すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

ブログを更新しないブロガーは死んだも同じ

2007-12-17 18:46:25 | インターネット
 以前、ブログの更新を半年以上サボったことがあった。そのときあるネット上の知り合いから、「最近更新がないけど大丈夫ですか?」と気遣いのお声がけをいただいた。

 最初は「えっ?」と驚いた。「何を言ってるんだろう、この人は?」と。私には意味がわからなかったのだ。だけどよく考えてみると、ネット経由オンリーのお付き合いでは、ブログを更新しないブロガーは死んだも同じなのだ。

(というか、その人は本気で心配してくれていたみたいだけど)

 いわば更新されたブログ記事だけが「元気な便り」なのである。

 で、それ以来、たとえ見知らぬ人のブログであっても、更新されてないと「大丈夫なのかな?」と気になるようになった。

現在、ブログなどのサービスはたいていが無料で利用できるので、会費滞納によって登録が抹消されることはない。本人が死んでも、その日記やブログはインターネットという空間で永遠に近い時を存在し続けることになる。

●日経トレンディネット『ブロガー死してブログを残す――ネット空間に生き続ける“友人”たち』


 筆者はこの世にいないのに、ブログだけがネット空間で永遠に漂い続ける。これも爆発的なブログブームがもたらした一億総表現者社会のひとコマなのだろう。

 なんだかシュールな光景ではあるけれども。
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