秋田県立美術館で開催されている『異界をひらく 百鬼夜行と現代アート』展に、
私たちの先生が制作協力された、鴻池朋子さんの『白無垢』が展示されているので、
絶対見たいと思って、水曜教室のＭさんＯさんと３人で行ってきました。
秋田の小さな美術館の１階～３階の全部を使った特別展、
１階だけは撮影ＯＫと言うことで、『白無垢』が写せたので見てくださいね。
昨年秋の横浜での鴻池さんの個展の後、先生がまた沢山手を加えられたので、
ますます「嫁ぎ先」と言う異界で何が起こるか分からない
不気味さ・危うさ・妖しさ・激しさが表現されていて、
距離的にも近くで見られたことで作品に使われている技巧法もはっきり見られて、
恐ろしくも美しい～！
この作品の他に入ってすぐのところに
襖絵『Dark Crow』（撮影禁止でした。残念！）も展示されていたのですが、
鴻池さんの作品は骨太で強烈なインパクトがあるのですが、
それだけじゃなく、
すぱっと１本、筋が通っているというか、凛とした品格があるんだよなあなどと、
素人ながら偉そうに思ってしまいました。
これは三瀬夏之助さんの『空虚五度』。
これも好きな作品でした。
こちらは岡本瑛里さんの『かやせ、もどせ』。
このアクリル絵の具の鮮やかな色彩も好きでした。