メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

金魚ちょうちん祭り

2009年08月13日 | メガヒヨの日々つれづれ
夕方から始まった金魚ちょうちん祭り。
金魚型のねぶたが引き回され大変盛り上がった。
占いコーナーもあったので、老後の不安をみてもらったりした。
祭り終了後は地元若者の夜遊びスポットなどに行って、若い衆が踊るのを見ながら飲んだりした。
楽しかった。

柳井到着

2009年08月13日 | メガヒヨの日々つれづれ
金魚ちょうちん祭りが開催される柳井に到着した。
早速西蔵秘密基地にて金魚ちょうちんを製作した。
その後白壁の街で金魚サイダーを飲み、プロフェッショナル仕様金魚ちょうちんの店に行った。
そこで妹は巨大金魚ちょうちんをマイスターから購入した。
メガヒヨもつられて欲しくなった。
ただいま購入検討中。

映画『HACHI ~約束の犬~』

2009年08月11日 | 国外・舶来エンタメ
映画『ハチ公物語』がハリウッドでリメイクと聞いた時には、ジョークかと耳を疑ってしまった。
しかも主演の教授役はリチャード・ギア!!

戦前の日本が舞台のオリジナル作品なのにどうアメリカを舞台にするのだろうかと思っていたら、設定は現代とのこと。
しかもハチは秋田犬なのに拾い犬という話。
いったいどのような作品になるのだろうか?

それでも何やかや言って結構楽しみにしていたメガヒヨ。
しっかり公開日の8月8日に観てきた。
映画館で観たそれは前日の新聞評で語られていた通り、おしゃれな愛犬映画だった。

まず主役の教授。
実在の上野教授は農学の権威だったけど、リチャード・ギア演じるパーカー教授は舞台芸術畑の人。
学生バレリーナが出てきたりして、大変おしゃれ度の高い大学である。

家もおしゃれ。
日本人があこがれるような大きい家。
クールな美人の奥さんは、結構情熱家。
教授とのラブシーンだってある。

さらに駅もおしゃれ。
秋田犬と張り合う巨大プードルが歩き、可愛くてこじんまりした商店街がつづく。
駅前の屋台は日本では焼鳥屋さんだったけど、アメリカでは予想通りホットドッグ屋さんになっていた。

ついでに日本も、綺麗でミステリアスに撮影されていた。
ハチの故郷は「ゆく年くる年」に出てくるような山寺。
そこから伝統工芸風の木製の檻に入れられてアメリカまで送られる。
そこのお坊さんは副業でブリーダーでもしているのだろうか。
個人的にはハチは秋田のマタギの家生まれにしてほしかったけど、おしゃれ度が下がるからだめなんだろうな~。

配送途中で迷い犬になったハチはパーカー教授に保護される。
飼うことになったきっかけを除き、あとの大筋はオリジナル版と一緒。
楽しい日々が続いた後に悲劇が教授を襲い、ハチは帰らぬ人を待ち続けるというものである。

戦争の足音が聞こえる時代背景を色濃く描いたオリジナル版と比べて、
このハリウッド・リメイク版は飼い主と犬の絆にのみ焦点を絞って作られている。

とにかくハチが健気で可愛かった。
特にいじわるをされることも無く、周囲の人々に暖かく見守られている。

リチャード・ギアも良かった。
飼い主役として最適なキャスティングだと思う。
ご本人もゴールデン・リトリバーっぽい犬系の顔立ちだし。
ハチに必死にボール拾いを教えこむシーンは大変なごんだ。

そういえば、オリジナル版で涙を誘うハチの回想シーン。
桜吹雪をバックにした教授がハチに呼びかける思い出の一場面。
メガヒヨは何度これを観ても目頭が熱くなる。

ハリウッドでもアングルはそのままで撮られていた。
ただし背景は変わって、ポプラからの木漏れ日になっていた。
アメリカでも涙もろい人がここで泣くんだろうな~。

ところでメガヒヨが観たのは日本語吹き替え版だった。
地元の映画館は字幕版を上映していなかったので。
リチャード・ギアの「ハーチィ」のセリフ、聞きたかったなぁ。
でも吹き替えもそれなりに良くって、教授の声は北大路欣也だった。
ソフトバンクのCMを思い出しちゃうけど、犬役ではなく、飼い主側の声としてもなかなかぴったりだった。



ミュージカル『スペリング・ビー』

2009年08月10日 | 国内エンタメ
スペリング・ビー
7月某日 銀河劇場
寺崎秀臣 演出・訳詩

バーフェイ 藤井隆
オリーブ 新妻聖子
コニーベア 梶原善
シュワージー 高田聖子
チップ 坂元健児
マーシー 風花舞
ロナ 安寿ミラ
マホーニ 今井清隆
ダグラス副校長 村井国夫

【あらすじ】
パットナム郡のある中学校の体育館では、スペリングの郡大会が行われていた。
これで優勝するとワシントンの全国大会に行けるのだ。
出場者は昨年の優勝者のチップ、
ゲイのカップルに育てられた最年少出場者のシュワージー、
スペルを脚で描き出す「マジック・フット」の持ち主バーフェイ、
昨年の全国大会で優秀な成績を修めた転校生マーシー、
家庭崩壊で辞書を友達とするオリーブ、
地区大会では3位だったけど繰り上がり出場がかなったコニーベア、
その他観客席から数名を交えて争う。
一位の座は誰が勝ち取るのか。



