貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

「大丈夫」って、魔法の言葉?

2018-01-10 08:19:36 | 日記
大丈夫ではない大丈夫?

「お弁当、温めますか」

と、コンビニの店員さんが聞く。

 あなたは、どんなふうに応えていますか。

「いえ、そのままで!」とか、

「結構です」とか、

「大丈夫です。」とか・・・。

 断り方もいろいろ。

 店員さんの親切な申し出に丁重にという

感じかな。

 「コーヒー、大丈夫ですか。」

 「大丈夫です」。

 「今晩、いっぱいどう?」

と誘うと、

 「大丈夫です。」。

 よく使われている例だけど、

そう言われれば、「大丈夫」という言葉、

最近よく使っているなあ。

 便利な言葉・魔法の言葉かな。

 「相手の勧誘に遠回しに拒否する俗語」

として最近の辞書に、新用法として掲載

されたという。

 では、「大丈夫」とは?

①立派な男子 ②しっかりしているさま

ごく堅固なさま。あぶなげないさま。

③間違いなく。たしかに。

という説明を広辞苑ではしている。

 「結構です。」や「十分です。」、「遠慮し

ます。」「間に合っています。」「勘弁して

下さい。」「やめてください。」等々の

意味を込めて、その場その場相手の心証を

気遣った言葉として使われているのだろう。

 しかし、使い方を間違えると、何でも「

ありがとうございます」というのと同じで、

相手に凄い不快感を感じさせることもある

だろう。

 気をつけながら、折々、適切につかって

いこうと、自省した。
 
 ほんと、大丈夫?




ものぐさ太郎月

2018-01-09 08:38:13 | 日記
ものぐさ太郎月

平成30年1月9日(火)

 昨夕から降った雨がよいお湿りとなる。

昨日は曇天、今朝は一皮むけた曇天日。



 それでも、西の方は好天の兆し?



 昨日の荒天の私の句、やはり哀し!

「『ハレノヒ』に 成人ナイタ ドンテンビ」

 ・・・・・・・・・・・。



 さて、

 この月は、「ものぐさ太郎月」?

 朝刊に、蕪村の句を見つける。

「罷り出たものは物ぐさ太郎月」 

 長谷川櫂さんの「四季」。

 1月の月を太郎月ともいうらしい。

1年の最初の月だから。旧暦時代の一月は

春の初めののどかな月でもあったから、芝居の

口上の口ぶりを真似、おどけた蕪村の一句

だそう。

 「太郎月」とは、面白い!

 明朝はでっかい太郎月が楽しめそう!!!

多摩のやまなみと・・・

2018-01-08 08:22:32 | 日記
多摩のやまなみと・・・

平成30年1月8日(月)

 昨日は、徒歩で中央図書館へ。

 往きは、線路沿いを。30数分かかる。

図書館で本を貸借を終え、帰りは多摩川

沿いを逍遥する。

 久し振りに、多摩のやまなみにうっとり!



 乙字ヶ滝を振り返る。

 芭蕉と曾良の旅姿の背後を通過。

 

 滝見不動堂を参拝し、古峯神社の階段を

上がる。





 聖徳太子の像が凜と・・・・。



 阿武隈川を大いに楽しんだひととき。

 乙字ヶ滝と芭蕉

 これも印象に残る滝となる。




地球は大舞台!

2018-01-07 08:55:46 | 日記
地球は大舞台!

平成30年1月7日(日)

 今朝の大空はお日様と雲の競演、協演、

共演・・・・。





「素直・感謝、すなお・かんしゃ、・・・」!

 ほんと、この地球はきょうえんの大舞台だ。

 さて、この「大舞台」。

 「おおぶたい」か、「だいぶたい」か。

 時々、この「大」の読み方が悩みのタネになる。

 今、「だいぶたい」「おおぶたい」とキーボード

と打っても「大舞台」と出る。

 正しいのはどちらか?

 電子辞書の広辞苑では、

「おおぶたい」で検索すると「大舞台」と出る。

 しかし、「だいぶたい」では該当語はない。

 「大空」は「おおぞら」で悩むことはない。

川本信幹さんの『日本語 鵜の眼 鷹の目 烏の目』

によると、大和言葉しかなかった時代には、

「おほうみ(大海)、おほかみ(大神)おほき

み(大君)のようにおほ(おお)しかなかった。

やがて大陸から漢語が大量に流入すると、

大菩薩・大乗などの仏教語、大将・大判事などの

法制用語、漢籍に見える大道・大勇・大丈夫

などが日本人の前に投げ出される。」

と説明されている。

 そして、「大地震」。「おおじしん」が一般的

だが、前記の理屈からすれば「だいじしん」と

発音してもおかしくはないと。

 しかし、「大騒動」は「だいそうどう」のはず

が、「おおそうどう」。

 「法則性があてはまらない。」と。

 今後も悩むことになるから、やっぱり辞書かな。

 そして、頭の材料として話題を提供。

 実は、私も数十年前にちょっと疑問に思った

ことなので・・・。興味深い!

1 「競馬」「競輪」の「競」は、「けい」と

 読むのに、「競艇」はなぜ「きょう」と読む

 のか。

2.テレビで気象予報士が使う「例年を下回る

 寒さ」というのは適切なのか。

3,「かかりつけの医者」の裏返しの表現は

 何か。この言葉は、患者から見ての表現。

 医者から見て、いつも来る患者のことを何て

 いうのか。

 今年の私の課題の一つ。

 知っておられる方は教えて下さい。


芭蕉海山

2018-01-06 08:12:28 | 日記
芭蕉海山

平成30年1月6日(土)

 昨日の夕刊に、

「海底地形に文豪の名」という大見出し。

 小見出しに、

「芭蕉海山」。

  沖縄の南方の海底の海底から千メートル

以上の高さの円錐形の地形の「海山」の一つに

「芭蕉海山」

という名称が、国際機関「海底地形名称小委員会」

で認められたという。

 芭蕉を追う身(?)としては、すこぶる気を

引く話題である。

 先ずは、めでたし、愛でたし!?