軽井沢からの通信ときどき3D

移住して10年目に入りました、ここでの生活と自然を写真と動画で発信しています

今月の雲場池(10月)

2023-10-27 00:00:00 | 軽井沢
 雲場池周辺の木々は10月中頃から目に見えて変化し始め、今ではすっかり秋の気配に包まれるようになった。入り口付近に比べて中ほどから奥の方には紅葉の進み具合が早い木々があり、より美しい景色を見ることができる。

 紅葉を求めて早朝からやってくる行楽客の姿も多くなったが、その中には近くの結婚式場から写真撮影に訪れるウエディングドレス姿の花嫁も見られる。

 入口付近の定点で撮影したパノラマ画像から見ていただく。

10月2日撮影

10月6日撮影

10月10日撮影


10月13日撮影


10月16日撮影

10月19日撮影

10月23日撮影

10月26日撮影

 前述の、池の中ほどの様子は次のようであり、10月中旬から紅葉が始まり、今見頃を迎えている。入り口付近はあと1週間もすれば同じように見ごろを迎えると思う。

10月16日撮影

10月25日撮影

 紅葉の雲場池は新郎新婦の絶好の撮影ポイントになっているようで、何組みもの新婚カップルが撮影スタッフとともに訪れている。

紅葉の下で新婚カップルの撮影(2023.10.21 撮影)

新婚花嫁の撮影(2023.10.21 撮影)

 池には先月姿を見せたカイツブリ、マガモ、コガモ、オナガガモに、オオバン、キンクロハジロ、ヒドリガモが加わった。マガモ♂はこの時期、換羽後の青首の個体とエクリプスの両方を見ることができる。

カイツブリ(2023.10.5 撮影)

カイツブリ(2023.10.6 撮影)

マガモ♀(2023.10.13 撮影)

マガモ♂(2023.10.14 撮影)

コガモ(2023.10.12 撮影)

コガモ(2023.10.2 撮影)

オオバン(2023.10.2 撮影)

オオバン(右端)とキンクロハジロのペア(左♂ 2023.10.7 撮影)

キンクロハジロ♀(2023.10.5 撮影)

キンクロハジロの群(2023.10. 16 撮影)

カルガモ(左端)とキンクロハジロのペア(2023.10.7 撮影)

マガモ♀(奥)とヒドリガモ(2023.10.10 撮影)

カルガモ(奥)、オオバン(手前)とヒドリガモ(2023.10.10 撮影)

マガモ♂エクリプス(2023.10.26 撮影)

 野鳥の種類と数はあまり多くなくて、紹介できるのはシジュウカラ、ヒガラ、コゲラ、セグロセキレイくらいになるが、このほかカケス、アカゲラ、ジョウビタキ、ホオジロの姿を見かけた。

シジュウカラ(2023.10.13 撮影)

ヒガラ(2023.10.21 撮影)

コゲラ(2023.10.26 撮影)

セグロセキレイ(2023.10.24 撮影)

 今年は全国的にマツタケの不作が伝えられているが、近隣の上田市でも同様である。ところが、軽井沢ではテングタケ、タマゴタケをはじめキノコ類の発生数が多く、期間も長いように感じる。タマゴタケは食用であることが知られているためか、朝見かけたものが翌朝には無くなっていることが多い。テングタケはさすがに手に取る人もいないようで、自然に朽ちていく様子を見ることができる。

タマゴタケ(2023.10.5 撮影)

タマゴタケ(2023.10.16 撮影)

タマゴタケ(2023.10.5 撮影)

タマゴタケ(2023.10.16 撮影)

テングタケ(2023.10.10 撮影)

テングタケ(2023.10.14 撮影)

テングタケ(2023.10.18 撮影)

テングタケ(2023.10.19 撮影)

テングタケ(2023.10.19 撮影)

 その他、キノコ類は名前を知らない種がほとんどなので、写真だけを一部紹介すると次のようである。

キノコ(2023.10.10 撮影)

キノコ(2023.10.24 撮影)

キノコ(2023.10.12 撮影)

キノコ(2023.10.5 撮影)

キノコ(2023.10.5 撮影)

キノコ(2023.10.12 撮影)

 動物ではニホンリスが時々可愛い姿を見せる。相変わらず敏捷に動き回るので撮影が難しいが、まれに突然静止してポーズをとってくれることがある。


ニホンリス(2023.10.26 撮影)

 チョウの仲間は、一部の越冬蝶を除いてほとんどいなくなってしまったまったが、毎年のように秋になると北上してくるウラナミシジミが今年も姿を見せてくれている。

ウラナミシジミ(2023.10.2 撮影)

ウラナミシジミ(2023.10.2 撮影)

 











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今月の雲場池(9月)

2023-09-29 00:00:00 | 軽井沢
 暑い日が長く続いた今年の軽井沢だが、ようやく朝晩涼しさを感じるようになってきた。雲場池周辺の木々にも変化が現れ、秋の気配が感じられる。

