まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

文集「なかま」38号に原稿をお寄せください!

2016-03-15 18:26:07 | 文庫のページ
文集「なかま」38号に、原稿をお寄せください!
みなさんの声をたくさん載せたいと思っていますので、ご協力ください。
<子どもたちへ> 〆切は3月末(FAXでもかまいません。)
 ①おもしろかった本を5冊あげてください。
 ②作文―― 子ども市やクリスマス会のこと、手作りのこと、あやとりのこと、
       本のことなど、自由に書いて下さい。
 **** 文庫に用紙があります。

<大人の方へ> 〆切は4月23日(土)
 「ひろば ― お母さんたちのページ ―」に原稿をお寄せください。長さは自由です。子どものこと、文庫のこと、本のことなど何でもかまいません。あそびの学校やレンゲの会に参加の方も、どうぞ原稿をお寄せください。
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3月4月の文庫の日 ’16年

2016-03-15 17:57:36 | 文庫のページ
3月16日(水)
 3:30 おはなし「ことらちゃんのなふだ」 武田
 4:00 あやとりであそぼう!
3月19日(土)
 3:30 おはなし「こすずめのぼうけん」 松尾
 4:00 くるんくるんサイコロ(4個組)
3月23日(水)
 3:30 おはなし「まぬけなトッケビ」 松尾
 4:00 あやとりであそぼう!
文庫の春休み
3月26日(土)~4月9日(土)

4月13日(水)
 3:30 おはなし「おんちょろちょろ」 松尾
 4:00 紙テープのしおり
4月16日(土)
 3:30 おはなし「三びきのくま」 松尾
 4:00 おりぞめ
 *3月19日、3月23日は15冊まで借りられます。

あやとり検定の賞状が出ます。どうぞもらってください!
 あと2回、あやとりを楽しみます。6級、5級の人は頑張って4級か3級まで行けるといいですね。1級に合格した人も、みんなが一つでも級が伸ばせるように、どうぞ手伝ってください。大人の方にも賞状を差し上げますので、どうぞ子どもと一緒に挑戦してください。

君川みち子さんの山形弁での語り ― 愛情と共に届ける ―
    3月24日(木)10:30~12:30 まつお文庫で 定員25名
 昨年、君川さんは山形弁で再話した昔話集『女(おなご)むかし』を出版しました。その中から「ねずみの見合い」「赤い着物」他、いくつかの昔話を山形弁で語っていただきます。
 君川さんは山形県寒河江市の生まれで、現在は立川市にお住まいです。小学校で子どもたちに語るほか、全国各地で山形弁での語りの公演を行っています。1987年から3年間、仙台にお住まいで、仙台手をつなぐ文庫の会の運営委員としても活躍しました。2003年には赤ずきんの会の語りの講座で、講師としてお招きしました。
 今回は山形弁でのお話をたくさんお聞きできるので楽しみです。どうぞご参加ください。(申し込んでください。あと少しで定員になります。)
 **12:30から、君川さんを囲んでの会を開きます。
   お時間のある方は、どうぞご参加ください。(一品持ち寄りです。)
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今月の詩 ’16.3月

2016-03-15 17:13:44 | 文庫のページ
  三年よ
       阪田寛夫

 ついに三年はおわろうとしている
 あとなん十日かのうんめいである
 おい三年よ
 いっしょに四年になりたいか
 四年になったら六時間目があるぞ
 あひる当番もきついぞ
 いままでみたいなちょうしでは
 まあ、むりだな

 三年よ
 また二年から
 ちびさんたちがあがってくるよ
 ぼうしやカバンの二年の二の字に
 一本棒を書きたして
 三年なん組だれそれって、すましていうさ
 ぼくらはこんどはそうはいかん
 四は三とはだんぜんちがう
 だから、いまからかくごもかたい
 そろそろいくぞ
 なくなよ三年
   (『夕方のにおい』教育出版センター)

 この1年、元気な3年生が男の子も女の子もたくさん文庫に来てくれました。1年生の時からずっと来ている人も多いですね。今月はそんな3年生の今の気持ちにぴったりの詩を選びました。阪田寛夫さんの「三年よ」という詩です。どうぞ楽しんでください。もうすぐ終わる「三年」に勇ましく呼びかけている楽しい詩です。「四年」になるということはすごいことなのですね。「ニ」に一本棒を加えて「三」にするのとはわけが違う。「かくごもかたい」という言葉からもその思いが伝わってきます。
 4年生になるということは、誕生日が来ると10才になるということですね。『ラモーナ、明日へ』という物語を知っていますか。10才になったラモーナは、その喜びをこんなふうに言っています。「あたしティーンエイジャーになるのよね。」「ゼロティーンだよ。二けたの数字だもの。」「来年はワンティーン(11)で、再来年はツーティーン(12)で、それからサーティーン(13)、フォーティーン(14)ってなるんだもの。」
 ラモーナにとって10才はちょっぴり大人になること。ラモーナ流に考えると、ティーンエイジャーの仲間入りをすることなのでしょう。小さい時からいつも悩みを抱えていたラモーナが10才になったときにはとてもうれしい思いをしました。シリーズがたくさんあるので、ぜひラモーナの物語を読んでみませんか。ラモーナと出会ってほしいです。
 以前、テレビでケストナーが取りあげられた時、ケストナーの作品をどんなふうに読んでいるか、ドイツの子どもたちに尋ねる場面がありました。「まだ10才でないので、お父さんに読んでもらっている」「もう10才になったから一人で読んでいる」と答えていました。
 読んでもらうか、一人で読むか、10才は子どもの読書にとっても大きな分岐点になります。10才を過ぎてもその子が望むなら読んであげていいと思いますが、10才は本当のひとり読みが始まる時と言ってもいいようです。絵本を読んであげるお母さんは多いですが、昔話や幼年文学、児童文学もどうぞ読んであげてください。ぜひお家で、長い物語を、10才までに1冊でも2冊でも読んであげてください。お父さんに読んでもらうのもいいですね。春休みはそのチャンスです。
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