気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

おらが秋田は美人の出どこ~♪

2016-10-23 20:38:48 | yaplogから

先生に誘われて、県立美術館のミュージアム・コンサート
「藤田嗣治が惹かれた踊りと調べ」に行ってきました。
藤田の20m以上ある大作「秋田の行事」が展示されている美術館らしい企画ですよね。

ヨーロッパから帰ってきた藤田が、日本を海外にPRする観光映画の監督として来県し、
角館を撮影した時出会った、秋田民謡と手踊りにとても感動したのだとか。
藤田が「地方の伝統こそ日本文化だ。」との思いのもとに制作した映画は、
「古臭い。新しい日本の宣伝にはならない。」と輸出を見送られたのだそうで、
失意の藤田が、そのすぐ後に「秋田の行事」に取り掛かった時、
秋田民謡を大音響で流した中で、絵を描いていったのだとか。

今日聴いてみて思ったのですが、秋田民謡ってとても明るい曲が多いんです。
確かにテンションあがるわ~(笑)。
縮小版レプリカの前で舞う、秋田美人さんたちの「しな」も美しいこと!


「秋田の行事」の絵の中には
今日踊ってくれた方たちの前身である「仙北歌踊団」の踊り手である
可愛い秋田おばこが2人雪室(かまくらですね。)の中に描かれているんですよ。



とか、いかにも物知り顔に書きましたが(笑)、
実は先生のメールの「行く前にランチしませんか?」
と言う1文に惹かれて行ったと言うのが本音です(笑)。
『千秋軒』のトマトソースのオムライス、おまけのオニオンスープ付き~♪
フンワリ卵が美味しかった~。


これ、何を写してるんだ?って感じですよね。
ランチ後コーヒーを頂いた旧『みきょう』(今の店名、チェック忘れ!)のスプーン。
物凄く好みで、ついパシャリ。

ちなみに今日のお題は、秋田民謡「秋田節」の歌い出しです。
久しぶりに聴いたんですが、
秋田の「いいとこ」をいっぱいPRしたお見事!な歌詞だったわ。

こんな↓歌詞です。(興味が無ければスルーでOK。)

おらが秋田は美人の出どこ お米にお酒 秋田杉
それに名のある おばこ節 こけし人形に 蕗みやげ(ハ イヤサカ サッサ)

雄物川をば 流れる筏 桜や石油の やぐら見て
土崎港に どんと着きゃ あの娘のお酌で 上り酒(ハ イヤサカ サッサ)

俺も行きたい 男鹿島巡り 八郎潟をば 右に見て
可愛いおばこの 船に乗り 行けば鴎も 波枕(ハ イヤサカ サッサ)

出羽の秋田の言葉こ好きだ 雪こでだるまこ こしゃで見た
炭こでまなぐこ鼻こつけ 耳この大きいのに福が来る(ハ イヤサカ サッサ)

4番のなんにでも「こ」をつける秋田弁、私も好きだなあ。
「こしゃで」は「作って」、そして「まなぐこ」は「目」です。
最後に「福が来る」で終わるのがめでたしめでたし~。