9月2日撮影

9月5日撮影

9月10日撮影

9月14日撮影

9月20日撮影


9月22日撮影


9月25日撮影

9月28日撮影

 池の表面に浮かんでいた藻も次第に流れ去り、澄んだ池の水を透して大きく成長したニジマスらしい姿もよく見えるようになった。

悠々と泳ぐニジマス 1/2(2023.9.14 撮影)

悠々と泳ぐニジマス 2/2(2023.9.14 撮影)

 水鳥の姿はまだ少なく、池に見られるのは今年繁殖したカルガモだけという日が続いていたが、中旬ごろからカイツブリのつがいと思える2羽が姿を見せるようになった。昨年は、カイツブリが子育てをする様子を見ることができたが、今年は雛の姿は見られない。


カルガモを見つめる散歩中の犬(2023.9.10 撮影)

カルガモ(2023.9.14 撮影)

カルガモとカイツブリ 1/2(2023.9.14 撮影)

カルガモとカイツブリ 2/2(2023.9.14 撮影)

カイツブリのペア(2023.9.14 撮影)

カイツブリ 1/2(2023.9.14 撮影)

カイツブリ 2/2(2023.9.14 撮影)

 下旬には、コガモ数羽とマガモのエクリプス1羽、オナガガモと思われるつがいが姿を見せた。コガモはその後も確認できたが、マガモとオナガガモの姿を見たのは1日だけであった。このペアがオナガガモだとすれば、雲場池で見るのは初めてである。

コガモ(2023.9.22 撮影)

コガモ(2023.9.26 撮影)

マガモ・エクリプス 1/2(2023.9.21 撮影)


マガモ・エクリプス 2/2(2023.9.21 撮影)

オナガガモのペア(? 2023.9.25 撮影)

オナガガモのエクリプス(? 2023.9.25 撮影)

 一方、今年はこれまでになくチョウを見る機会が増えた。先月に引き続き、9月上旬にはミヤマカラスアゲハとカラスアゲハが遊歩道脇に咲いているアザミの花に華麗な姿を現した。2種とも長時間、このアザミの花で吸蜜を続けていたので、たくさんの写真を撮ることができた。

 このアゲハたちはホバリング状態で吸蜜をするが、疲れてくると、近くの葉などに止まって休息し、再びアザミに向かうということを繰り返していた。

 このアザミにはヒョウモンチョウの仲間やホウジャクの仲間も吸蜜に訪れていた。

ミヤマカラスアゲハ♂ 1/3(2023.9.2 撮影)

ミヤマカラスアゲハ♂ 2/3(2023.9.2 撮影)

ミヤマカラスアゲハ♂ 3/3(2023.9.2 撮影)


ミヤマカラスアゲハ♀ 1/3(2023.9.3 撮影)

ミヤマカラスアゲハ♀ 2/3(2023.9.3 撮影)


ミヤマカラスアゲハ♀ 3/3(2023.9.3 撮影)

カラスアゲハ♀ 1/5(2023.9.12 撮影)

カラスアゲハ♀ 2/5(2023.9.12 撮影)

カラスアゲハ♀ 3/5(2023.9.12 撮影)

カラスアゲハ♀ 4/5(2023.9.10 撮影)

カラスアゲハ♀ 5/5(2023.9.10 撮影)

ミドリヒョウモン♂1/3 (2023.9.10 撮影)

ミドリヒョウモン♂2/3 (2023.9.10 撮影)

ミドリヒョウモン♂3/3 (2023.9.10 撮影)

ホシホウジャク(2023.9.10 撮影)

 雲場池周辺の別荘地の庭や道路上で、ニホンリスの姿を見る機会も増えてきた。エサ台にやってくる場合とは異なり、敏捷に駆け回るので撮影となるとなかなか難しい。

ニホンリス 1/4(2023.9.3 撮影)

ニホンリス 2/4(2023.9.3 撮影)

ニホンリス 3/4(2023.9.3 撮影)

ニホンリス 4/4(2023.9.26 撮影)

 ある日、別荘地を通って帰宅する途中、キツツキのドラミングの音が聞こえてきたので、音のする方を探してみると、樹木ではなく真新しい別荘の屋根裏に止まっているアオゲラの姿があった。この時、このアオゲラは私の足音に気が付いたのか、すぐに飛び去って行ったが、跡を見るといくつもの穴があけられていた。


真新しい別荘の屋根裏に開けられた穴(2023.9.14 撮影)

 数日後、同じ場所で再びドラミングの音が聞こえていたので、今度はそっと近寄ってみると開けられた穴の数は増えていて、アオゲラが穴を開けているところであった。次のようである。
 別荘の所有者には、何とも気の毒なことである。