ちょっと前の話になるけれど、天王洲の銀河劇場でミュージカル『スペリング・ビー』を観て来た。
2005年にオフからブロードウェイに進出したこの作品。
その年のトニーでは、「助演男優賞」と「脚本賞」を受賞している。
メガヒヨはCIRCLE IN THE SQUARE THEATERで開幕したてのところをオリジナルキャストで観ている。
日本語上演の速報を聞いたとき、これは観に行かなくてはと思った。

そしてしばらくして入手したチラシにこの様なイメージ写真が載っていた。



ブロードウェイのイメージとあまりにも違うのでびっくり!
これでは夏休みのお子様向けミュージカルと勘違いされちゃいそう。
タイトルだって「スペリング・ビー」だなんて味気ない…。
原題は「The 25th Annual Putnam County SPELLING BEE」。
日本語でも「第25回パットナム郡スペリング競技会」って仰々しく題してくれた方が、
このミュージカルの面白さが数十倍伝わるのに、何てもったいない。

「これはブロードウェイとは別物か。」
メガヒヨは過度に期待するのを止めた。

ところが当日舞台に現れたキャストは、ブロードウェイの衣装にかなり近いものを着ていた。
ところどころ「バージョン・アップ」しているものも。
高田聖子さん演じるシュワージーなんかは、ネクタイがゲイのシンボルカラーのレインボーになっている(笑)
梶原善さん演じるコニーベアも、腕全体が馬のパペットになるような衣装だった。
オリジナル版のカエル人形より、こちらの方が遠目に分りやすいかも。

スペリングの問題や例文も、ブロードウェイと同じくキワどいものだった。
とはいえ日本向きにアレンジされたネタも。
増殖し続けるものとして、「EXILE」なんてのも出されてた。

さらに、この翻訳公演でも観客参加があった。
メガヒヨも応募してみたかったけど、落ち着いて観られないので止めといた。
だけどマホーニ演じる今井清隆さんのファンサービスが結構充実していたので、
観ていて大変うらやましくなってしまった。
特にその日はハーフの可愛い女の子が参加していたのだけど、今井さんはハグに力が入りすぎて歌を一瞬トチっていた(笑)

ブロードウェイではレゲエの兄ちゃんの様だった敗者セラピストのマホーニ。
日本版ではマフィアの親分のような風貌だった。
ナンバーもブロードウェイと同じ曲のはずなのに、全く声質が違うので別モノに聴こえる。
ブロードウェイはロック声、今井さんはオペラ声といった感じ。
今井さんのことはタナボタ企画コンサートでの「ビッグ・スペンダー」以来、
キーヨ姐さんと密かにお慕いしている。
この度のステージでも、存在感を迫力を持って示されていた。

ところでこの日本版での主役(人寄せパンダ)の藤井隆さん。
飄々とした演技でなかなか面白かった。
オリーブをちゃんと肩に乗せていたし、歌もかなりの健闘ぶり。
ただただ残念なのは、おデブでないこと。
『マジックフット』はあの肥満体が軽やかに舞うことで珠玉のナンバーになっているのに、標準体型では少々盛り上がりに欠けた。

このステージでは坂元健児さんを観るのも楽しみにしていた。
自分的にはキャンディードのカカンボ以来なのでかなり久々。
相変わらず、少年らしさを残している方だなぁ。
キリストのシーンでは引き締まった体を拝むことも出来た。
今でもまだまだシンバ役が出来そう!!

ブロードウェイ版とは一番違うキャラクターになったマーシー・パーク。
人種の違いがあるオリジナル・キャストとは違い、日本版では韓国系移民という設定が分らなくなっていた。
単に親から期待をされ続けている優等生ということになっていたけど、
それだけでは背景が分りにくいので、観客に葛藤が伝わりにくかったかも…。
それでも風花舞さんの歌って踊る芸達者ぶりは見事だった。
テコンドーのシーンが跳び箱に代わっていたけど、脚線美の素晴らしいこと!

そして今回あらためてファンになってしまったのがオリーブ役の新妻聖子さん。
声も姿も可愛らしくて、本当の中学生みたい。
彼女は2007年度のトニー賞のNYレポーターを礼儀正しく務めていたので、もともと好感の持てる女優さんだった。
幕間も「あの子可愛い!!」という声がちらほら聞こえた。

そういえば、この日本版には幕間があった。
ブロードウェイでは一幕で突っ走っていた覚えがある。
上演時間も少々長くなっているのではないだろうか。
スペリングのシーンもテンポをゆっくり目に進行していたかも知れない。
日本人に合った「間」をとっていたらそうなったのかな?
楽しく観ている内に気がついたら時間が意外と経っていた感じだったので、それ位の日米の差はどうってことないのだった。

もし再演があれば是非また観てみたいと思える作品だった。

メガヒヨ、墓参りをする 2009夏

2009年08月02日 | メガヒヨの日々つれづれ
最近夏バテのせいか、ブログからご無沙汰しているメガヒヨ。
週末を利用して静岡県へお墓参りに行ってきた。

いや。お墓参りも大事だけど、一番のお楽しみは伯父の畑での収穫である。


メガヒヨさん、ナス畑の前でスタンバイ。
ここ最近の天候不順のせいか、少々顔が青くなっております。


夏といったらヒマワリ。
種も美味しく食べられるしね♪


ゴマ畑にて。
残念ながら収穫面積の割りにちょっとしか取れない。
でも国産のゴマは粒が大きくて香ばしいので、育てる価値はあると思う。


グロッキーだったメガヒヨさん。
沢山野菜を食べて、顔色も良くなった。

そんな訳で夏バテを克服することができた。
書いたままストップしている「スペリング・ビー」の観劇記も、近いうちにupしたいと思っている。