ソフィア王妃芸術センターで現代アートを楽しんだメガヒヨ。
気がつくと夜の8時になっていた。
サマータイムのおかげでまだまだ外は明るい。
でも食事に行かなきゃな~ということで、スペイン版屋台村のサン・ミゲル市場に向かった。
ゴハンとお酒を美味しくいただくためにも歩いて行く。
アトーチャ通りを北西の方向に進み、気ままに脇道をいくと目の前にサンタ・アナ広場が展開した。
夕刻をカフェのテーブルで過ごす人々、こんな日常っていいな。
広場の正面にはエスパニョール劇場がそびえ立っている。
今回はフラメンコ以外のエンタメには触れなかったけれど、次回は是非劇場にも脚を運びたいな。
そしてこの旅行でおなじみのプエルタ・デル・ソルにまたやって来た。
これはマドリッドの紋章を表した『熊とヤマモモの像』。
メガヒヨ、ここでお買い物タイム。
スペインに来たからには皮製品を購入したいと思ったのだ。
プエルタ・デル・ソルに面する最大手のデパート、エル・コルテ・イングレスにやって来た。
あれれ、この看板。
どこかで見たような…。
プラド美術館で見た、『ラ・メニーナス』のパロディなのね!
楽しい!!
画家のベラスケスがイケメンカメラマンになっているのもかっこいい♪
デパートはかなりの人混み。
色んな国の観光客でごった返しているよ。
買い物をする前に、サービス・カウンターで外国客用の割引カードを作ってもらうことをおすすめする。
パスポートを持っていってね。食料品以外の品物を10%引いてくれるよ。
メガヒヨは皮ジャケットが欲しくて色々探してみたのだけど、デザインとサイズが自分に合うものがなかなか見つからなかった。
正直、品質は断然日本の方が上。値段もそう変わるものではなかった。
だったらわざわざ旅先で買うこともないよね。
そんな訳で、色が気に入ったノンブランドのお財布だけを買ってデパートを後にした。
手ごろな値段だったけれど、これもちゃんと割引してくれたよ。
買い物にはまっていたらもう既に夜の9時半!!
市場に向かう途中、何やらマヨール市場で人だかりが。
騎兵隊による儀式が執り行われていた。
本日は5月2日。
1808年のこの日、ナポレオン軍に対してマドリッド市民が一斉蜂起した。
それを記念して、マドリッド自治州の日とされている。
マヨール市場からほどなく歩くと、サン・ミゲル市場にたどり着く。
市場には色んなお店が盛りだくさん。
食材はもちろん、調理済みのおかずやお菓子もいっぱい扱っているよ。
生ハムでしょ、パエリアに、オリーブ、コロッケ、サンドイッチ、キャビア、シーフードカクテル、お寿司…
とにかく美味しいものがいっぱいっっ!!
ワイン専門店もあり、ボトルはもちろんグラス単位でも売ってくれる
あちこちにあるテーブルで食べ物と一緒にいただけるよ♪
シーフード屋さん。
エビにしようか、カキにしようか…。
あとフジツボによく似たものも売っていた。
スペインの人もこういうの食べるんだなぁ。親近感
メガヒヨも前に地元でフジツボを食べたことがあるよ!
迷った末にカキを購入。
色んな種類のカキがあったので二つずつ食べてみたいと思い、指差ししながらスペイン語片言注文にチャレンジ!
「オラ! ドス、ドス、ドス。ポルファボール。」
…これってケンカ売っているんじゃないよ
(こんにちは。これ二つ、二つ、二つ。お願いします。)って意味ね。
ちゃんと通じたよ
しかしメガヒヨがカキを食べていると、決まって人様に声を掛けられるんだよね。
品川でも、広島でも、ニューヨークでも。
何でだろう?
よっぽど美味しそうに食べているからかなぁ(笑)
続いていただいたのは、トマトのピンチョス、タルティーヌ、
でもってサングリア!
美味しいものを少しずつ
本当は生ハムやパエリアも食べたかったのだけど、夜10時になると品切れになったり、一部のお店はクローズしていた。
いくら宵っ張りのスペイン人とはいえ、市場はやっぱり市場。
ガイドブックでは0時とか午前2時までと書いてあるけれど、これから行かれる方は参考にしてね。