後半、新潟の猛攻も実らず
J1第14節で5月20日、アルビレックス新潟とサガン鳥栖が対戦した。後半、新潟が一方的に試合を支配したが、得点できない。追い上げも及ばず2-0で鳥栖が勝った。
試合が動いたのは前半11分だった。鳥栖の右CKの場面だ。キッカーは左利きのMF手塚康平である。FW小野裕二がニアで反応し、ヘディングシュートを決めた。先制だ。
一方の新潟は前半29分にチャンスを迎える。
MF秋山裕紀がボックス右に浮き球を送ると、後ろから飛び込んだDF新井直人のシュートがバーに弾かれる。リバウンドを狙うが、されど「1点」が遠い。
GKと1対1、三戸のシュートは阻まれる
後半は新潟が敵陣に押し込み続けた。後半17分、敵最終ラインの背後に抜け出したMF三戸舜介は、GK朴一圭と1対1になる。右足でシュートを放つが、GKに阻まれた。
続く同27分。途中出場のMFダニーロ・ゴメスが敵陣右サイドをドリブルで切れ込み、左足でクロスを入れる。途中出場のMF高木善朗がヘディングしたが、ボールは逸れてしまう。
一方、鳥栖は後半30分、途中出場のMF藤田直之がCKを蹴る。ニアに入ったDF山崎浩介がヘッドで合わせたが、ボールはバーに当たる。リバウンドを狙った波状攻撃でMF河原創がMF小見洋太に倒され、小見にイエローカードが出て鳥栖がFKを得た。
ところが直後にVARが入る。オンフィールドレビューの結果、ファウルがあったとして鳥栖にPKが与えられる。PKのキッカーはFW河田篤秀だ。彼は右足でゴール右上へシュートを放ち、見事GKの逆を取って決めた。追加点だ。
試合はこのまま2-0で終わり、新潟にとっては痛い敗戦となった。
強豪には強いが、なぜか下位に勝てない
新潟は得点機を作りながらも、第10節からアウェーで3連敗して4勝4分6敗の勝ち点16だ。
横浜FMや川崎F、広島という強豪相手には勝つ一方、FC東京や横浜FC、鳥栖など下位チームには負ける。新潟はどこか一貫した強さを発揮できないでいる。
攻守の歯車が噛み合えば連勝できそうなだけに、松橋力蔵監督にはチーム力をもう一度整えてほしいものだ。
J1第14節で5月20日、アルビレックス新潟とサガン鳥栖が対戦した。後半、新潟が一方的に試合を支配したが、得点できない。追い上げも及ばず2-0で鳥栖が勝った。
試合が動いたのは前半11分だった。鳥栖の右CKの場面だ。キッカーは左利きのMF手塚康平である。FW小野裕二がニアで反応し、ヘディングシュートを決めた。先制だ。
一方の新潟は前半29分にチャンスを迎える。
MF秋山裕紀がボックス右に浮き球を送ると、後ろから飛び込んだDF新井直人のシュートがバーに弾かれる。リバウンドを狙うが、されど「1点」が遠い。
GKと1対1、三戸のシュートは阻まれる
後半は新潟が敵陣に押し込み続けた。後半17分、敵最終ラインの背後に抜け出したMF三戸舜介は、GK朴一圭と1対1になる。右足でシュートを放つが、GKに阻まれた。
続く同27分。途中出場のMFダニーロ・ゴメスが敵陣右サイドをドリブルで切れ込み、左足でクロスを入れる。途中出場のMF高木善朗がヘディングしたが、ボールは逸れてしまう。
一方、鳥栖は後半30分、途中出場のMF藤田直之がCKを蹴る。ニアに入ったDF山崎浩介がヘッドで合わせたが、ボールはバーに当たる。リバウンドを狙った波状攻撃でMF河原創がMF小見洋太に倒され、小見にイエローカードが出て鳥栖がFKを得た。
ところが直後にVARが入る。オンフィールドレビューの結果、ファウルがあったとして鳥栖にPKが与えられる。PKのキッカーはFW河田篤秀だ。彼は右足でゴール右上へシュートを放ち、見事GKの逆を取って決めた。追加点だ。
試合はこのまま2-0で終わり、新潟にとっては痛い敗戦となった。
強豪には強いが、なぜか下位に勝てない
新潟は得点機を作りながらも、第10節からアウェーで3連敗して4勝4分6敗の勝ち点16だ。
横浜FMや川崎F、広島という強豪相手には勝つ一方、FC東京や横浜FC、鳥栖など下位チームには負ける。新潟はどこか一貫した強さを発揮できないでいる。
攻守の歯車が噛み合えば連勝できそうなだけに、松橋力蔵監督にはチーム力をもう一度整えてほしいものだ。