気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

みんなで囲んだお盆の晩ご飯

2009-08-16 19:53:12 | yaplogから

1年に1度、妹家族と実家に集まるのがお盆なのですが、
今年は私の仕事のけりが付かず、
実家に行けたのが12日。
前日に着いていた妹夫婦と長男は
白神山地や鯵ヶ沢に1泊旅行に出かけていたので、すれ違いでした。

だから、みんなで実家で食べる晩ご飯は13日だけ
(14日は居酒屋さんへみんなで出かけたので…)になってしまい、
張り切っちゃった。

母が腰を痛めているのもあって、
今年は(いや、今年もかな?)私が作ったんですよ。

みんなに大好評だったのが、鯛のカブト煮でした。
ジャスコで大きな鯛のアラが売っていたので、
牛蒡と一緒に炊いたんですが、
油の乗ったアラから出た旨みが、
牛蒡にも鯛の身にもジュワーッと染み出して、
コラーゲンたっぷりのカブト煮、我ながらいい出来でした。
(箸で盛り付けたら崩れちゃったのが、ちと惜しい!)

コツは惜しげもなくお酒をたっぷり入れることです。
新鮮なアラだったので、生姜は入れませんでしたが、
生臭さは一切無し。
男鹿の鯛かしら?
これ、美味しかったですよ!


その次に好評だったのは、
キュウリとミョウガのサラダに添えたミニトマト「アイコ」。
これは別に私が作ったわけじゃないけど、
何もつけずに食べても、果物みたいに甘いの。
色を見ただけでも完熟だって分かりますよね。
大潟村の農家さんに感謝です。

その他にはお漬け物に、お刺身にサザエの焼いたの。
ジャスコで見つけて、どうしても食べたかったホヤは、
キュウリとアオジソでお酢の物にしました。
ゴマもちょっと散らしてみたんだけど、これも美味かった!

で、もうひとつ、ひょんなことから出来たのがカボチャの茶巾絞りです。

13日の朝は「おりょく膳」を仏壇の父と祖父母にお供えしなきゃいけないので、
野菜の煮物とカボチャを火にかけながら、
お浸しにする菊を準備してたんです。
夢中になって花びらを取っていて、ふと鍋を見たら、
カボチャがすっかり煮崩れてました。

で、何とかしなくっちゃと思って、
煮詰めてつぶしてカボチャのキントンにしちゃったわけです。
これが意外にいい箸休めになりました。

ジュンサイのお吸い物も作ったんですが、
ビールを飲んでいるうちに写真を撮るのをすっかり忘れちまいました。

ちなみに「おりょく膳」とは御霊供膳(おりょうぐぜん)のこと。
我が家ではお盆の時は、
①お赤飯、②お吸い物、③お浸し(今回は菊とミョウガとインゲン)、
④(いろんな野菜たっぷりの厚揚げとこんにゃく入り)煮物、
⑤キュウリと蕪のお漬け物、⑥カボチャ(今回はキントン)をお供えします。

お赤飯だけは私は作ったことがないので、
母にお任せしました。
(今年は柔らかさも色もバッチリでしたよ、かあさん。)