雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

休む才能。

2010-01-27 21:22:01 | works
今日は朝9;30から夕方17:50まで、途中45分間の昼休みを入れただけで、とにかくずっと会議室に篭って会議をしていました。うちの事業所全体の事業の進行管理会議なので、説明者は入れ替わり立ち替わりなのですが、所長以下幹部の方々とワタクシの上司とワタクシ(←事務局ゆえに)は延々と会議室で説明を聞いたり質問をしたり。途中1時間で10分程度の休憩のあいだに執務室に戻ってメールチェックもしなければならず、それも会議時間が押し始めると、結局最後は2時間続けて説明を聞く羽目になったりして。所長は会議の間中はずっと質問し続けなければならない立場だし、説明する方々は自分の事業の重要性をそれぞれ切々と訴えられるので、幹部はその立場上いい加減に聞いているわけにもいかないわけです。ある意味、偉い方ならではのお仕事です。全部の説明が終了して、事務局が後片付けを終えて執務室に戻ったら、さすがの所長も「今日は疲れたね」とポツリともらされました。説明を受けているときには一言もそんなことはおっしゃらなかったので、さすがに偉い方は違うなぁとミョーに感心してしまいました。

ワタクシなどは会議の事務局というだけで1日拘束されてヨレヨレになってしまいました。最後のほうは、説明されている日本語を全く頭が受け付けなくなってしまう始末。偉い方々とは心構えが全く違うわけで、会議中ずっと「何でワタクシがここにいなければならないのか」というそもそも論さえよく理解できていなかったのです。本当に疲れたので明日か明後日こそ休もうと思うそばから、他の同僚に休暇申請をされてしまいました。「私も…」と言いそびれ、明日提出の資料要求を思い出し、やっぱり休暇を取るのも才能の一つなのだと思い知る今日この頃。1日会議に拘束されたら、物理的に仕事なんてできないのですよ。ワタクシは偉くも何ともないただのヒラヒラで、そーゆー意味では休暇申請だって堂々とできるはずなんですけどね。結局は、にっこり笑って「明後日1日お休みしていいですか?」と聞けた者勝ちなのです。帰り際、「あなたは明日提出資料があるしね」と上司に釘を刺されてしまいました。南の島がワタクシを呼んでいる気がするのは、やっぱり気のせいなのかもしれません。