まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

レンゲの会・あそびの学校 6月・7月

2015-06-25 17:07:38 | 文庫のページ
レンゲの会 6月29日(月)10:00~13:00
  ***月1回、子どもの本についておしゃべりしています。
  ***どなたでも参加できます。
6月は朽木 祥(くつき しょう)さんの作品を取りあげます。
 『八月の光』『光のうつしえ』『かはたれ』『たそかれ』『引き出しの中の家』他
 どれか1冊読んでご参加ください。
 次回は8月31日(月)です。
 『ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち』上下(1972)
   リチャード・アダムズ 神宮輝夫訳 評論社 1989を取りあげます。

あそびの学校 7月18日(土)10:30~12:30
  <大人向けの講座> 年8回の講座です。参加費200円
 おりがみでひまわり・やぐらを折ります。あやとりはふたりで楽しむあやとりです。
 「もちつきぺったん」「いとひけぶんぶん」「ぴんぴんあやあや」です。
 *毎回15分、詩やわらべうた、手遊び、絵本の紹介をしています。
 次回は9月19日(土)
 ミニわらじを作ります。あやとりは「ひもうつし」「くびぬき」「ゆびわぬき」です。

子ども市の準備をしています! 7月10日(金)10:30~14:30
子ども市は10月31日(土)です。お時間のある方、どうぞご協力ください。

お知らせ 第2回童話塾 in 東北    
     7月20日(月)13:00~16:30 
     仙台市民活動サポートセンター6Fセミナーホール
 
     定員50名 参加費1000円
 講演
 「東北に根差した物語」  堀米薫さん(児童文学者 角田市在住)
 「どうやって読者の心をつかむか 創作の実践方法」 高橋うららさん(児童文学作家)

   *講演の後、東北在住の作家との交流会があります。 
   *申し込みは、住所・氏名・電話番号・メールアドレスを明記のうえ、往復はがきまたはメールで申し込む。
   *宛先:981-1516 角田市西根郵便局留「童話塾 in 東北」実行委員会
   *詳しくはチラシがあります。
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寄贈本 ’15.6月

2015-06-25 17:06:51 | 文庫のページ
以前大和小学校にお勤めだった東海林智子先生からいただきました。ありがとうございます。
①『学校ってたのしい?』
②『笑っちゃうよ』
③『ボランティア 手をつないで』
④『好きな人いる?』
⑤『地球ってだいじょうぶなの』
⑥『もっと遊びたい』
⑦『家族ってなぁに』
⑧『悲しいこともあるんだよ』

 ココロの絵本シリーズ 日本作文の会+子ども委員会編 大月書店2001・2002
 小学生から高校生までの子どもたちの詩や作文がたくさん載っています。どの作品も素晴らしいです。編集には子どもたち自身も参加したそうです。
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戦争・原爆を描いた子どもの本の展示