別荘の建物に開けられたいくつもの穴とアオゲラ(2023.9.20 撮影)

穴を開けるアオゲラ(2023.9.20 撮影)

 雲場池周辺では、多種多様なキノコが数多く発生している。私には名前の判らないものがほとんどだが、タマゴタケとテングタケについては特別に気を付けて見ていると、今年はだいぶ発生数が多いと感じる。6月から7月頃にも発生していたので、今年2度目の発生である。

 テングタケは、色は紅色と褐色と異なるが、外観はベニテングタケとよく似ていて、いかにもキノコらしい種なので撮影することが多い。ただし、毒キノコである。

 タマゴタケは、逆にその赤い外観から一見毒キノコかと思えるが、食用として知られているもので、できることなら採集し賞味したいところであるが、軽井沢町ではまだ採取の自粛要請が続いていて、「山菜(コシアブラ・タラノメ・ゼンマイ及びコゴミ(野生))や野生きのこは、取らない、食べない、販売しないでください」とのアナウンスがHPで行われている。もちろん福島第一原発からの放射能汚染物質(セシウム137)による土壌汚染が原因である。

 この2種のほか、珍しいと思える2種について写真を載せる。一つはカサの部分が数㎜と小さく真っ赤なキノコで、種名はアカヌマベニタケと思われるもの。もう一つは針状物が放射状に多数出ているキノコで、不思議な外観をしている。調べてみると、この針状の物は、キノコのカサについたカビで、特にチシオタケに特有のもので、タケハリカビというとのこと。


テングタケ(2023.9.22 撮影)

テングタケ(手前)とタマゴタケ(後方)(2023.9.21 撮影)

タマゴタケ 1/4(2023.9.21 撮影)

タマゴタケ 2/4(2023.9.22 撮影)

タマゴタケ 3/4(2023.9.3 撮影)

タマゴタケ 4/4(2023.9.14 撮影)

アカヌマベニタケ(2023.9.22 撮影)

チシオタケとそのカサに生えるタケハリカビ(2023.9.22 撮影)

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Karuizawa Foto Fest 2024(1)

2023-09-22 00:00:00 | 軽井沢
 今年に続き、来年も第2回目の軽井沢フォトフェスト(KFF2024)が開催される。開催自体は、すでに第1回目の期間中に決定されていたのであるが、実行委員会が始動していることがアナウンスされた。

 写真愛好家に、素晴らしい発表の場を提供したKFF2023であったが、先日、KFF2023の入選者宛てに、交流会が旧軽井沢ホテル音羽の森で開催されるとの連絡が届いた。交流会当日は、入選者97名のうち約30名が参加した。

 この時、開会の挨拶の後、KFF2024の計画概要が示された。次のようである。

 会期:2024年4月27日~5月26日
 会場:矢ケ崎公園、追分公園
 募集期間:2023年11月1日~2024年1月31日
 撮影期間:2023年1月1日~2024年1月31日
 撮影場所:軽井沢町とその他のエリア(御代田町、小諸市、東御市、嬬恋村、長野原町、
      佐久市、安中市)
 主催:軽井沢観光協会
 後援:軽井沢町、軽井沢町教育委員会、軽井沢町商工会、浅間山麓広域観光推進協議会
 メインスポンサー:富士フィルム株式会社

 多くは前回同様であるが、作品の展示会場は前回KFF2023 開催時の4会場から2会場に変更になった。また、撮影対象場所は、前回は軽井沢町内に限られていたが、今回は周辺エリアを含み次の地図で示すように大きく拡大された。


  KFF2024 撮影対象エリア

 KFF2024の実行委員会メンバーの紹介もあり、次のようである。前年比では組織面での若干の変更とメンバーの異動があった。

 実行委員長:鈴木健夫
 クリエイティブディレクター:野辺地ジョージ
 事務局長:遠山勉
 委員:小林里恵、久住直子、深町基、観光協会事務局(工藤局長、新宅、掛川)
 アート・アドバイザリー・カウンシル(AAC):山口一彦(KFFアンバサダー)、星野尚彦、
  成田貴享、速水惟広、塩澤一洋、石井陽子、大橋英児

 続いてKFF2024に向けて、ボランティア実行委員の募集がアナウンスされた。こうしたイベントを開催、運営していくためには実に様々な活動が必要になる。実行委員に求められる多くの作業内容が示され、希望する作業を選んで応募してほしいとの案内である。

 尚、実行委員に選ばれても作品の応募は制限されない。入選作品の審査は昨年同様匿名で行われるのである。

 この後、スポンサー企業である富士フィルムの担当者から、近日発売予定の中判カメラGFX100Ⅱの仕様・性能の解説と、実物の紹介が行われた。

 詳細は割愛するが、このGFX100Ⅱに採用されているイメージセンサーは、サイズが 43.8mm x 32.9mm と最近のデジタル一眼カメラで多く採用されるようになった35mmフィルムと同じフルサイズのセンサー( 35.9mm x 24mm) に比べても、面積で1.67倍大きく、画素数は1億を超えているというものである。

