昨夜、トートバッグの最後の作業をしました。
両側にグリーンの革を輪にしてカシメで止めたのです。
カシメ打ちをしたのは、初めてです。
やったことのないことをやるのは不安で、何日もほったらかしにしていたのですが、
やはりもう少しで完成なのに、そのまま放置しておくのも気になるもので…。
グリーンの革が思ったより厚くて、
こわごわ穴を開けてカシメの足の長い方を入れてみたら、頭が出てきません。
これではキチンとカシメが打てないので、駄目です。
もう一度新しく革を切り直して、
革包丁で半分ぐらいの薄さに漉いて(これも初めてでしたー)、
本体と飾りの革に別々に穴を開けて、
カシメを両側から入れ、金槌でバンバン叩いたら、
意外なほど簡単に仕上がりました。
叩きすぎて、足の形がうっすらと浮き出ちゃったけど、ガッチリ止まってます。
こういう風に
「ピンなどに圧力をかけて先端をつぶして接合すること」を
建築用語で「かしめる」というのだそうです。
これ、私は初めて聞く言葉ですが、皆さんは知ってましたか?
ちなみにこの動詞、「マ行下一段活用」なんだとか。
こうして遂にトートバッグ、完成しました。
(グリーンの革の残りを使って、何か飾りをつけたいと、実は思っているのですが…)
*きょうのおまけ
午後、新屋までドサ回り、おっと違った、外回りでした。
仕事を終えた帰り道、
近くにこの間の革教室で食べて美味しかったロールケーキのお店
『パテイスリー城』があることを思い出して、ちょっと寄り道。
(右側にチラッと見えるのが、新しいマイカーです。)
本当は「男のアップルパイ」というのを食べてみたかったのですが、
売り切れていたので、
「特城ロール」をお買い上げです。
1000円でお釣りが来ました。
思ったより安いわ!
夕食後食べたのですが、ほんのりとメープルシロップの香りがして、
やはりうんまーーい!