貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

木船様と住吉様、そして・・・

2019-04-14 09:24:45 | 日記

木船様と住吉様、そして・・・

平成31年4月14日(日)

 今朝は、6時に太鼓の音。

そして、多摩川の方から花火の音。

 調布大祭と地元友田では、八雲神社

春の祭、そして、橋の向こうでは、

羽村の祭も・・・。

 ちょっと花曇りだが、一日雨降

らずにと願うのみ。

 私は、また水門川へ。

 

 戸田氏鉄が摂津国尼崎藩藩主の時、

京都の貴船神社から分社して祀った

のが始まりという、

「貴(き)船(ふね)神社」も参拝。

 大垣市役所の新築準備のために、

帰路は元来た道を戻るということに。

 自転車は流石に速い。


 「船町道標」に戻る。

「左 江戸道 右 京みち」と刻印されている。

 芭蕉句碑は、  

「花にうき世 我酒白く 

         めし墨し」 。 

 芭蕉句碑巡りの案内もある。

         

 住吉灯台も格好良し!

 住吉神社も参拝!


はぐくみの像 ベビー三態

2019-04-13 09:30:07 | 日記

はぐくみの像 ベビー三態

 平成31年4月13日(土)

 今朝は晴天。

 花粉症再燃?

 鼻水が止まらない症状。

 今年初めて!

 今朝も、水門川へ。

山形県新庄市本会海で詠んだ

芭蕉の句は、

「さみだれを あつめて早し 最上川」 。

 

 東外側橋をちょっと行った所に、

立石寺での芭蕉句碑がある。

「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」

 赤ちゃん三様の「はぐくみ」の像は、

赤ちゃんの特色を見事に再現。

魅入ってしまう。

 そして、山形県最上町の封人の家

での芭蕉句、

「蚤虱 馬の尿(ばり)する 枕もと」

に出合う。

 子どもの時、蚤取りした記憶は鮮明。

左手親指の爪に蚤をのせ、右の親指の

爪でパチンと挟むと、プッチンと

いい音がする。

退治の快音の響き。

 馬の尿はちょっとした轟音!

 この歌からは臭いも感じてしまう

ほど見事。

 家畜との共存・共生時代もよかった

なあ。 

 大垣城東総門跡近く、貴船橋を

過ぎた所に、岩手県平泉で詠んだ

芭蕉の句がある。 

 

「夏艸(くさ)や 兵共が 夢の跡」

 「奥州藤原氏が栄華を極めた町」

というタイトルで、綺麗に平泉が

紹介されている。


花月橋を過ぎて・・・

2019-04-12 08:47:44 | 日記

花月橋を過ぎて・・・

平成31年4月12日(金)

 今朝も寒し!

 すぐ大垣へ。

 花月橋を過ぎると、すぐに

新潟県出雲崎での芭蕉句碑が

ある。

芭蕉の句は、

「荒海や 佐渡によこたふ 

        天河」

 そして、珍橋「武者溜橋」の傍に、

山形県酒田市での芭蕉の句あり。

「暑き日を 海に入レたる 

       最上川」

 最上川河口、袖の浦の寺島安種亭

での句。

 西の方、最上川の河口の彼方に、

赤い大きな太陽が沈んでいく。

 今日の暑い一日を、川が海に流し

込んでくれて、涼しい夕方がやって

きたの意。

 続いて、龍の口橋の傍に、山形県

鶴岡市の芭蕉句を見つける。

「有難や 雪をかほらす 

      南谷」

 羽黒山別当の住坊、若王寺宝前院。

 3月南谷にはもう雪はないが、

雪をいただく月山が・・・。

 遙かに雪の山が望まれ、谷には

薫風が吹き渡って、有難いお山で

あるよとの意。 


冬ごもり塚

2019-04-11 08:59:23 | 日記

冬ごもり塚

平成31年4月11日(木)

 昨日は、ほんと白牡丹が舞い落ちる

雪景色を、葉桜にならんとする

この時期に心躍る。

「ためらひつつ さあれども行く

 傍らに 立たむと君の 

 ひたに思せば」 

 この歌は、3年前の熊本地震

発生後に現地訪問される前の

皇后様の心境を詠われた歌。

 罹災された所へ、本当に自分

などがお見舞いすることができ

るのだろうか。

 被災地に向かう度、恐れに近い

ためらいを抱きつつも、

「人々の傍らに」と願う陛下の

お気持ちに添って行く。

 そんな胸中を詠まれている。

 災害の多かった平成の時代、

お二人の民に寄り添う姿は、

被災された人たちだけでなく、

多くの人がどれだけ嬉しく、

励まされたことだろう。

 ほんと、有難いこと!

 今朝は、晴天!

 水門川沿いの八幡神社へ。

 

 由緒によると、天平勝宝元年(749)

より、大井荘(現大垣市)は、

奈良県は東大寺の荘園であった

という。

 あっと驚くような由緒で、

紆余曲折を経て、今がある。

 大垣の湧水が鳥居からすぐの

境内にあり。

 近辺の人が容器持参で水をもらい

に来られる。

 柄杓やコップが幾つも備え付け

てある。

 冷たくて美味しい水。

 流石「水の都大垣」である。

 芭蕉の句碑は、「冬ごもり塚」

と称し、

「折り折りに 伊吹をみては 

          冬ごもり」

という句が彫られている。

 大垣からは西の方に、伊吹山が

見える。

 冬籠もりの間、時折西の窓に、

雪をいただいた伊吹山を眺める。

景趣に富んだ冬籠もりだの意。


再度水門川へ 富山二句

2019-04-10 08:52:41 | 日記

 再度水門川へ 富山二句

平成31年4月10日(水)

 今朝は、雨から霙へ。

 そして、気温はまた下がり、

雪になりそう・・・。

 大寒の戻りだ!

 しかし、わたしは元気!

 また水門川へ戻る。

ミニ句碑あり。

 円通寺の傍である。

 富山県射水市那古での芭蕉の句。

「わせの香や
     

  分(わけ)入(いる)右は

         有そ海」。

  その後、八幡大橋の手前まで行くと、

 新潟県糸魚川市市振での、

芭蕉の句の説明板に出合う。

「日本海に沈む夕陽の美しい町」

というタイトルの説明板紹介。

 ほんと夕陽はうっとり!の処。

 また、新潟県の玄関口でもある町。

 市の92%が山岳地帯、アルプス

の北端が日本海になだれ落ちる親不知・

子不知は、天下の険として名も知られ、

翡翠も有名と簡潔にまとめられて

いる。

芭蕉の句は、

「一家(ひとつや)に 遊女も寝たり 

            萩と月」