 このような、大サイズで5000万画素超のセンサーを搭載したカメラは、すでに2017年に富士フィルムから発売されており、2019年には画素数が1億画素超のセンサーを搭載したカメラも同じく富士フィルムから発売されているが、今回のモデルでは、センサーの読み出し速度の向上と、高速連写性能向上などが図られたという。

 私が今愛用しているカメラのセンサーは、サイズが17.3mm x 13.0mm で、画素数は1628万画素なので、GFX100Ⅱと比べると、面積、画素数共に6倍以上の開きがある。まだまだカメラのハード性能の向上は続いていることが実感される。もっとも、GFX100Ⅱの店頭予想価格は130万円ほどとされているので、我々アマチュアが簡単に買えるものではない。

 最新の高性能カメラの紹介に、ため息をついていると、司会者からプロの写真家、サム・エイベルのトークビデオを流しますとのアナウンスがあった。
 
 このトークビデオはKFF2023のイベント「KFFゲストスピーカー・シリーズ」の一つとして、今年4月12日~14日の会期中に、軽井沢ユニオンチャーチで行われた次の4人の講演を録画したものの一つであるという。


KFF2023の案内書記載のEVENT情報から

 軽井沢町民にも回覧された、このパンフレットによると、サム・エイベルのトークショウは4月14日、19:00~21:00に行われている。

 私は、このトークイベントに参加できなかったので、この日のビデオをとても興味深く視聴した。今回は2時間に及ぶ彼のトークの前半分の紹介であった。サム・エイベルについては、寡聞にして名前もその業績についても知らなかったが、KFF公式HPでは彼のことを次のように紹介している。

 「サム・エイベル(1945年オハイオ州シルバニア生まれ)は日常を撮影する写真家の中でも『マスター』と他の写真家から絶賛される偉大な存在です。
 彼はナショナルジオグラフィックに写真が頻繁に掲載されることで知られているアメリカの写真家です。また、KFFの総監督、写真家 野辺地ジョージの師匠でもあります。

 エイベルが写真を好きになったのは、写真クラブを主宰する地理教師であった父親の影響からです。著書『The Photographic Life』の中で、父親と出かけた先で撮った写真が、その後フォトコンテストで小さな賞を受賞したことに触れています。この写真が、その後の彼の人生の方向性に大きな影響を与えたと述べています。高校のイヤーブックと新聞ではカメラマンと共同編集者を務めました。

 レキシントンのケンタッキー大学で英語学を専攻、ジャーナリズムを副専攻し、ケンタッキアン年鑑の編集長を務めた後に卒業しました。その後、教師、芸術家、作家としても活躍しています。

 エイベルは2009年にトレド大学から名誉文学博士号を授与されています。

 サム・エイベルの著書『The Life of a Photograph』は、2000年に『Seeing Gardens』から始まった3冊のうちの1冊です。2002年には『The Photographic Life』に続いています。

 彼のトークショウは、アメリカの写真界では最も感動するトークのひとつと絶賛され、野辺地氏を含む多くの現役写真家は彼のトークを経験して人生が変わりました。第一回軽井沢フォトフェストのゲストスピーカーシリーズのアンカーは、サム・エイベルです。彼との特別な時間は決して忘れることはないでしょう。」

 ビデオの中で静かに語るサム・エイベルの写真との出会いや、写真撮影に対する考えを聞きながら、スクリーンに映し出される彼の作品を見るのはなかなか感動的で、野辺地氏が彼との出会いに触発されて、トレーダーの職を投げうって写真家の道に入る決意をしたのもうなずけるものであった。

 サム・エイベルは、彼が近く出版する予定の写真集の、表紙を飾る写真について話した。それは電車内の席に座って、窓の外を体をねじるようにして眺めている若い日本人女性のものであった。

 この写真に、彼の写真に対する考えがすべて含まれていると彼は語った。この段階では、それが何を意味するのかは判らなかったが、次々と紹介されていく彼の作品を見ていると、必ずと言っていいほど直線が画面の構成要素として含まれていることに気づく。

 上の電車内の写真の場合は窓枠であったり、座席のシートの下辺であったりするが、他の写真では建物に開けられたアーチ形の出入り口の縦のラインであったり、また別の写真では地平線であったりする。こうした画面に現れる直線はフレームと平行になっていて、安定感と安心感を見る者に与える。

 もう一つの彼の写真撮影に対する取り組みは、繰り返し同じテーマを追うということであった。それは、電車内であったり、場所は海外と日本と遠く離れているが、似たような建物の出入り口であったりしている。

