どこに目をつけているのか?
「J1リーグは川崎フロンターレの一強だ」という人がけっこういる。
どこに目をつけているのか? と素朴に思う。
おそらく「矛盾(ホコ・タテ)対決」などと騒がれた首位決戦、第22節(変則日程で実施済)の名古屋グランパスvs川崎F戦で川崎Fが勝ったから、そんな印象になるのだろう。
だが冷静に考えてみてもらいたい。
その負けた名古屋にしても、現在の勝ち点は「29」だ。同じく13試合を終えて勝ち点「35」の川崎Fとは、まだ勝ち点「6」の差しかない。しかもリーグは5月1日に第12節に差しかかったばかりである。
最終節まで、まだ20試合以上もあるのだ。
横浜FMの強さは本物だ
客観的に言って、いまいちばん勢いがあるのは(川崎Fを別にすれば)横浜F・マリノスだろう。
彼らは5月1日に第12節を勝ち、勝ち点「24」だ。だが横浜FMはまだ11試合しか戦ってない。
彼らは第6節のガンバ大阪戦が、新型コロナの影響で中止になっているからだ。
つまり川崎Fより試合消化数が2試合も少ない。
仮に横浜FMがその2試合を勝ち、勝ち点6を積み上げたとすれば、現時点で勝ち点は「30」になる。
すなわち川崎Fとは勝ち点「5」の差しかない。
J1は鳥栖も含めて4強である
一方、現在、暫定3位のサガン鳥栖は、5月1日の第12節で徳島ヴォルティスを2対0で下して勝ち点「26」としている。
この試合でJ1初ゴールをあげ勝利に貢献した鳥栖のMF仙頭啓矢は、勝利インタビューで「ぼくらは優勝をめざしていますから」とハッキリ断言していた。
そんな鳥栖まで含めれば、J1は川崎Fと名古屋、横浜FM、鳥栖の4強ということになる。
リーグ戦はまだまだ先が長い。
川崎Fが巷間言われている通り無事「成仏」するまでには、ひと山もふた山もあるだろう。
勝負の世界はゲタを履くまでわからないのだ。
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だが冷静に考えてみてもらいたい。
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最終節まで、まだ20試合以上もあるのだ。
横浜FMの強さは本物だ
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彼らは5月1日に第12節を勝ち、勝ち点「24」だ。だが横浜FMはまだ11試合しか戦ってない。
彼らは第6節のガンバ大阪戦が、新型コロナの影響で中止になっているからだ。
つまり川崎Fより試合消化数が2試合も少ない。
仮に横浜FMがその2試合を勝ち、勝ち点6を積み上げたとすれば、現時点で勝ち点は「30」になる。
すなわち川崎Fとは勝ち点「5」の差しかない。
J1は鳥栖も含めて4強である
一方、現在、暫定3位のサガン鳥栖は、5月1日の第12節で徳島ヴォルティスを2対0で下して勝ち点「26」としている。
この試合でJ1初ゴールをあげ勝利に貢献した鳥栖のMF仙頭啓矢は、勝利インタビューで「ぼくらは優勝をめざしていますから」とハッキリ断言していた。
そんな鳥栖まで含めれば、J1は川崎Fと名古屋、横浜FM、鳥栖の4強ということになる。
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