New Jerseyからマンハッタンに戻ったメガヒヨとNick姉さん。
軽い食事をとった後、『MURDER BALLAD』上演中のUnion Sauare Theatreへ。
キャスト勢ぞろいの写真を前に期待感が高まる!!
あらすじ
ニューヨークのバーテン、トムは遊び屋の男。
サラと恋仲になるも、彼女は誠実なマイケルと結婚してしまう。
元恋人が人妻になると、トムは却って執着心をつのらせる。
その抑え切れない想いは段々とエスカレートしていくのであった。
Murder Ballad: A New Musical (World Premiere Cast Recording) | |
Yellow Sound Label |
昨年秋のCity Centerの公演が好評だったため、Off Broadwayのこの劇場にて再上演となったこの作品。
なお、ヒロインのサラについてはオリジナルのKaren Olivoさんが女優業を引退したため、『HAIR』、『Ghost』のCaissie Levyさんが演じている。
作品の宣伝に関しては、ネットのバナー広告が盛んだった。
チケットを購入した次の瞬間、ありとあらゆるサイトでWill氏とCassieさんのディープなキス動画が表示されるんだもの
毎日10回以上は見てたんじゃないかな。最初は目のやり場に困ったけれど、だんだん慣れてきたりして(笑)
当日のキャスト表。
本役4人がご出演。よかった、よかった!!
メガヒヨの席はこんなところ。
Will氏演じるトムと、Caissieさん演じるサラが絡むバーや、現場となるビリヤード・テーブルが間近で臨場感たっぷり。
ちなみに隣のテーブルは、キャストが何度か上がっていたよ。
(この図はクリックすると大きく表示されるよ。)
チケットを買った時点では売約済みになっていた隣とお向かいの席。
上着が掛けてあったので誰かが来るのかなと思っていたら、これは芝居の小道具で、実は非売品の席だった。
プールバー向こうの席から、ステージ方向を眺める。
バーの向こうにもシートが。
この作品に通い詰めた日本一のWill氏ファンのchomiさんによると、テーブル席では見えない光景がここからよく見えるとのこと。
バーの小道具の中にはまねき猫なども飾られている。
作品の結末を暗示する血塗られたバット。
開演まで許可されている写真を撮っていると、Michael役のJohn Ellison Conleeさんが知らぬ間に観客にまぎれて登場していた。
慌ててカメラをしまう。
しょっぱなのRebecca Naomi Jonesさんの声から作品に引き込まれてしまう。
実はメガヒヨ。長旅の疲れがピークに達しており、「こんな特等席で居眠りしてしまったらどうしよう…」と不安に駆られていた。
しかしそれは全くの杞憂!!
劇場を狭しと駆け回る4名のキャストを目で追うのに忙しく、眠くなっているヒマなんて無し。
さらに全員の歌唱力に圧倒されっぱなし。
その上、この♪You Belong to Meに象徴されるWill氏のエロいパフォーマンス。
野生の香りまで感じられる迫力あるシーンだった。
サラを巡るマイケルとの戦いもすごかったな。
Will氏は190センチ近い長身だけど、John Ellison Conleeさんは縦にも横にも大きい。
まさにティラノサウルスとトリケラトプスの争いを見るかのよう。
Will氏をJohnさんが担いでバーテーブルに叩き落とすのを間近に、メガヒヨはびびりまくってた。
それでもって「ケンカをやめてぇ~♪ 二人をとめて~♪」と、サラの立場に勝手に感情移入していたりして(笑)
ところで最後のオチだけど、英語が不自由なメガヒヨはエラい勘違いをしていた。
観劇して2カ月後にchomiさんに教えてもらうまで、my original storyを勝手に作り上げていた
ここで知ったかぶりして恥をかかないで良かった(笑)
さてさて。見当違いはともかく、息つく間もなかった90分。
そして興奮が醒めやまぬままのステージドア。
まずはナレーターのRebeccaさんと2shot♪
お顔も本当に可愛らしくて、まさに歌姫と呼ぶのにふさわしい方。
『The Full Monty』のオリジナルのデイブ役であるJohnさん。
12年前はサランラップぐるぐる巻きのギャグで大笑いしたなぁ。
あのときはキャラの印象が強くて、この方の歌唱力の素晴らしさを認識できずにいた。もったいない
恋愛ものへの出演が続くCaissieさん。
小柄で大人しい顔立ちなんだけど、内側から輝くような色気を持つお方。
生まれながらのヒロイン体質なのかも知れない。
最後は今回の旅行でNickくんに次いでのお目当てであるWill氏!!
声も演技も美貌も完璧。
メガヒヨは例の切り絵カードと、日本からのおみやげを差し上げた。
切り絵にはWill氏も関心を持ってくれて、どんな作りになっているのかと爪でツンツンしていたりしてた(笑)
そこでNick姉さんが「彼女は昨年にもプリシラのビーズドレスを作って来たのよ。」と言ってくれた。
そしたら「ああ、あれならうちの台所に飾っているよ。」だって!!
うひゃあ!! その台所というのはAudra様とWill氏の愛の巣でしょう!? なんたる光栄!!
締めくくりにもう一枚。
強力な支援者であるNick姉さんとの写真がさらに笑顔だった。
超がつく位ハンサムで才気にあふれている、その上ノンケだなんて正に絶滅危惧種。
メガヒヨは、彼の活躍をNickくんの次くらいにお祈りするのであった。