 そして、このようにして選ばれた背景の中に、生命を感じさせるものが入り込んでくるのを待つ。彼の写真撮影のキーワードと言えるものは、基本となる要素と構図を決めて、そしてその中に決定的瞬間を構成する、もう一つの要素が入ってくるのを「待つ」ということであった。

 ナショナル ジオグラフィックのWebサイトを見ると、「プロの撮り方」として以下の10人の写真家の写真スタイルを紹介している。

 No.0 ジョエル・サートレイ(野生生物)
 No.1 ジョディ・コップ(人・文化)
 No.2 デビッド・アラン・ハーベイ(人・イベント)
 No.3 ウィリアム・アルバート・アラード(アメリカ西部の人物)
 No.4 デビッド・デュビレ(水中写真)
 N0.5 マイケル・ニコルズ(環境・自然)
 No.6 マイケル・ヤマシタ(人物・文化)
 No.7 クリス・ジョンズ(自然・野生)
 N0.8 サム・エイベル(人)
 N0.9 ジェームズ・L・スタンフィールド(人)

 カッコ内のテーマは、サイトで紹介された写真と、文章から私が勝手に抽出したもので、もちろんそれぞれの写真家の被写体がこれに限定されるものではない。ナショナル ジオグラフィック誌という媒体の性格上、偏りはあるが、10人10色の写真撮影スタイルが紹介されていて興味深い。

 これらの写真家の中でも、サム・エイベルは独特のスタイルを持っていることがわかる。 

 興味を持たれたら、直接このナショナル ジオグラフィックのWebサイトを訪ねていただくことにして、ここではその中のサム・エイベルについての記述と、彼本人からのアドバイスが紹介されているので一部を引用する。次のようである。

 「サム・エイベルは、高度な機材を必要とする撮影にはまるで関心がない。ストロボ装置も持ち歩かないし、被写体の影の部分に光をまわすレフ板すら使わない。・・・
 どんな撮影にも必ず機材が必要なことはエイベルもわかっているし、最新機材をそろえる写真家を批判しているわけでもない。ただ、エイベル自身は効率と経済性を重視し、持ち歩く荷物には28mmと90mmのレンズ各1本と2台のカメラ、フィルム1種類しか入れていない。・・・」

 「サム・エイベルは写真ワークショップの講師をよく務めるが、撮影機材や技術の解説にはほとんど重きをおかない。・・・
■一貫性のある取り組みをすることや、生涯の撮影テーマを定めることをエイベルは勧めている。
■一生のテーマを追求するのはプロの写真家とは限らず、熱意があればアマチュアでもいい。撮る対象は風景、人間、場所、抽象的主題など何でもいい。・・・最も大切なのは、自分が心から撮りたいと思うものを、自分のやりかたで撮っていくことだ。この二つのことに関しては、だれもあなたの代わりになれないのだから。」

 第二回目の軽井沢フォトフェストが始動し、今年ももうすぐまた作品の応募の時期が来る。

 第1回軽井沢フォトフェストKFF2023の公式カタログに掲載されている250点の作品を改めて見ると、多くの審査員の方々が触れているように、軽井沢の自然を撮影した作品が圧倒的に多い。

 被写体別にやや強引に整理してみると次のようである。

KFF2023 入選作品の被写体別の比率

 審査員の方々のコメントや、こうした結果をふまえて、第二回ではどのような作品が応募され、そして選ばれ展示されていくのか、今から楽しみである。

 私も日々撮影している多くの記録のための写真の中から、多少なりとも鑑賞にたえるような候補作品を選び出す作業を少しづつ始めたところである。


 
 
  

 
 

 

 

  





 
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今月の雲場池(8月)

2023-09-01 00:00:00 | 軽井沢
 8月は軽井沢が最もにぎわう時期であり、雲場池にさらなる涼を求めて足を運ぶ観光客や別荘族も多くなるが、雲場池とその周辺には生き物の姿はあまり見られないという時期でもある。

 中旬には台風の影響もあり雨の日が多くなって、私の散歩も休みがちとなった。隣接する精進場川では水量が増し濁っているが、雲場池は湧水が水源であり、さほどの濁りはない。まず定点からのパノラマ写真を見ていただく。

7月29日撮影

8月2日撮影


8月6日撮影

8月10日撮影

8月12日撮影

8月16日撮影

8月17日撮影

8月22日撮影

8月24日撮影

8月29日撮影

 7月下旬に池の底から浮き上がってきた藻が多くみられたが、次第に流れ去っていき、池表面もまた鏡のような輝きを取り戻していた。ところが、8月下旬には再び藻が浮かんできている。

 池には大型のニジマス、イワナの姿が少し見られるが、今月は小さな魚の群れも見られた。案内板にあるアブラハヤなのか、大型魚の幼魚なのか判らないでいる。


体長10㎝程の魚の群(2023.8.29 撮影)

