すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【第2次森保ジャパン】カナダ戦で浅野が起こしたブレイクスルーとは?

2023-10-16 11:03:36 | サッカー日本代表
彼は自分のプレイスタイルをついに発見した

 浅野拓磨は従来、偶発的な一発はあるが「当然決めるところを決め切れない速いだけのFW」というイメージだった。

 だがカナダ戦ではプレイスタイルに一本筋が通り、自分はどうやるべきか? を発見したのだろうな、と感じた。

 森保監督が辛抱に辛抱を重ねて起用してきたのが結実した。28歳で迎えたブレイクスルーだ。

前線で基点になる機能を果たした

 彼のカナダ戦での収穫は、大きくは2つ。前からのプレッシングと、前線で基点になる機能を果たした点だ。しかもインテンシティが非常に高かった。

 前線において単独で敵からボールを奪い、味方の攻撃に繋げた出色のプレイのほか、縦パスを受けては展開し攻めの出発点になっていた。

 浅野のあれを「ポストプレイ」と呼ぶと大迫勇也に怒られそうなので「基点になる働き」と記述するに留めるが、いずれにしろ彼はひと皮むけた感じだ。自分の目指すべきところを見つけたのだろう。

 そんな彼が今回新たに搭載した機能は、持ち前のスピードによってより生きる。相乗効果を生む。

 ひと粒で2度も3度もおいしい「使える選手」へと伸びて行きそうだ。

 残る課題は、ひとつひとつのプレイを確実にしっかりやり切ること。堅実性とプレイ精度の向上だ。逆にいえばまだまだ伸びしろがある。

 楽しみである。

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