以前、ブログの更新を半年以上サボったことがあった。そのときあるネット上の知り合いから、「最近更新がないけど大丈夫ですか?」と気遣いのお声がけをいただいた。
最初は「えっ?」と驚いた。「何を言ってるんだろう、この人は?」と。私には意味がわからなかったのだ。だけどよく考えてみると、ネット経由オンリーのお付き合いでは、ブログを更新しないブロガーは死んだも同じなのだ。
(というか、その人は本気で心配してくれていたみたいだけど)
いわば更新されたブログ記事だけが「元気な便り」なのである。
で、それ以来、たとえ見知らぬ人のブログであっても、更新されてないと「大丈夫なのかな?」と気になるようになった。
筆者はこの世にいないのに、ブログだけがネット空間で永遠に漂い続ける。これも爆発的なブログブームがもたらした一億総表現者社会のひとコマなのだろう。
なんだかシュールな光景ではあるけれども。
最初は「えっ?」と驚いた。「何を言ってるんだろう、この人は?」と。私には意味がわからなかったのだ。だけどよく考えてみると、ネット経由オンリーのお付き合いでは、ブログを更新しないブロガーは死んだも同じなのだ。
(というか、その人は本気で心配してくれていたみたいだけど)
いわば更新されたブログ記事だけが「元気な便り」なのである。
で、それ以来、たとえ見知らぬ人のブログであっても、更新されてないと「大丈夫なのかな?」と気になるようになった。
現在、ブログなどのサービスはたいていが無料で利用できるので、会費滞納によって登録が抹消されることはない。本人が死んでも、その日記やブログはインターネットという空間で永遠に近い時を存在し続けることになる。
●日経トレンディネット『ブロガー死してブログを残す――ネット空間に生き続ける“友人”たち』
筆者はこの世にいないのに、ブログだけがネット空間で永遠に漂い続ける。これも爆発的なブログブームがもたらした一億総表現者社会のひとコマなのだろう。
なんだかシュールな光景ではあるけれども。