貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

静岡市鞠子宿丁子屋蕎麦打つ前に先ず掃除!

2023-08-06 09:39:24 | 日記
令和5年8月6日(日)
静岡市鞠子宿: 丁 字 屋              
 鞠(まり)子(こ)宿は、
東海道五十三次の20番目の
宿場である。
<富士と鞠子宿と丁子屋>

 丸子とも書く。
 東海道中でもっとも小さい宿場で、
天保14年(1843)の記録によると、
家の数は211軒、
旅籠は24軒であったという。
 東海道伝馬制の制定により、
丸子が宿場町となった。
<鞠子宿高札跡地>

 安倍川の丸子橋近くには、
高札場の跡があり、
<高札場跡>

宿場町に現存する高札のレプリカ
が立っている。
<高札のレプリカ>

 丁字屋の名物はとろろ汁。
<丁子屋>

 歌川広重が「東海道五十三次」
に描いた丁子屋は有名。
 クロード・モネの連作
「積みわら」の構図や
グラデーションの使い方等
多大の影響を与える。
 また、十返舎一九は
『東海道中膝栗毛』の
丸子のシーンでとろろ汁を
作中に取り入れる。 
<十返舎一九『東海道中膝栗毛』の碑>

 丁子屋の創業は、
戦国時代末期の1596年で、
以来400年間場所を変えずに
営業。
 当初はお茶屋であったといわれる。
 丁字とは、当時貴重品であった
香辛料の「クローブ」のことである。
 お店の方5,6人が
朝からお店の周りをきれいに
掃除しておられる。

 皆さん、40代以上の
鍛え上げられし品位を匂わす
職人さん。
~つづく。