2015-06-25 15:59:18 | 文庫のページ
ちょっと戦争のことを考えてみよう!②
 『アンネの木』 イレーネ・コーエン=ジャンカ/マウリツィオ・A.C・クゥアレーロ 
                        くもん出版2010
 アンネたちが2年間住んだ隠れ家の裏に古いマロニエの木がありました。自由を奪われた生活の中でアンネが何を考えどう生きていたかを、その木は静かに語ります。『アンネの日記』を書いたアンネについて知ることができる絵本。
 『おとうさんのちず』 ユリ・シュルヴィッツ あすなろ書房2009
 戦争中の、自分の少年時代の物語。パンを買わずに地図を買ってきた父親の話。
 『ながいながい旅 エストニアからのがれた少女』
          ローセ・ラーゲルクランツ/イロン・ヴィークランド 岩波書店2008
 戦争中、スウェーデンに亡命したイロンの少女時代の物語。
 『戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ』 ルイーズ・ボーデン/アラン・ドラモンド 
                         岩波書店2006
 H.A.レイ夫妻が1940年6月、戦争中のパリから自転車で脱出し、列車を乗り継いでリスボンへ。それから船でアメリカに無事にたどりつくまでの4ヶ月の旅の話です。荷物の中には「おさるのジョージ」の原稿も入っていました。
 松谷みよ子の作品 
 直樹とゆう子の物語『ふたりのイーダ』1976
              『私のアンネ=フランク』1979
 講談社
 直樹とゆう子が原爆やアウシュビッツや戦争という問題に向き合いながら成長していく物語。
 いぬいとみこの作品
 『木かげの家の小人たち』1959 福音館書店
 戦争中、イギリス生まれの小人たちのためにコップ一杯のミルクを運ぶ森山家の人々の物語。
 『光の消えた日』1978 岩波書店
 主人公は柳井市(山口県)の戦時保育園で働く20代の保母。1945年8月6日の広島の閃光を見た彼女は26年後、柳井と広島を訪ねます。作者の半自伝的作品。
 朽木 祥の作品
 『八月の光』 2012 偕成社
 『光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島』2013 講談社
 作者は1957年、広島生まれの被爆2世。
 ドラ・ド・ヨングの作品
 『あらしの前』1943(日本1951)
 『あらしのあと』1947(日本1952)
 岩波少年文庫
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戦争・原爆を描いた子どもの本 まつお文庫で展示

2015-06-25 13:32:23 | 文庫のページ
ちょっと戦争のことを考えてみよう!①  展示期間 6.24(水)~7.22(水) 
 今年は戦争が終わって70年。文庫でできることはささやかですが、文庫にある戦争・原爆を描いた子どもの本の展示をします。
 戦争・原爆について考える時間が持てたらと思います。子どもだけでなく、大人の方もぜひ手にとって読んでみてください。その中から数冊、ご紹介します。

 『まちんと』『ぼうさまになったからす』  松谷みよ子/司修 偕成社
 文庫に来る子どもたちから、私たちにもわかる戦争のお話を書いてといわれて、松谷さんが1978年に出版した絵本。『ぼうさまになったからす』の最後の「からすよ 二度と 海を こえるな」は初版にはなく、3刷りから加わった言葉。
 『つつみのおひなっこ ―仙台空襲のものがたり―』  野本和子/高倉勝子 仙台文化出版社1980
 1945年7月9日の夜の仙台空襲の話です。仙台市の中心部のほとんどが焼け野原になりました。飛んできたB29は134機。落としていった焼夷弾は12,961発。亡くなった人は1,066人。
 『ちいちゃんのかげおくり』  あまんきみこ/上野紀子 あかね書房1982
 お父さんが出征する前の日、ちいちゃんは家族みんなで、かげおくりをします。青い空にくっきり浮かんだ4人の影。空襲で母や兄とはぐれてしまったちいちゃんの耳にかげおくりをする家族の声が聞こえてきます。
 『おこりじぞう』 山口勇子原作 沼田曜一語り 四国五郎絵 金の星社1979
 原爆で火傷を負った女の子が水を求めて、土に埋まったお地蔵さまに「かあちゃん」と呼びかける。するとお地蔵さまの顔が少しずつ仁王のような恐ろしい顔に変わっていく。印象深い絵本です。
 『かわいそうなぞう』 土屋由岐雄・武部本一郎 金の星社1980
 戦争は罪のない動物たちの命も奪いました。上野動物園で実際にあったお話。動物園が爆撃されて動物が逃げ出したらどうなるか。動物達に毒を飲ませて殺そうとしました。トンキーたち、3頭の象と職員たちの物語です。
 『絵で読む 広島の原爆』 那須正幹・西村繁男 福音館書店1995
 広島出身の那須さんは原爆を多方面からとらえ、膨大な資料と物語の2部構成で語ります。西村さんは1年近く、広島に住んで資料を調べ、証言者を訪ね、1940年代の広島を克明に描きます。完成まで6年かかった力作。戦後50年に出版。
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