貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

小豆粥と行在跡記念碑発見

2018-01-15 08:21:33 | 日記
小豆粥と行在跡記念碑発見

平成30年1月15日(月)

 今日は、小正月。

 大正月という七日までの松の内、よく働いた

主婦をねぎらう日だ。

 田舎では、お嫁さんがゆったり、実家に

帰って骨休み!なんてあったな!

 この日は小豆粥を食べ、疫病除けを願った

もの。

 小豆大好きの思いでも懐かしい!

 朝食は、小豆ではなく、大豆の納豆が現在!

 料理上手の家内を、ちょっとだけ労うか。

 どうやって?が一番の悩みの種かな?

 さて須賀川市内。



 こんな蔵も目に付いた。



そして、明治天皇の行在所跡の記念碑も発見。

 この町の様々な歴史や文化など見付けるのも

また一興!



アップアップ



そして、雨考さんの句。

「菊よりも 静かに暮れて 十三夜」





須賀川と軒の栗

2018-01-14 08:31:52 | 日記
須賀川と軒の栗

平成30年1月14日(日)

 昨日は、何十年ぶりかで、砥石を使い、

包丁研ぎをした。

 家にある庖丁全部を研いだ。

 親父は職人だったこともあるけど、

砥石で研ぐ道具類は、いつもぴかぴかで

切れ味抜群だったことを思い出した。

 取りあえず、砥石に慣れることを、今

回は主眼においた。

 先日、テレビでよき砥石になる所を掘り

続けている方を観た。

 それも刺激になり、やってみようかと

モチベーションを高めてくれた。

 
 さて、須賀川市。市役所に駐車。

 
光の国からの贈り物みたいなできたての市役所



可伸庵へ向かう。

可伸庵

可伸庵入口





その説明



これが軒の栗の碑



これは、昔の句碑なのか?



芭蕉の句碑だ。



「世の人の 見付ぬはなや 軒の栗」 

『おくのほそ道』には、

「此宿の傍に、大きなる栗の木陰をたのみて、

 世をいとふ僧有。橡(とち)ひろふ太山もか

くやと閒(しづ)かに覚られて、ものに書付

侍る。其詞、栗といふ文字は西の木と書て、

西方浄土に便ありと、行基菩薩の一生杖にも

柱にも此木を用給ふとかや。」

と句の前文があり。



 然るに、ここにはもう一つ軒の栗の説明碑が。



そこには、芭蕉の句は、

「かくれがや めだゝぬ花や の木の栗」

と記されている。

 可伸の潔い生き様に驚嘆している節も伺える。
 

光の国と芭蕉への思い

2018-01-13 08:42:41 | 日記
光の国と芭蕉への思い

平成30年1月13日(土)

 青梅市はドイツのボッパルトと姉妹都市。

 私が青梅に来たのは、昭和48年。

もうその時ボッパルト市と姉妹都市になっ

ていたから、50年以上になるのか。

 何でも青梅市と自然など似ているという

ことから、当時青梅市に住んでいた蛇の目

ミシンの島田社長とドイツに住んでいた遠藤

弁護士の尽力で、姉妹都市になったという。

 主として青少年の交流が今でも続いている。

 他、北京市とは市民マラソンの交流も実施し、

知人のご子息も北京マラソンに参加した。

 中高校生の時、国際的な交流ができると

いうのは素晴らしいこと。

 これからも続いていくことを願ってやまない。

 さて、光の国?

 素晴らしい市庁舎が完成。その正面に、

光の国と姉妹都市になったシンボルが立って

いた。

 初めは何で?

 傍に行って凄い!

 スケールが違う。こういう姉妹都市との提携も

いいなあ!!!

 その立像は何と「ウルトラの父」。



光の国と姉妹都市の表示

M78星雲光の国と姉妹都市になった表示だ。



ウルトラの父が安全と平和を!



そして、周囲は、芭蕉への思い

 芭蕉の里だ。



 このイラストマップも楽しい!

 芭蕉の句も、こんなふうに!



 さあ、これから可伸庵跡へ行こう。


辞世の句と「風流の初め・・・」

2018-01-12 08:49:57 | 日記
辞世の句と「風流の初め・・・」

平成30年1月12日(金)

 青梅の今日は、恒例のだるま市。

 「二つ買うといくら?」

 「どのくらいべんきょうしてくれるの?」

 兎に角縁起物だから言い値では手を打たない。

 そのやりとりも面白い。



 さて、十念寺。

 十念寺は案内板によると「文禄元年善竜上人の

開山」である。 

 安政2年須賀川の女流俳人 市原多代女に

よって、芭蕉の句、

「風流の はじめや奥の 田植唄」

の碑が建立された。



説明板と芭蕉の句碑



説明によると、



芭蕉の句碑。市川多代女の尽力で建立。



  その後、多代女の

「終に行く 道はいづこぞ 花の雲」

 という辞世の句碑がある。





辞世の句碑 センスの良さを感じる。

 

 辞世の句を詠むことができるのも

一つの幸せかもしれない・・・・。

十念寺訪問:十念って?

2018-01-11 08:08:16 | 日記
十念寺訪問:十念って?

平成30年1月11日(木)

 「冬将軍到来!」

 いよいよ寒さも本格的になる週だそう。

 昨日は、スポーツジムへ行く正午過ぎ、

多摩川橋を過ぎた所で、白い乗用車が

転倒している。

 「どうして、こんな所でひっくりかえるの?」

とびっくり!

 消防車が3台、救急車1台、勿論警察の車など

非常事態。

 帰りは旧東芝の手前の交差点過ぎた所で、

白バイの方が斜めになって、一車線通行でき

ないよう体を張っておられる。

 これもはじめて!

 過ぎた所で、2台の車が停車。接触事故の

ようだ。

 ここでも、事故が起きるような所ではない

のだが、車線変更のミスなのか。

 事故の多い一日だったのか、たまたま遭遇

したのかわからないが・・・。

 ゆったりした気持ちで安全運転を!と心する。

 さて、今朝は須賀川市へ。

須賀川市: 十 念 寺  

2017(平成29)年6月3日 10:15~

十念寺山門



本殿



 十念寺の「十念」とは?

「十種類のイメージを行う修行法のこと」だそう。

「念仏・念法・念僧・念戒・・・・」など十種。

 ちょっと理解しがたいが・・・・。

 すると、浄土宗では、「南無阿弥陀仏」を

十回唱えることとある。

 「四念」「四念」「二念」と区切って唱えること

とある。

 幼い時、寄り合いで大人たちが、

「なんまいだ なんまいだ・・・・・」

と唱えていたのはこのことだったのかもと

今頃納得した。


 この寺など須賀川で、松尾芭蕉と曽良は、

一週間程度滞在したといわれる。。

 滞在中に十念寺にも参詣したことが曽良日

記に記録されている。      

 十念寺は案内板によると「文禄元年善竜上人

の開山」である。

次回の続く。