貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

草加市: 百代橋(はくたいばし) ①百代橋堪能そしてドナルドキーン碑!  

2024-09-16 10:09:01 | 日記
令和6年9月16日(月)
草加市: 百代橋(はくたいばし) ①  
 前回訪れた橋は松原大橋。
 百代橋と勘違い。

 獨協大学に向かって左に、
ドナルドキーンの記念植樹の
石碑があり、
右側に芭蕉の文学碑がある。
取り敢えず周囲から百代橋を眺め、
百代橋を現代の芭蕉と化し、
徐に渡る。

 橋からの眺めは今風だが、
バランスも景観もよし。
 しばらく人の動きや車、建物、
松等、草加の風とともに
観察させていただく。



 ゆっくり橋を下り、逆戻り。
 上る楽しさと下る心地よさを
二度楽しんだ。



 その後、
「奥の細道国際シンポジウム」で、
ドナルド・キーンさんが 
講演された時の記念植樹の前に立つ。

 ドナルド・キーンさんとの
出会いは、10年前、
『百代の過客』という文庫本を手にし、
日本人の日記を、
平安時代から徳川時代まで
まとめたものを読了。 
 その中に、『野ざらし紀行』
『鹿島詣』『笈の小文』『更科紀行』
そして、『奥の細道』、『嵯峨日記』
と芭蕉の紀行日記をまとめておられる。
 その博学ぶりと
美しく、確かな日本語に驚嘆。
 ドナルド・キーンさんは
1922年6月18日、
ニューヨークで生まれ、
ケンブリッジ大学、京都大学等で、
日本の文学や文化を研究し、
それら研究の第一人者となられる。


~つづく。