命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

ためらい

2015年12月26日 21時08分26秒 | ひと口法話

損を一気に取り戻そうとすると、たいがいは無理が生じ、うまくいかないもんです。

そしてその無理が続かないようになって失敗で終わる。

ダイエットでいっとき効果があっても、そのうちに続けられず、逆にリバウンドしてしまうのと同じです。

スポーツで失敗しないことばかりを考えて、安全策をとっていると

かえって相手に得点されることが多くあります。失敗を恐れすぎると、伸び伸びできなくなるんです。

物事もこれと一緒で失敗しないことを最優先に考えて行動していくとかえって徐々に失敗していくことがあります。

人生にとって「ためらい」が敵になる場合があります。特に上手くいかないことばかりが多いと

新しいことも「ためらい」が先にきてしまいます。「ためらい」はほどほどに。


己が花を咲かす

2015年12月25日 17時31分30秒 | ひと口法話

すぐに弱音吐いて諦めるようではあきまへんで。

もうあかんと諦めんと、

最善を尽くせばなんとかなるもんです

それには、それができるということを自分自身で信じることです。

 

そして、一つのことを長く続けていれば、

必ずいつか花が咲いて実がみのるときが来るもんですわ

もう少し頑張ってみなはれ


今この瞬間を

2015年12月24日 22時55分23秒 | ひと口法話

「あの時、あのことがなかったら・・・」

「あの時、ああしといたら・・・」

みなさん、こんなこと思うことよくありませんか。

そやけど人生は一回きりの真剣勝負でっせ。

そういう自覚を持って「たら、れば」を言わなくていい

生き方をしたいもんですな。


放下着(ほうげじゃく)

2015年12月23日 22時48分51秒 | ひと口法話

ほうげじゃくという禅の言葉があります。

「何もかも捨てたときに悟りが得られる」というような意味です。

黒い雨傘をさしたまま、夜空が見たいと思ってその傘にツンツン針で穴を開けて

努力しているのが悟りを求めている私たちの姿です。

そんなことをしなくても、傘を捨てればいいだけのことなのに、それに気が付かないのです。

傘を持つということにこだわるから、こういうことになるのですね。

いやなこと、めんどくさいこと、もろもろなことを放してしまいましょう。

人間、努力はすべきだけど、無理はしちゃだめです。

長い人生のうちには、そういう時期があってもいいと思います。

疲れたときは休みましょう。