 大池にいるのは、他にはカルガモだけになっている。今年繁殖した2組の親子がいるが、もうヒナたちはすっかり成長し、どちらの家族なのかも判らないし、元からいた別の成鳥との区別もつかないまでになっている。ただ、やはり家族は寄り添って池にいるので、それと感じさせる。

池に生える葉上で休息するカルガモの家族(2023.8.12 撮影)

揃って池を巡るカルガモの家族(2023.8.16 撮影)

羽ばたくとまだ若鳥と判るカルガモ(2023.8.24 撮影)

遊歩道に近づいて移動するカルガモの家族(2023.8.25 撮影)

 池の周囲にある柵や木の枝の陰には、今年生まれたシジュウカラ、ヒガラなどの姿が見られる。十分成長してはいるが、羽色やしぐさには幼さが残っている。

シジュウカラの幼鳥 (2023.8.16 撮影)

シジュウカラの幼鳥(2023.8.25 撮影)

ヒガラの幼鳥 1/2(2023.8.17 撮影)

ヒガラの幼鳥 2/2(2023.8.17 撮影)

ジョウビタキの幼鳥(2023.8.25 撮影)

 次は幼鳥といえるかどうか微妙だが、キビタキの♀。遊歩道を歩く私を先導するかのように、前へ前へと少しづつ移動していったので、何枚も撮影ができた。

遊歩道沿いのフェンスに止まるキビタキ♀ 1/2(2023.8.24 撮影)

遊歩道沿いのフェンスに止まるキビタキ♀ 2/2(2023.8.24 撮影)

キビタキ♀ 1/4(2023.8.24 撮影)

キビタキ♀ 2/4(2023.8.24 撮影)

キビタキ♀ 3/4(2023.8.24 撮影)

キビタキ♀ 4/4(2023.8.24 撮影)

 昆虫類も一番多くなる季節のはずであるが、遊歩道周辺で見かける種は少ない。チョウとガではホソバセセリ、ヒメアカタテハ、オナガアゲハ、ミヤマカラスアゲハ、クロスキバホウジャク、ホシホウジャクを撮影した。トンボはアキアカネやハグロトンボのように止まってくれるものはいいが、ヤンマの仲間は池の上をすいすいと飛び回るだけなので、撮影はとても難しい。

ホソバセセリ(2023.8.2 撮影)

ヒメアカタテハ(2023.8.25 撮影)

オナガアゲハ(2023.8.6 撮影)

ミヤマカラスアゲハ♂(2023.8.16 撮影)

ミヤマカラスアゲハ♂(2023.8.16 撮影)


ミヤマカラスアゲハ♀(2023.8.29 撮影)

ミヤマカラスアゲハ♀(2023.8.29 撮影)

クロスキバホウジャク(2023.8.10 撮影)

クロスキバホウジャク(2023.8.10 撮影)

ホシホウジャク(2023.8.29 撮影)

ホシホウジャク(2023.8.29 撮影)

ホシホウジャク(2023.8.29 撮影)

アカネトンボ(2023.8.2 撮影)

ハグロトンボ(2023.8.2 撮影)


コオニヤンマ(? 2023.8.22 撮影)

ハナバチの仲間(2023.8.24 撮影)

 山野草ではヤマユリが終わり、フシグロセンノウが咲き始めた。このほか、別荘の庭にはレンゲショウマ、ツルニンジンによく似るがやや小型のバアソブ、オタカラコウが見られ、遊歩道脇にはツリガネニンジン、ツユクサ、ゲンノショウコ、ツリフネソウ、キツリフネ、シデシャジンなどが咲き、散歩の楽しさが増した。

フシグロセンノウ(2023.8.6 撮影)

フシグロセンノウ(2023.8.12 撮影)

レンゲショウマ(2023.8.17 撮影)

咲き始めたバアソブ(大きさは2㎝ほど 2023.8.24 撮影)

咲き始めたバアソブ(2023.8.24 撮影)

花色が濃くなったきたバアソブ(2023.8.29 撮影)

花色が濃くなったきたバアソブ(2023.8.29 撮影)

広大な別荘の庭に咲くオタカラコウ(2023.8.22 撮影)

オタカラコウ(2023.8.22 撮影)


ツリガネニンジン(2023.8.2 撮影)


オオバギボウシ(2023.8.2 撮影)

ツユクサ(2023.8.17 撮影)

ゲンノショウコ(2023.8.17 撮影)

ツリフネソウ(2023.8.24 撮影)

キツリフネ(2023.8.22 撮影)

シデシャジン(2023.8.17 撮影)

シデシャジン(2023.8.17 撮影)

シデシャジン(2023.8.29 撮影)

 気が付くと、気の早いモミジの枝先が紅葉していたり、周辺の民家の庭先にはキキョウの花やクズも咲くなど、まだまだ暑い中ではあるが秋の訪れを感じさせる。

紅葉が始まったモミジ(2023.8.29 撮影)

