雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

ボキャブラリー。

2009-09-30 21:00:20 | works
今日も本社からの資料要求に振り回されて1日終わりました。人員要求や予算要求時の担当者には、伝言ゲームの伝言をきちんと伝える能力が求められます。前の伝言を次の人に伝えるためには、伝えられた伝言をちゃんと理解することが前提となります。ここで日本語の難しさと、おのれのボキャブラリーの貧弱さを痛感することになるんですね。今日、本社から要求されたのは、昨日提出した資料の表現をもうちょっと「ふくらませる」ことができないかというものでした。表現をふくらませると聞いて、ワタクシは担当セクションにとりあえずそのまま伝えました。まずは正確に伝えないといけないですから。担当セクションからは、当然のことながら「ふくらませる」とはどういうことかと質問されるわけです。そこで、おのれの貧弱なボキャブラリーと照らし合わせて何とか説明を試みます。で、担当セクションから表現をふくらませた資料が出てくるのですが、ワタクシの上司がイメージする「ふくらませた表現」とは違ったりするわけで。

午前中に何とかしろというのが本社のオーダーだったので、午前中はA4版1枚のペーパーが担当セクションとワタクシの上司の間を行ったり来たり。ワタクシはこの手の調整業務を特に苦手としているので、妥協の産物をどうにか本社に提出した時点で、午後の仕事が手につかなくなるぐらいヨレヨレしておりました。これからしばらくはこういう作業が続くのかと思うと、それだけでげんなりします。もっとも、よく考えるとワタクシ自身が資料を作るわけではないのです。それで、何故にワタクシはこんなに疲れているのか、自分でも不思議です。ワタクシの性格的には、自分で資料を作って内容をを直される方が、まだ性に合っている気がします。が、こういう仕事もお給料のうちではあるので、伝言ゲームに必要な理解力やボキャブラリーを鍛えていかないといけませんね。