今日は、久しぶりに本当に爆睡できました。平日は、睡眠時間だけは何が何でも確保しているつもりですが、やはり翌日の仕事のことなどが無意識に忍び込んでいるらしく、睡眠の質という点ではあまりよくないのだと思われます。それに比べると休前日の睡眠は最高で、今朝は本当に気持ちよく起きることができました。特に、今週は要らない気を使わなければならない場面が多かったこともあり、平日は3:00近くに目が覚めたりしていたため、その分、今日の快眠につながったようです。時間的には平日の睡眠時間と大差はなかったのですが、朝、すっきりした気分で目覚めることができました。こういう睡眠は本当に貴重です。仕事を辞めることができれば毎日こんなに快適なのかというと、今度は生活不安なるものがのしかかってくるわけで、人生、やっぱりそんなに甘くはないということのようです。
昨夜「イノセント・ゲリラの祝祭」上巻を読み終えていたのですが、午前中に下巻まで読了しました。海堂作品にはお馴染みの田口・白鳥コンビシリーズの4冊目です。今までは、東城大学医学部付属病院という架空の病院で事件が起こっていたのですが、この「イノセント・ゲリラ」は厚生労働省が主な舞台だし、殺人事件的なことも起こりません。ワタクシが一番好きなキャラクターである速水晃一が登場する「ジェネラル・ルージュの凱旋」も殺人事件などは起こりませんが、それでもスキャンダルめいた事件は起こるわけです。今回は、そういう意味ではかなり異色のお話ではありました。でも、作者海堂尊自身の思いは一番色濃く現れているのかもしれません。このままでは、日本の医療は崩壊してしまうのではないかという危機感が、一番強く出ていたと思います。何せ、海堂尊は現役バリバリのお医者さまですから。それから、今後の海堂作品の伏線がいろいろ張られているような気もしました。海堂作品ファンの中でも好き嫌いは別れるかもしれませんが、個人的にはなかなか面白い本でした。
昨夜「イノセント・ゲリラの祝祭」上巻を読み終えていたのですが、午前中に下巻まで読了しました。海堂作品にはお馴染みの田口・白鳥コンビシリーズの4冊目です。今までは、東城大学医学部付属病院という架空の病院で事件が起こっていたのですが、この「イノセント・ゲリラ」は厚生労働省が主な舞台だし、殺人事件的なことも起こりません。ワタクシが一番好きなキャラクターである速水晃一が登場する「ジェネラル・ルージュの凱旋」も殺人事件などは起こりませんが、それでもスキャンダルめいた事件は起こるわけです。今回は、そういう意味ではかなり異色のお話ではありました。でも、作者海堂尊自身の思いは一番色濃く現れているのかもしれません。このままでは、日本の医療は崩壊してしまうのではないかという危機感が、一番強く出ていたと思います。何せ、海堂尊は現役バリバリのお医者さまですから。それから、今後の海堂作品の伏線がいろいろ張られているような気もしました。海堂作品ファンの中でも好き嫌いは別れるかもしれませんが、個人的にはなかなか面白い本でした。