総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』

2009-03-30 | 映画(洋)を熱く語る
『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』

【ストーリー】
ロンドンのエリート警官ニコラス・エンジェル(サイモン・ペッグ)。
優秀過ぎるという理由で、田舎の村へと強制左遷。
署長の息子のダニーと相棒を組まされるエンジェルだが、のどかな田舎の生活になじめない。
しかし平穏なはずの村に、次々と残虐な殺人事件が起きる...

この作品はDVDで鑑賞しました。
ロンドンで優秀なエリート警官“エンジェル”は、上司の妬みから田舎に左遷されてしまう。

↑「ショーン・オブ・ザ・デッド」の“ショーン”とはと違い、真面目で正義感溢れるお堅い性格のキャラクター。
ちょっと変な違和感が...(笑)

ヴィレッジ・イヤーに何度も選ばれた平和でのどかな村にやって来た“エンジェル”。
(村と言っても車も多い、結構大きな町です)
事件など何にも起こらないので、平和ボケした署の一員。
前の日に捕まえた酔っ払いが所長の息子だった...その息子の“バターマン”とコンビを組まされてしまう。
呑気なフインキに馴染めず、1人浮いてしまう“エンジェル”。

しかし平穏なはずの村に、次々と残虐な殺人事件が起きる...
捜査に張り切るエンジェルだが、村人も警察の仲間も、みな事件を「事故」として片付けようとする。
この村にはある秘密が隠されていた!

「ショーン・オブ・ザ・デッド」の2人と監督さんの作品と言うことで、期待して観賞したのだが、
うんうん、相変わらずの独特のテンポ良い話の展開ナリ~♪
今回は刑事ドラマと言うこともあり、より一層強くそのセンスが感じられます。
呑気な軽~いフインキは健在で、目を覆いたくなるようなスプラッター描写の殺人が、
イイ意味で話の軽さを引き締めます。
「キャーーー!!」

↑何処となく「ショーン」のスプラッター的演出が感じられる殺人シーンの数々。
殺人が起こっているのに、全然そうだと思わない村人達の能天気な明るいフインキと、
逸早くそれに気が付くショーンの頭の切れの良さのアンバランス差が絶妙で、
今迄観たことがない刑事ドラマになっています。

↓「刑事ドラマ」オタクの“バターマン”と心通わせていく“エンジェル”。
やはり2人のコンビは健在?

「ショーン」がゾンビ映画のパロディだったのに対し、
「ホット・ファズ」は様々な刑事ドラマのパロディが散りばめられています。
(私はあんまり分りませんでした~、でも関係なしに楽しめます♪)

見せ場のブチ切れガンアクションも派手です。

放題のサブタイトル...『俺たちスーパーポリスメン!』って言うネーミングの悪さはどうなんでしょう?(汗)
確かに派手な悪ノリなアクションでしたが、そっちの方向には行っていません!
日本の配給側のセンスの悪さと言いましょうか?
作品の質を下げてます...残念!


なんでもこの映画、評判を知った映画ファンによる公開嘆願の署名運動が奏功したという経緯があるそうな?
そうです、単なるオバカ映画ではありません。
ギャグかと思われていた数々の伏線が、村の大いなる秘密に繋がって行く緻密なシナリオは秀作です。

ちょっと褒め過ぎかも知れませんが、独特の個性がある魅力的な作品です。
このノリが好きな人には堪らない、お気に入りの1本になるのではないでしょうか?


PS.この映画も「ショーン」と同じく、吹き替えで観た方が笑えて楽しめるかも?
(ちなみに吹き替えも「ショーン」と同じ配役の声で好評♪)
コメント
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