貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

島田市: 島田市博物館 芭蕉の句碑2基と幼児と・・・・!

2023-08-21 10:17:14 | 日記
令和5年8月21日(月)
島田市: 島田市博物館            
 博物館は、
島田市中心部から西に
1.8キロメートルの、
大井川河川敷近くに所在。
<島田博物館>

 旧東海道島田宿の大井川川越し
の宿場を再現した国の史跡
「島田宿大井川川越遺跡」
の街道沿いにあり、
史跡エリアを含めて
「ヒストピア島田」
と総称される。
 本館の北東約200メートルの街道
沿いに分館がある。
<分館>

 今回は、両方訪問。
 先ず、本館。

 可愛い池のコンクリート橋の上で、
近所の母子が散歩に。
 1.2歳で、探索の年頃。
挨拶すると、その男児が私に
多大の好奇心!
 暫くの間相手し、
芭蕉の句碑を向かうと、
一緒についてくる。
<芭蕉句碑二基>

 足取りもしっかりし
嬉々としている。
 芭蕉2回目の逗留、
元禄7年(1694)5月中旬に
塚本如舟宅に宿泊した際に詠んだ句。

 この句からは、
如舟がもてなしたお膳の汁には、
春野菜であるちさ(チシャ菜)と
盛夏のものである茄子が入っている。
 青々として香り高いちさと
色鮮やかな紫の茄子との
コントラストが印象的で
あったことが覗える。
 そのもてなしに感謝を表す句
となっている。
<芭蕉の句「ちさはまた・・・」

「ちさはまた 
  青はなからに 
     なすび汁」 
<芭蕉句説明>
<芭蕉句碑二基目>

「たわみては 
   雪まつ竹の          
    けしきかな」
      はせを
 頭を垂れしなった竹をみて、
まるで間もなくやってくる雪の重みを、
感じ取っているようだという意。

 元禄7年5月中旬、
島田宿で風雨となり、
3日間川止めとなった時に
詠んだ句の中の一句。
<芭蕉句「たわみては・・・」の説明>