キキョウ(2023.8.10 撮影)

クズ(2023.8.12 撮影)



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今月の雲場池(7月)

2023-07-28 00:00:00 | 軽井沢
 7月22日に関東・甲信地方の梅雨明けが発表された。雲場池の定点の朝の様子は次のようで、サンプリングではあるが、先月に比べるとこのところ青空の写真がずいぶん増えた。

 今月中・下旬の写真に見られる、池表面に浮かんでいるものは池の底から浮き上がってきた藻のようで、景観面では美しいものではない。ただ、池で繁殖しているカルガモの親子は、この藻を熱心に食べていて、清掃に貢献している。

7月1日撮影

7月6日撮影


7月10日撮影

7月15日撮影

7月21日撮影

7月25日撮影

 先月に引き続いて、7月の雲場池の主役はカルガモの親子であった。それも、今年は2組の親子の登場である。

 一組目のカルガモの親子は、雛が9羽いて、6月1日に初めて雲場池で見かけた。その後、雛の数は7羽に減ってしまったが、下旬にはすっかり大きく成長した雛の姿が見られた。

 そして、6月29日に小さな12羽のヒナを連れた2組目のカルガモの母親が突然姿をみせて、驚かされた。

 今月は、この2組のカルガモの親子の様子を追ってみたが、どちらのカルガモの親子についても、揃って池を泳いでいるところを見かける機会はほとんどなかった。池に生えている菖蒲の陰に、上手に隠れてしまったのか、池中央部の小島に上陸して休息していたのだろうと思うのだが。

 以下、撮影した写真をご紹介する。

 先ずは先月から続いて、1組目のカルガモの親子から。

雲場池上流の川沿いで母親に見守られて休息するカルガモの雛(2023.7.1 撮影)

休息する7羽のカルガモの雛(2023.7.1 撮影)

休息するカルガモの雛(2023.7.1 撮影)

母親と共に再び下流に下る7羽のカルガモ雛(2023.7.1 撮影)

 翌日も同じように水辺で休息する姿が見られた。

水辺で休息する7羽のカルガモの雛(2023.7.2 撮影)

 しかし、これ以降この親子の姿を見る機会がなくなり、次に見かけたのは7月24日で、7羽の雛たちは無事成長し、母親と区別がつかないほどにまでなっていた。それでも、やはり親鳥は常に周囲に気を配りながら、子供たちを見守っていた。
 橋の上で雛を見守るカルガモの親鳥(2023.7.24 撮影)

親鳥と同じくらいに成長した7羽のカルガモの子供と親鳥(右端 2023.7.24 撮影)


成長した7羽の子供を見守るカルガモの親鳥(左から2番目 2023.7.24 撮影)

 続いて、2組目のカルガモの親子。初めて見た6月29日時点での雛の数はで12羽であった。

 先月報告したが、6月下旬に偶然見かけた2羽の雛と、親子は、この2組目の親子の一部だけを目撃していたようで、その後雛だけ、あるいは雛1羽と親鳥の姿を見ることはなかった。ただ、一度だけ、家族からはぐれてしまったと思われる1羽の雛を小池で見かけたことがあった。
 
2組目のカルガモの雛 1/2(2023.6.30 撮影)

2組目のカルガモの雛 2/2(2023.6.30 撮影)

2組目のカルガモの親子 1/3(2023.6.30 撮影)

2組目のカルガモの親子 2/3(2023.6.30 撮影)

2組目のカルガモの親子 3/3(2023.6.30 撮影)


池を元気に泳ぐカルガモの雛 (2023.7.2 撮影)

カルガモの雛 (2023.7.2 撮影)

頭上を飛ぶシジミチョウを目で追うカルガモの雛 1/2(2023.7.3 撮影)

頭上を飛ぶシジミチョウを目で追うカルガモの雛 2/2(2023.7.3 撮影)

菖蒲の葉上で休息するカルガモの雛 1/2(2023.7.3 撮影)

菖蒲の葉上で休息するカルガモの雛 2/2(2023.7.3 撮影)

雲場池の小池で1羽だけになり仲間を呼んで鳴き続けるカルガモの雛(2023.7.10 撮影) 

 この日から10日以上カルガモの親子を見ることはなく、次に見かけたのは7月21日であった。雛の数は9羽に減少していた。

雲場池を泳ぐ9羽のカルガモの雛と親鳥(2023.7.21 撮影)

元気に餌を探して食べるカルガモの雛(2023.7.21 撮影)

 しばらく雲場池で餌を探して泳いでいたが、気が付くと池から上がり、私の足元を通り過ぎて、隣接する精進場川の護岸壁の茂みに姿を消した。 
  雲場池から隣接する精進場川に移動するカルガモの親子(2023.7.21 撮影)

