロのペア(2023.10.7 撮影)
マガモ♀(奥)とヒドリガモ(2023.10.10 撮影)
カルガモ(奥)、オオバン(手前)とヒドリガモ(2023.10.10 撮影)
マガモ♂エクリプス(2023.10.26 撮影)
野鳥の種類と数はあまり多くなくて、紹介できるのはシジュウカラ、ヒガラ、コゲラ、セグロセキレイくらいになるが、このほかカケス、アカゲラ、ジョウビタキ、ホオジロの姿を見かけた。
シジュウカラ(2023.10.13 撮影)
ヒガラ(2023.10.21 撮影)
コゲラ(2023.10.26 撮影)
セグロセキレイ(2023.10.24 撮影)
今年は全国的にマツタケの不作が伝えられているが、近隣の上田市でも同様である。ところが、軽井沢ではテングタケ、タマゴタケをはじめキノコ類の発生数が多く、期間も長いように感じる。タマゴタケは食用であることが知られているためか、朝見かけたものが翌朝には無くなっていることが多い。テングタケはさすがに手に取る人もいないようで、自然に朽ちていく様子を見ることができる。
タマゴタケ(2023.10.5 撮影)
タマゴタケ(2023.10.16 撮影)
タマゴタケ(2023.10.5 撮影)
タマゴタケ(2023.10.16 撮影)
テングタケ(2023.10.10 撮影)
テングタケ(2023.10.14 撮影)
テングタケ(2023.10.18 撮影)
テングタケ(2023.10.19 撮影)
テングタケ(2023.10.19 撮影)
その他、キノコ類は名前を知らない種がほとんどなので、写真だけを一部紹介すると次のようである。
キノコ(2023.10.10 撮影)
キノコ(2023.10.24 撮影)
キノコ(2023.10.12 撮影)
キノコ(2023.10.5 撮影)
キノコ(2023.10.5 撮影)
キノコ(2023.10.12 撮影)
動物ではニホンリスが時々可愛い姿を見せる。相変わらず敏捷に動き回るので撮影が難しいが、まれに突然静止してポーズをとってくれることがある。
ニホンリス(2023.10.26 撮影)
チョウの仲間は、一部の越冬蝶を除いてほとんどいなくなってしまったまったが、毎年のように秋になると北上してくるウラナミシジミが今年も姿を見せてくれている。
ウラナミシジミ(2023.10.2 撮影)
ウラナミシジミ(2023.10.2 撮影)