彼は自分のプレイスタイルをついに発見した
浅野拓磨は従来、偶発的な一発はあるが「当然決めるところを決め切れない速いだけのFW」というイメージだった。
だがカナダ戦ではプレイスタイルに一本筋が通り、自分はどうやるべきか? を発見したのだろうな、と感じた。
森保監督が辛抱に辛抱を重ねて起用してきたのが結実した。28歳で迎えたブレイクスルーだ。
前線で基点になる機能を果たした
彼のカナダ戦での収穫は、大きくは2つ。前からのプレッシングと、前線で基点になる機能を果たした点だ。しかもインテンシティが非常に高かった。
前線において単独で敵からボールを奪い、味方の攻撃に繋げた出色のプレイのほか、縦パスを受けては展開し攻めの出発点になっていた。
浅野のあれを「ポストプレイ」と呼ぶと大迫勇也に怒られそうなので「基点になる働き」と記述するに留めるが、いずれにしろ彼はひと皮むけた感じだ。自分の目指すべきところを見つけたのだろう。
そんな彼が今回新たに搭載した機能は、持ち前のスピードによってより生きる。相乗効果を生む。
ひと粒で2度も3度もおいしい「使える選手」へと伸びて行きそうだ。
残る課題は、ひとつひとつのプレイを確実にしっかりやり切ること。堅実性とプレイ精度の向上だ。逆にいえばまだまだ伸びしろがある。
楽しみである。
浅野拓磨は従来、偶発的な一発はあるが「当然決めるところを決め切れない速いだけのFW」というイメージだった。
だがカナダ戦ではプレイスタイルに一本筋が通り、自分はどうやるべきか? を発見したのだろうな、と感じた。
森保監督が辛抱に辛抱を重ねて起用してきたのが結実した。28歳で迎えたブレイクスルーだ。
前線で基点になる機能を果たした
彼のカナダ戦での収穫は、大きくは2つ。前からのプレッシングと、前線で基点になる機能を果たした点だ。しかもインテンシティが非常に高かった。
前線において単独で敵からボールを奪い、味方の攻撃に繋げた出色のプレイのほか、縦パスを受けては展開し攻めの出発点になっていた。
浅野のあれを「ポストプレイ」と呼ぶと大迫勇也に怒られそうなので「基点になる働き」と記述するに留めるが、いずれにしろ彼はひと皮むけた感じだ。自分の目指すべきところを見つけたのだろう。
そんな彼が今回新たに搭載した機能は、持ち前のスピードによってより生きる。相乗効果を生む。
ひと粒で2度も3度もおいしい「使える選手」へと伸びて行きそうだ。
残る課題は、ひとつひとつのプレイを確実にしっかりやり切ること。堅実性とプレイ精度の向上だ。逆にいえばまだまだ伸びしろがある。
楽しみである。