雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

計算ずく。

2009-09-18 22:12:10 | …and so on
昨日の夕方、久しぶりに民放地上波のニュースで酒井法子謝罪会見なるものを見ておりました。会見といえるのかどうか、誰かが作ったメモを読んでるだけじゃないのという疑問も湧きましたが。スタイリストとヘアメークを警察まで呼ぶお金のある人が、500万円の保釈金を払えないわけもなかろうと思うのはワタクシだけでしょうか。わざわざスタイリストにダサダサの服を用意させたとしか思えず、本当に鼻白んでしまいました。謝罪の言葉なるメモも、どう考えても自分で作ったものとは思えないご立派な出来で、拝聴なんて言葉がよく読めたなぁなどと思ってしまいました。事前にルビを振らせていたとすれば、お辞めになった前首相よりはマシですかね。警察を出てきた時はスッピンに限りなく近い顔だと思われたので、さほどの違和感はなかったのですが、謝罪会見では泣いても落ちないウォータープルーフのマスカラでもつけていたんですかねぇ。

一部の熱狂的なファンの方ならともかく、今日、職場でも「一応女優なんだから泣くのはお手の物なんじゃないの?」という意見が大勢を占めました。本当に、心から反省しているのであれば、スタイリストやヘアメークの出る幕などないはずではないでしょうか。大勢のマスコミを意識したかのように化粧して髪も整えて「申し訳ありませんでした」って言われて、ああそうですかと思うほど世の中は甘くないと思うんですけどね。結局、解雇したはずの所属事務所が全部お膳立てして謝罪したかと思ったら、メンタル面の治療が必要だからと入院する。馬鹿なことをしでかした政治家センセイじゃあるまいし、あなたは一体何様なんですかぁ?とどんどんムカついてきました。やっぱり、芸能人って治外法権みたいなところがあるんでしょうね。一般の社会人がこんな騒動を起こしたら当然即刻クビ(それも懲戒処分)だし、もちろん退職金も何もないはずで、辞めたカイシャが何かの面倒を見てくれるなんてあり得ないのです。酒井法子なる被告人が何様か知らないけれど、何もかも計算ずくの感じがして、とっても嫌な気分になってしまいました。