すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【J1リーグ】鳥栖の猛攻もゴールならず ~第13節 鳥栖 0-0 広島

2021-05-08 19:50:48 | Jリーグ
鳥栖・林大地のシュートが正面を突く

 サンフレッチェ広島はサガン鳥栖のビルドアップに対し、よくプレッシングし圧力をかけた。

 そのため鳥栖は苦しい展開になる。パスミスが目立った。フィニッシュもなかなか決まらない。

 鳥栖のFW林大地は2度の決定的なシュートチャンスが2度とも正面を突き、得点ならず。じりじりする展開が続いた。

 結局、ゲームはそのまま両者、無得点のままタイムアップとなった。

アンカーの松岡が2CBの間に下りる

 鳥栖のフォーメーションは3-1-4-2だ。スタメンはGKが朴一圭。最終ラインは右からファン・ソッコ、エドゥアルド、中野伸哉。

 アンカーは松岡大起、2列目は右から飯野七聖、樋口雄太、仙頭啓矢、小屋松知哉。2トップは林大地と山下敬大だ。

 鳥栖のビルドアップは今日も左CBの中野伸哉が高い位置に上がって幅を取り、2バックで行った。

 だが広島の強いフォアプレスを受けたため、途中からアンカーの松岡が2CBの間に下りて3バックで組み上げた。

鳥栖は攻め続けたがタイムアップに

 前半9分、鳥栖は右サイドで山下が林にスルーパスを送る。すると林は右方の角度のないところから右足でシュートを打ったが入らず。

 一方、中盤では仙頭が例によって1列下り、アンカーの松岡と2CMFのような形になる。

 だが広島の圧力を受けて鳥栖は不安定な立ち上がりだ。

 試合はその後、両者無得点のまま一進一退で進んだ。最後は鳥栖がひたすら敵陣で攻め続け、最終ラインがぐいとハーフウェイライン付近まで上がる。

 彼らは火がついたように攻め立てた。

 対する広島は、今にも崩れそうだった。だが、なんとか鳥栖を0点に抑え、引き分けで試合を締めくくった。

 攻めに攻めた鳥栖は、負けに等しい勝ち点「1」だ。逆に広島としては勝ち点「1」を拾ったといえるだろう。

 同じ勝ち点「1」でも、こうも意味がちがうものか?

 サッカーはこれだから面白いのだ。

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