さて、ヤマニンジンをどんな風に料理しようかと考えた時に頭に浮かんだのが、
irumaで食べたモヤシとセリのナムルでした。
本来はお浸しや胡麻和え・てんぷらなどにするらしいのですが、
ヤマニンジンもセリ科だということなので、
これは案外いいかもしれないと思い、
早速調理を開始しました。
あく抜きのために十分に茹でて流し水にさらし、
切って一口食べてみたら、物凄い苦さです。
だんだん不安になってきましたが、
このために大豆モヤシも茹でたし、
ここまで来たら決行するしかありません。
塩胡椒やごま油・コチュジャンなどいろいろな調味料を入れて、
苦味を少しでも消すことにしました。
さあ、同じように道の駅で買ってきたパセリたっぷりのポテトサラダや、
塩出ししたアイコの味噌漬け、
鶏と大根の煮物など他のおかずも出来ました。
ドキドキしながら食べてみたら、
こりゃ駄目だ！
苦すぎて舌がビリビリ痺れてきます。
これを美味しいと思える人がいるなんて信じられないくらいのえぐみです。
神の薬どころか、私には毒にしか思えない味でした。
調理法を聞いた時の、
道の駅のお母さんたちのなんとも言えない表情の意味が今やっと分かった私です。
「それなら売るなよなー！」
どんなに体に良くても二度と食べません。
断固拒否します。
それともやり方次第でこの強烈な苦味と痺れが消えるのでしょうか？
＊ランチョンマットにしたのは、『かまわぬ』の手ぬぐい「スミレ」です。