まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

いろいろのお知らせ

2023-05-16 18:27:34 | 文庫のページ
 3500回目の文庫の日を祝って   6月21日(水)と24日(土)
 特別おはなし会 4:00  昔の遊び(けん玉・お手玉・あやとり) 4:30

 週2回開いている文庫(2005年から第2土曜日はお休み)が6月21日に3500回目を迎えます。まだコロナの心配もありますので、大きな企画はできませんが、昔の遊びをいろいろ楽しみたいと思います。お友だちを誘って遊びに来てください。
 1000回目の文庫の日 1989年1月21日(土)  1500回目の文庫の日 1995年5月20日(土)
 2000回目の文庫の日 2001年11月28日(水) 2500回目の文庫の日 2008年10月1日(水)
 3000回目の文庫の日 2015年10月21日(水) 3500回目の文庫の日 2023年6月21日(水)

夏の特別おはなし会 7月22日(土)4:00です。
 年3回開いている特別おはなし会です。子どもも大人も初めての方も誰でもお話を覚えて語れる会です。詩やわらべうた、短いお話など、どうぞ覚えて語ってみませんか。子ども達もぜひ挑戦してみてください。   語る方は 7月5日(水)まで お話の題名をお知らせください。

文集「なかま」45号の原稿締め切りは5月末です。
どうぞご協力ください。夏休み明けには発行したいと思っていますので、よろしくお願いします。

ママにうれしい情報誌「ままぱれ」(奇数月発行)で
     5月号から絵本の紹介をさせていただいています。

 文庫で楽しんできたロングセラーの絵本を紹介していきたいと思っています。
今回紹介した絵本は
①『きゅっきゅっきゅっ』(林明子 福音館書店)②『タンタンのハンカチ』(いわむらかずお 偕成社)③『きつねのホイティ』(シビル・ウエッタシンハ 福音館書店)です。
「ままぱれ」は文庫にも置いてありますので、どうぞご覧ください。
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5月・6月の文庫の日

2023-05-16 18:16:33 | 文庫のページ
5月17日(水)
 4:00 おはなし「ちいちゃいちいちゃい」 松尾
 4:30 おりがみ(吹きごま)
5月20日(土)
 4:00 おはなし「おばあさんのひっこし」 武田
 4:30 おりがみ(吹きごま)
5月24日(水)
 4:00 おはなし「だめといわれてひっこむな」 松尾
 4:30 おりがみ(ミニバッグ)
5月27日(土)
 4:00 おはなし「ホットケーキ」 中村
 4:30 おりがみ(ミニバッグ)
5月31日(水)
 4:00 おはなし「鳥になりたかったこぐまの話」 武田
 4:30 牛乳パックの変身箱パズル
6月3日(土)
 4:00 おはなし「ヤギとライオン」 松尾
 4:30 紙テープのしおり
6月7日(水)
 4:00 おはなし「ヤギとライオン」 松尾
 4:30 紙テープのこま
6月10日(土)
     第2土曜日は
        文庫お休みです
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5月におすすめの絵本

2023-05-16 17:42:23 | 文庫のページ
5月におすすめの絵本、いろいろ!
 今月の詩で、小野十三郎さんの詩を選びましたので、印象深い山が登場する絵本を紹介します。
『ゆうちゃんのゆうは?』 神沢利子/田畑精一 童心社
 弟のゆうちゃんの名前が気になるお姉ちゃんの話。「ゆうゆう」の「ゆう」だと話してくれたのはお父さん。「ゆうゆう」とは「雲みたいでもあるし、広い海のようでもあるし、大きな山のようでもある」と。
 この山の絵を描くために田畑さんは浅間や乗鞍や妙高を1年かけて歩いて、どの季節の山が一番「悠々」といえるか考えます。雄大な山の絵に出会えます。
『富士山うたごよみ』 俵 万智 短歌/文 U・G・サトー絵 福音館書店
 短歌と絵で、立春から大寒までの二十四節季を興味深く紹介した本です。二十四節季と俵万智さんの短歌とU・G・サトーさんの遊び心あふれる富士の絵が、見事にコラボした世界に感動できます。「立夏」のところで俵万智さんの選んだ短歌は「自転車のカゴからわんとはみだして なにか嬉しいセロリの葉っぱ」です。U・G・サトーさんの絵からは青と緑と白がまぶしく目に飛び込んできます。真っ青な空の遠くに富士山の姿が小さく、左下にはセロリをカゴにのせて自転車を走らせる半袖姿の少年が見えます。まさに夏の始まりです。
 「母の日」にちなんで2冊紹介します。
『おかあさん』 シャーロット・ゾロトウ/アニタ・ローベル 童話屋
 自分が誕生するまでのお母さんの人生を写真でたどる女の子の幸せそうな姿が感動的です。
『おかあさんがおかあさんになった日』 長野ヒデ子 童心社
 出版されて今年で30年になります。初めての出産に不安を持つお母さんの気持ちに寄り添い、出産の場面も描かれます。子どもはこの場面が好きです。「あなたのうまれた日、おかあさんがおかあさんになった日」という最後の言葉も心に残ります。
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今月の詩 5月

2023-05-16 17:21:39 | 文庫のページ
  山頂から
              小野十三郎
 山にのぼると
 海は天まであがってくる
 なだれおちるような若葉みどりのなか。
 下の方で しずかに
 かっこうがないている。
 風にふかれて高いところにたつと
 だれでもしぜんに世界のひろさをかんがえる。
 ぼくは手を口にあてて
 なにか下の方に向かって叫びたくなる。
 五月の山は
 ぎらぎらと明るくまぶしい。
 きみは山頂よりも上に
 青い大きな弧をえがく
 水平線をみたことがあるか。
           (『詩のランドセル5ねん』らくだ出版)
 高く天を目指して伸びる枝いっぱいに広がるケヤキの若葉の美しいこと、さわやかなこと。卸町のケヤキ並木が今とても美しいですよ。そんなさわやかな5月を感じさせてくれる詩に出会いました。
 小野十三郎さんの「山頂から」という詩です。あふれんばかりの若葉緑、下の方かはかっこうの鳴き声が聞こえ、海の青と空の青が重なり合うような広大な景色。5月の山を登る「ぼく」の感動が五感に沁みるように伝わってきます。山頂よりも上に大きな弧をえがく水平線も感動的です。声に出して読みながら、5月の山の空気を胸いっぱいに味わってください。
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