 まさかと思い、川の流れが見える場所に移動してみたところ、5-6mほどの護岸壁を飛び降りたようで、カルガモ親子はすでに川の中で餌を探していた。

精進場川に下りて餌を探すカルガモの親子 1/2(2023.7.21 撮影)

精進場川に下りて餌を探すカルガモの親子 2/2(2023.7.21 撮影)

 2組目のカルガモ親子は、雛の数は12羽から9羽に減ったものの、元気に成長しているようである。

 さて、梅雨の季節になり、池周辺ではキノコも多数出てきている。名前の判らないものが大半であるが、中には姿や色に特徴があって、名前の判るテングタケやタマゴタケが含まれている。


テングタケ(2023.7.1 撮影)

テングタケ(2023.7.3 撮影)


テングタケ(2023.7.11 撮影)

タマゴタケ(2023.7.2 撮影)

タマゴタケ(2023.7.3 撮影)


苔の中に生える大きなキノコ(2023.7.22 撮影)

 先月紹介したギンリョウソウの集団のほかにも、今年はギンリョウソウをよく見かける。それも例年に比べると一か所に生える株数が多いようである。


ギンリョウソウ1/7(2023.7.2 撮影 )

ギンリョウソウ2/7(2023.7.8 撮影 )


ギンリョウソウ3/7(2023.7.8 撮影 )

ギンリョウソウ4/7(2023.7.11 )

ギンリョウソウ5/7(2023.7.11 )

ギンリョウソウ6/7(2023.7.11 )

ギンリョウソウ7/7(2023.7.11 )

 山野草では、7月中旬頃から多くのヤマユリが咲き、周囲に芳香を漂わせる。ほかには、ウバユリ、オオウバユリ、ノカンゾウ、ホタルブクロが咲き始める。

別荘内を流れる小川に倒れこむように咲くヤマユリ(2023.7.24 撮影)

別荘の浅間石の擁壁の上に咲くヤマユリ 1/2(2023.7.25 撮影)

別荘の浅間石の擁壁の上に咲くヤマユリ 2/2(2023.7.25 撮影)

別荘の庭に咲くオオウバユリ(2023.7.22 撮影)

遊歩道脇に咲くウバユリ(2023.7.25 撮影)


遊歩道脇に咲くノカンゾウ(2023.7.24 撮影)

遊歩道脇に咲くホタルブクロ1/2(2023.7.6 撮影)

遊歩道脇に咲くホタルブクロ2/2(2023.7.15 撮影)

 別荘地の浅間石の擁壁に沿って、少し珍しいランの仲間が花をつけているのを見つけた。花がラン独特の形状をしているので、それと判る。これまで私は見たことのない種であったので、原色牧野植物大図鑑(北隆館発行)で調べたところ候補として、ジンバイソウとクモキリソウが挙がった。どちらも双葉で、葉の周辺が細かく波打つようになっている特徴がある。

 迷うところだが、図鑑のジンバイソウには長めの茎に小さな葉が多数描かれているが、今回撮影した写真にはそうした葉は見られないので、クモキリソウではないかと判定した。


浅間石の擁壁のそばに咲くクモキリソウ(2023.7.6 撮影)

 今月は野鳥の種数も個体数も多くなく、キビタキとヒタキの仲間の幼鳥らしい姿をみかけたのにとどまる。白い斑点が見られることから、この幼鳥はジョウビタキではないかと推測している。ウグイスは鳴き声は聞こえてくるが、姿は見られない。このほか、久々にカワウの姿を見かけた。

キビタキ(2023.7.10 撮影)

ジョウビタキの幼鳥1/3(2023.7.25 撮影)

ジョウビタキの幼鳥2/3(2023.7.25 撮影)

ジョウビタキの幼鳥3/3(2023.7.25 撮影)


カワウ(2023.6.30 撮影)

 昆虫ではトンボが飛びはじめ、雲場池近くの民家に咲く花にはミヤマカラスアゲハが吸蜜に来るようになった。


飛び始めたトンボ1/2(2023.7.15 撮影)

飛び始めたトンボ2/2(2023.7.25 撮影)

ダビドサナエ1/2(? 2023.7.6 撮影)

ダビドサナエ2/2(? 2023.7.6 撮影)
ミヤマカラスアゲハ♂1/2(2023.7.20 撮影)

ミヤマカラスアゲハ♂2/2(2023.7.20 撮影)

ホシミスジ(2023.7.20 撮影)

 ちょうどこの間に、我が家で飼育していたアサギマダラが羽化した。数日はケージの中で様子を見たが、やがて飛び立っていった。

アサギマダラの蛹(2023.7.16 撮影)

羽化が近くなったアサギマダラの蛹(2023.7.17 撮影)

羽化後ブッドレアで吸蜜するアサギマダラ♀1/2(2023.7.22 撮影)

羽化後ブッドレアで吸蜜するアサギマダラ♀2/2(2023.7.22 撮影)


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