ファウルで威嚇してくる北朝鮮
アジア大会でサッカー男子・U-22日本代表は10月1日、ベスト4進出をかけて準々決勝でU-24北朝鮮代表と対戦した。試合は2対1で日本が勝った。
のっけから相手は平然とファウルで来る。ボールを保持した日本選手の足元を、凄い迫力で根こそぎ払うタックルを仕掛けてくる。
敵は大きなサイドチェンジを織り交ぜた、ヴィッセル神戸みたいなサッカーだ。
強度がまるで日本と違う。
日本のインサイドキックは、「てん、てん、てん」とのんびりピッチをゆるく弾みながら転がる。「ズバン!」と来ない。なでしこジャパンと同じだが、例によってダメダメなインサイドキックだ。日本は細かい高度な技術はあるが、基本ができてない。
「これは難しいなぁ」と感じた。
というのも日本が最終ラインからグラウンダーのボールをていねいに繋ごうとすると敵に引っかけられそうだが、かといって相手に気おされてロングボールの放り込み合いになれば敵の思うツボだ。
日本はどう戦うのかな? と思って注視した。
日本のフォーメーションは4-4-2だ。GKは藤田和輝。最終ラインは右から吉田真那斗、馬場晴也、山﨑大地、奥田勇斗が構える。CMFは谷内田哲平と松岡大起。右SHは松村優太、左SHは佐藤恵允が務める。2トップは内野航太郎と西川潤だ。
日本がグラウンダーのパスで攻める
最初、日本は相手の迫力に飲まれ、接触プレーを怖がっている感じだったが次第に慣れた。そしてグラウンダーのパスを回し始めた。これが結論だ。
要所、要所で北朝鮮のファウルまがいのプレーが来るが、なんとかそれを交わしながらパスを繋ぐ。
一方、北朝鮮のシュートは、ことごとくバーの遥か上を超えて行く。彼らはフィジカルがあり、スピードとパワーは凄いが「それまかせ」のサッカーだ。なんだか懐かしい感じがした。
前半が終わり、後半に入って51分だった。サイドチェンジのボールをボックス左で受けた佐藤が、マイナスの折り返しを入れる。受けた内野が合わせると、相手DFに当たってボールはそのままゴールに入った。日本の先制だ。
これに対し北朝鮮は74分、ボックス内からの落としのボールを、キム・グクボムがペナルティアークの左からワンタッチで叩いた。豪快なショットがゴール左に決まる。同点だ。
一方、日本は78分、スルーパスに飛び込んだ西川に北朝鮮GKがファウルしPKに。これを松村がゴール左に決めて2-1とした。そして日本の勝利だ。
日本は10月4日に行われる準決勝で、イランを1-0で破った香港と対戦する。
アジア大会でサッカー男子・U-22日本代表は10月1日、ベスト4進出をかけて準々決勝でU-24北朝鮮代表と対戦した。試合は2対1で日本が勝った。
のっけから相手は平然とファウルで来る。ボールを保持した日本選手の足元を、凄い迫力で根こそぎ払うタックルを仕掛けてくる。
敵は大きなサイドチェンジを織り交ぜた、ヴィッセル神戸みたいなサッカーだ。
強度がまるで日本と違う。
日本のインサイドキックは、「てん、てん、てん」とのんびりピッチをゆるく弾みながら転がる。「ズバン!」と来ない。なでしこジャパンと同じだが、例によってダメダメなインサイドキックだ。日本は細かい高度な技術はあるが、基本ができてない。
「これは難しいなぁ」と感じた。
というのも日本が最終ラインからグラウンダーのボールをていねいに繋ごうとすると敵に引っかけられそうだが、かといって相手に気おされてロングボールの放り込み合いになれば敵の思うツボだ。
日本はどう戦うのかな? と思って注視した。
日本のフォーメーションは4-4-2だ。GKは藤田和輝。最終ラインは右から吉田真那斗、馬場晴也、山﨑大地、奥田勇斗が構える。CMFは谷内田哲平と松岡大起。右SHは松村優太、左SHは佐藤恵允が務める。2トップは内野航太郎と西川潤だ。
日本がグラウンダーのパスで攻める
最初、日本は相手の迫力に飲まれ、接触プレーを怖がっている感じだったが次第に慣れた。そしてグラウンダーのパスを回し始めた。これが結論だ。
要所、要所で北朝鮮のファウルまがいのプレーが来るが、なんとかそれを交わしながらパスを繋ぐ。
一方、北朝鮮のシュートは、ことごとくバーの遥か上を超えて行く。彼らはフィジカルがあり、スピードとパワーは凄いが「それまかせ」のサッカーだ。なんだか懐かしい感じがした。
前半が終わり、後半に入って51分だった。サイドチェンジのボールをボックス左で受けた佐藤が、マイナスの折り返しを入れる。受けた内野が合わせると、相手DFに当たってボールはそのままゴールに入った。日本の先制だ。
これに対し北朝鮮は74分、ボックス内からの落としのボールを、キム・グクボムがペナルティアークの左からワンタッチで叩いた。豪快なショットがゴール左に決まる。同点だ。
一方、日本は78分、スルーパスに飛び込んだ西川に北朝鮮GKがファウルしPKに。これを松村がゴール左に決めて2-1とした。そして日本の勝利だ。
日本は10月4日に行われる準決勝で、イランを1-0で破った香港と対戦する。